【ミコマス・ケイ】グレートバリアリーフの白砂ビーチ&野鳥観察を満喫!

【ミコマス・ケイ】グレートバリアリーフの白砂ビーチ&野鳥観察を満喫!

ミコマス・ケイ(ミカエルマス・ケイとも表記)は、オーストラリアのケアンズ沖にある小さな砂の島です。国立公園にも指定されていて、渡り鳥の保護区にも定められています。そして、ミコマス・ケイには、豊かな海洋生物や植物が生息しているため、非常に魅力的な観光スポットとして人気のスポットの1つです。

本記事では、そんなミコマス・ケイの魅力に迫っていきます。

目次

【ミコマス・ケイ】グレートバリアリーフの白砂ビーチ&野鳥観察を満喫!

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ミコマス・ケイとは?

ナポレオンフィッシュ

ミコマス・ケイは、ミコマス・リーフの西端にある小さい砂の島です。まずは、ミコマス・ケイがどのような島なのかご紹介いたしましょう。

■ミコマス・ケイとは?

ミコマス・ケイは、ケアンズから北東に43km、グリーン島を北に17km進んだ場所にあります。植物が生い茂っているミコマス・ケイの面積は1.8haで、海抜は3.5mです。

また、島の大きさは長さが360mほど、幅は50mほどとかなり小さい島であるという点も特筆すべき点といえます。

■ミコマス・ケイの歴史

ミコマス・ケイでは、1800年代~1900年代にかけてナマコ漁が盛んに行われていました。1937年には野生動物の保護区に、1975年には国立公園に定められています。

そして、地元の先住民であるグンガンジ族やマンディンガルベイ-イディンジ族、イリガニジ族にとっては、聖地としての役割も大きい島です。

■豊かな自然が魅力的

ミコマス・ケイの渡り鳥

ミコマス・ケイは、とても豊かな自然が残されている場所です。ナポレオンフィッシュなどの熱帯魚やサンゴ礁などの種類も豊富に見ることができます。

さらに、スピニフェックス・セリセウスやグンバイヒルガオなどの珍しい植物にも出会えます。

先述したように、ここは渡り鳥の保護区なので、鳥たちの姿も多く確認できることでしょう。

オーシャン・スピリット号でミコマス・ケイの探検に出発!

非常に美しい景色を楽しめるミコマス・ケイは、オーシャン・スピリット号に乗って行けます。

続いては、オーシャン・スピリット号についてご紹介しましょう。

■オーシャン・スピリット号のツアー概要

オーシャン・スピリット号のツアーは、Ocean Spirit Cruisesという会社が行っています。

クリスマスの12月25日を除いて毎日ツアーは行われているため、基本的にいつでも行くことができます。

■ツアーに参加する際の注意点

ミコマス・ケイへのツアーに参加するのであれば、上陸できる時間は9:00~15:00。

砂洲には50人未満しか滞在できない、小型船「ビーチバギー」で渡る必要があるといった注意点があります。

美しい自然をじっくりと楽しむためにも、ツアーの注意点はしっかり把握しておきましょう。

■海洋生物学者によるプレゼンテーション

ミコマス・ケイのツアーでは、海洋生物学者によるグレートバリアリーフに関するプレゼンテーションが行われます。

ツアーで乗船する船に備え付けられているモニターを使ったプレゼンテーションでは、グレートバリアリーフの素晴らしさを再確認できるでしょう。

プレゼンテーションは全て英語で行われるため、英語が苦手ない人は楽しめるのか不安になるかもしれません。

ツアーでは日本語スタッフもいるため、別途、日本語スタッフを頼れば内容を把握できます。また、モニターに映し出される熱帯魚を見るだけでも十分に楽しめること間違いありません。

■魚の餌付け体験

ミコマス・ケイの魚たち

ミコマス・ケイに到着すると、船の上から魚の餌付けが始まります。餌を撒き始めると、その餌に目掛けてたくさんの魚が姿を見せます。迫力のある餌付けシーンに圧巻するでしょう。

餌付けの様子はとても面白いので、動画などに撮影しておくと思い出に残ります。日本ではなかなか見られない迫力のある光景をぜひ堪能してみてください。

ミコマス・ケイでマリンスポーツやバードウォッチングを楽しむ

ミコマス・ケイのツアーイメージ

ミコマス・ケイの周辺では、ダイビングやシュノーケリング、グラスボートも楽しめます。

それぞれの魅力をご紹介しましょう。

■ダイビング

ダイビングは、小型船「ビーチバギー」に乗り換えて、ミコマス・ケイに渡ります。

浅瀬で少し練習をしてから本格的にダイビングを行うので、慣れていない人でも安心です。クマノミやシャコ貝などに出会えます。

■シュノーケリング

ミコマス・ケイのシュノーケリング

シュノーケリングもダイビングと同じように小型船「ビーチバギー」に乗り換え、ミコマス・ケイに渡ってからスタートとなります。

ダイビングと同様、クマノミなどの熱帯魚などに出会えるので、とても楽しい時間を過ごせること間違いなしです。

■グラスボート

グラスボートは、ダイビングに参加する人がオーシャン・スピリット号から小型船「ビーチバギー」に乗り換え、ミコマス・ケイに出発した後に開始となります。

係員の指示に従ってオーシャン・スピリット号の後ろ側から、グラスボートに乗り換えましょう。船底が透けているため、泳ぎが苦手な人でも海中散歩を楽しめるはずです。

■バードウォッチング

ミコマス・ケイのバードウォッチング

ミコマス・ケイは、バードウォッチングの聖地とも呼ばれています。グレートバリアリーフ特別保護区に指定されているため、海鳥の繁殖地として有名です。

オーシャン・スピリット号のツアーには、バードウォッチングのためだけに参加する人もいるほど、バードウォッチャーにとって垂涎の的といえるでしょう。

ただし、アジサシなど海鳥の繁殖地として保護されている島なので、ロープで囲まれたエリアには立ち入ることができません。また、野鳥の住処になっているため、風向きによっては臭いがきついと感じてしまう可能性があることも注意点です。

■アオウミガメやクジラに遭遇!?

クジラのイメージ

シュノーケリングやダイビングなどのアクティビティを楽しめるミコマス・ケイでは、アオウミガメやクジラに出会える可能性もあります。豊かな自然が手つかずの状態で残る自然保護区ミコマス・ケイだからこそ、アオウミガメやクジラなどめったに出会えない生き物にも出会いやすくなっています。

また、アオウミガメは人慣れしているので、近い距離での観察も可能です。

ミコマス・ケイツアーでのドリンク・グルメも楽しもう

スパークリングワイン(イメージ)

オーシャン・スピリット号のツアーでは、美しい景色やアクティビティを楽しめるだけではありません。

モーニングティーやビュッフェランチ、アフターヌーンティー、スパークリングワインも、ツアーならではの楽しみとなっています。

■モーニングティー

オーシャン・スピリット号に乗船すると、出航までの時間にモーニングティーと軽食が提供されます。

出航後は揺れがあるため、飲み物を下げられてしまうので要注意です。時間に余裕をもって乗船すれば、モーニングティーをゆっくりと楽しめるでしょう。

■ビュッフェランチ

12時には、船の上でビュッフェランチが食べられます。ミコマス・ケイでアクティビティを楽しんでいる人は、1度船に戻ることになります。

ビュッフェランチの後は、ミコマス・ケイに戻ることもできますし、船でのんびりとくつろぐことも可能です。

■アフターヌーンティーとスパークリングワイン

午後は、アフターヌーンティーとスパークリングワインもいただけるという充実ぶりです。

このタイミングで、ツアー専属カメラマンが撮影した写真を見ることができます。

ミコマス・ケイ観光ツアーへのアクセスとスケジュール

ケアンズ港

ミコマス・ケイまでは、ケアンズ港からオーシャン・スピリット号に乗って、約1時間半で到着します。8:30になったら出航し、船内でアクティビティの説明を聞きながらミコマス・ケイに向かいます。

ミコマス・ケイに到着後は、ダイビング、スキューバダイビング、グラスボートといったアクティビティごとに分かれ、思い思いに楽しみましょう。

12時にはランチビュッフェ、15時にはスパークリングワインとチーズプラッターといったお食事・軽食が出ます。そして、17時頃にケアンズ港へ帰ってきます。

◎海が美しいケアンズ観光の目玉にいかが?

オーストラリアのケアンズには羽田空港から約7時間30分のフライトで到着します。島内には手つかずの自然が多く残っています。

ただし海が美しいケアンズの醍醐味を知るためには、やはりミコマス・ケイへのツアー参加がマストといえるでしょう。

圧巻のミコマス・ケイの景色をぜひお楽しみください。

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