ミキモト真珠島の魅力を完全解説|真珠のすべてを見て知る

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ミキモト真珠島の魅力を完全解説|真珠のすべてを見て知る

ミキモト真珠島(みきもとしんじゅしま)は、三重県鳥羽市にある観光施設。「ミキモト」と言えば宝飾品の製造・販売会社としてご存知の方も多いはず。とりわけ真珠の販売においては世界一のシェアを誇っており、「ミキモトパール」は世界中で愛されています。ミキモト真珠島はミキモトパール発祥地で、世界中のジュエリーファンが訪れる三重県でも人気の観光名所。本記事では、このミキモト真珠島の魅力についてご紹介します。

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ミキモト真珠島の魅力を完全解説|真珠のすべてを見て知る

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ミキモト真珠島とは?

真珠の展示や養殖法を紹介する博物館や、島内にはパワースポットも!

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真珠と伊勢志摩の自然の魅力を紹介している、真珠ヶ島。

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海女さんの実演ショーも見ごたえアリ!大人はもちろん、子供も楽しめますよ。

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世界ではじめて、真珠の養殖に成功させたことで、その名は海外にも知られています。昭和26年にオープンして以来、鳥羽の一大観光スポットして、あらゆる角度から真珠の魅力を紹介してきたミキモト真珠島。

鳥羽水族館の横に、橋(パールブリッジ)でつながった島全体が、真珠博物館をはじめとしてミキモトの歴史や理念、感性を伝える拠点となっています。島内に古くからあるパワースポット「珠の宮」も注目を集めています。

▶全施設
・真珠博物館
・パールプラザ
・海女スタンド
・御木本幸吉記念館
・珠の宮(神社)

▶イベント
・海女の実演
・真珠博物館での核入れ手術の実演

営業時間

■2019年
12月1日~12月9日 9:00~16:30
12月13日~12月20日 9:00~16:30
12月21日~12月31日 9:00~17:00
■2020年
1月1日~1月3日 8:30~17:30
1月4日~3月18日 8:30~17:00

※閉園1時間前から入場券売り止めなので注意

所要時間は?

ミキモト真珠島の余すところなく楽しむには、およそ1時間半~2時間ほど必要となります。(なお、閉園時間までは自由に巡回可能です)

ミキモト真珠島のアクセス

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▶電車
 東京方面:新幹線で名古屋まで行き、JRか近鉄に乗って(約1時間30分)鳥羽駅で下車してください。
 大阪方面:近鉄の特急で約2時間、京都方面からも近鉄の特急で2時間15分ほどで鳥羽駅に着きます。

▶車
 伊勢自動車道から県道37号線、伊勢二見鳥羽ライン、国道42号線を通ってください。
 所要時間は、大阪方面が約3時間、京都・名古屋方面が約3時間ほどです。

▶フェリー
 東名高速を利用し、愛知県の伊勢湾フェリー伊良湖乗り場を目指してください。所要時間は約7時間(内フェリー55分)です。

クーポン/お得情報

ミキモト真珠島と他施設を利用する際には、共通券をご利用ください。それぞれの施設の個別の利用料よりもお安くお楽しみいただけます。

■鳥羽Wクーポン(鳥羽水族館・ミキモト真珠島の共通券)
 大人:3,400円、小人:1,700円

■パールクルーズ(鳥羽湾めぐり・イルカ島・ミキモト真珠島の共通券)
 大人:2,700円、小人:1,350円

■鳥羽まるみえパスポート(鳥羽湾めぐり・イルカ島・鳥羽水族館・ミキモト真珠島の共通券)
 大人:4,200円、小人:2,100円
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真珠博物館|ミキモト真珠島 MAP.1

真珠の魅力を隈なく紹介するミュージアム

ミキモト真珠島の真ん中にあるのが真珠博物館。日本最古の真珠専門の博物館です。パールブリッジを渡ると、まずはこちらに行く方が多いですね。1階は真珠のできるまでの説明をするコーナー、2階は精巧華美な工芸品がズラリとならんでいます。

その他、真珠について科学的な観点から分析した展示もあり、真珠の奥深い世界を知ることができます。

1階「真珠のできる仕組み」コーナーでは、真珠のできる仕組みや養殖方法などを、資料や映像を用いて専門スタッフが詳しく解説してくれます。

見学だけではなくて真珠の核を入れる実演(核入れ手術)も行われます。いざやってみるとけっこう緊張します...!

これが真珠貝。主にアコヤガイやクロチョウガイなど6種。美しい宝石真珠をつくるには、こんなふうに殻の裏が美しい光沢をもっている貝でなくてはならないのです。

華やかなミキモトクラシックコレクション

2階の「第1展示室」「第2展示室」では、明治から昭和初期に作られたクラシックコレクションを展示。御木本幸吉は万博を重視しており、真珠を使った数々の作品を送り出しました。

「御木本五重塔」や「自由の鐘」「パールクラウン」などの、真珠をふんだんに使用した美術工芸品を展示。どれも日本の伝統技法とミキモトのジュエリー製作技術の粋が詰め込まれた逸品です。

組み立て方によって髪飾り、ブローチ、リング、など12種類のデザインに変化する帯留「矢車」。長年、行方知らずで幻の傑作といわれていました。(1989年にニューヨークにて発見)

真珠でつくられた「自由の鐘」。太平洋戦争前、平和の祈りを込めて万博に出品されました。

創業100年を記念して作成された「真珠宝飾五弦琵琶」。6,284個もの真珠が使用されています。

それはそれは見事な、シロチョウガイの大真珠。島内最高価格!

このほかにも見られる展示品の数々は、いざ実物を目の当たりにすると、どれもネットの画像よりも精緻かつ美しく感じられました。

休憩所からの鳥羽湾の眺め。ギャラリー散策に疲れたら、ここで一息するとよいでしょう。おだやかな潮風と波の音に心が和みます。

パールプラザ|ミキモト真珠島 MAP.2

ミキモトブランド・真珠島のオリジナルアクセサリーが勢ぞろい

真珠博物館に隣接しているのがパールプラザ。1階が「パールショップ」というショッピングフロア、2階は「阿波幸」というレストランフロアになっています。

パールショップでは様々な真珠製品や高品質のパールジュエリー、お土産が販売されています。ミキモト真珠島だけのオリジナルアイテムも要チェックです。

外国の方がはるばる買いに来るという、ミキモト真珠島のパールプラザ。真珠好きには見て回るだけでも愉しい時間となること間違いなしです。

なお、ミキモト真珠島オリジナル製品とミキモトは別々のブランドという扱いです。

ミキモト真珠島オリジナルのお土産も!

お土産としていちばん人気があるのは、アコヤ貝形のマドレーヌ。アコヤ貝から抽出されるカルシウム成分が配合されており、まさにこの島ならではのお土産と言える一品です。(1,728円)

美しいアコヤガイの貝殻にドーマン・セーマンのマークがあしらわれているドーマン・セーマンアクセサリー(620円)星形や格子模様「ドーマン・セーマン」は、昔から海女さんが魔除けにつかっているマークです。

美味しいと評判のレストラン「阿波幸」

「レストラン阿波幸」では、真珠をモチーフにしたメニューを楽しめます。アコヤ貝の貝柱を使用した数々の料理は、他ではなかなか目にかかれないものばかりです。(写真は海の幸ピラフ/1,200円)

晴れた日には透き通るような海と空が重なって、絶景を生み出します。素晴らしい鳥羽湾を眺めながら、地元グルメに舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか。

海女スタンド|ミキモト真珠島 MAP.3

息をのむ海女さんたちのもぐり漁の実演!

ミキモト真珠島でのハズせないお楽しみが「海女スタンド」での、実演ショー。約60年以上続いている、海女さんのもぐり漁をライブで見ることができます。

実演時間は時期によって異なりますが朝から夕方まで、だいたい1時間ごとに行われています。

船で漁場にやってきた海女さんたち。ドキドキの体験が待っています。なお、伝統的な白い衣装での、実演が見られるのはミキモト真珠島だけです。

いざ、もぐり漁の開始。海の深さは5~6mです!

ポチャンっ!と、海にもぐって、ひとしきりすると貝を獲って海面に浮上してきます!やはり、実際の漁を生でみると、感慨深いものがありますね。

もうひとつの見どころが「磯笛」。これは、もぐった後に海面に顔をだして海女さんがぴゅーっと吹く、不思議な笛の音。じつは日本の音風景100選なんですよ。

潜水による肺・心臓などの体の負担を減らす工夫なのです。

御木本幸吉記念館|ミキモト真珠島 MAP.4

「真珠王」の業績と生涯を偲ぶ

世界ではじめて、真珠の養殖に成功させた「真珠王」、御木本幸吉(ミキモト コウキチ)の生涯を辿る記念館です。

生家「阿波幸」(江戸末期のうどん屋)の風景をはじめ、真珠養殖をなしとげるまでの苦闘、エジソンとの対面や、大きな愛情で夫をささえた妻うめのことなど、96年にわたる生涯を紹介しています。

「真珠閣」からの、鳥羽湾の眺め。生前幸吉はここから養殖場を眺めるのが日課だったそうです。そのほか愛用していた遺品の数々からも、幸吉の生き方や人柄を垣間見ることができます。

記念館に続く散歩道は、見事な日本庭園となっています。のんびりと潮風に吹かれながら、島内を散策するのもよいですね。

珠の宮|ミキモト真珠島 MAP.5

鳥羽観光の穴場のパワースポット!

最後にご紹介する「珠の宮」は島の中心部に位置しており、パワースポットとして人気があります。御木本幸吉によって創設され、ミキモト真珠島が観光地として有名になる前から島に鎮座しています。

創設者の御木本幸吉が長生きだったため、ここでは長寿・繁栄などのご利益が授かれます。

また、珠の宮には「願いの井戸」があり、どんな願いも叶えてくれるといわれています。アコヤ貝の貝殻に願いを書いて投げ入れ、底へ沈むまでの間に願いごとをしてくださいね。

願い事を書いたアヤコ貝を、「願いの井」に投げ入れてお祈り。願いが叶いますように!

他にも「ラブラブの石」と呼ばれるきれいなハート型をした縁石があり、それを見つけた真珠島の海女が夫婦円満になれたという話もありますよ。

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