名称:箱根ガラスの森美術館
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940−48
公式・関連サイトURL:https://www.hakone-garasunomori.jp/
箱根ガラスの森美術館とは?おすすめのレストランもご紹介
箱根ガラスの森美術館は、現代のガラス作家の作品からヴェネチアングラスの作品が展示されている、美しい建物と庭園が自慢の美術館です。他にも体験工房やショップもあるので、ガラスが作り上げられる繊細で華麗な姿が見られますよ。また鑑賞の合間に美味しいランチも味わえるレストランもあるのでおすすめ。カップルやご家族連れ、女子旅などどなたにも楽しめる箱根ガラスの森美術館の魅力をご紹介します。
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箱根ガラスの森美術館とは?おすすめのレストランもご紹介
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ヴェネチアン・グラス美術館
ヴェネチアン・グラスとは、北イタリアにある水の都ヴェネチアのムラーノ島で製作されているガラス製品です。貴族の力が絶大だった15世紀頃からヴェネチアで製作された、ヴェネチアン・グラスのコレクションが展示されています。
質感や色・細かな細工にいたるまで、人の手で作られたことが信じられないような美しさ。かつてヴェネチアン・グラスは、その美しさからイタリア貴族など上流階級の人間に愛されていたので、現代に残るものは普段使いにはできないほどの装飾をされているものが多いんです。
近年は、他国のガラスには到底真似のできない色ガラスの技術により、教会の壁画やインテリアなどにも応用した作品にも使用されています。
現代ガラス美術館
現代ガラス作家によって新しく命を吹き込まれたヴェネチアン・グラスの作品が展示されています。ガラスの可能性が最大限に引き出された作品たちは、まるで繊維や絵画のようなガラスとは思えないような美しい作品。
作品のひとつに、ジュゼッペ・パロヴィエールという19世紀末から20世紀に活躍したガラス職人の作品があります。「風にそよぐグラス」と名付けられたそのグラスは、紙のように薄い器と糸のように細い繊細な脚を持ち、実際に風にそよぐグラスなんですよ。そよぐだけではなく、ちゃんと自立もする不思議なグラスとなっています。
庭園の見どころ
大涌谷を眺望する庭園には、自然とガラスの調和が見事な巨大な作品が置かれています。「光の回廊」と呼ばれる、庭園からヴェネチアン・グラス美術館へと続く橋にかけられたガラスのアーチは、約16万粒ものクリスタルガラスが光に反射して、キラキラと幻想的な雰囲気。
また、ヴェネチア市立ムラーノ・ガラス美術館と姉妹提携を結んだ記念として、まるで触手が幾重にも伸びて命を吹き込まれているようなシャンデリアも野外展示されています。同じものがヴェネチアにも展示されているので、遠い国同士でも深い繋がりを感じさせてくれますね。
クリスマス クリスタル・イルミネーション
毎年クリスマスシーズンになると、庭園のクリスタルガラスでできたクリスマスツリーが、ライトアップされて幻想的な世界を作り出します。フラッシュツリー・アベーテというこのクリスマスツリーは2本あり、1本は高さ約10m・8万5千粒のクリスタル・ガラスで製作されました。もう1本は、高さ約8m・約6万5千粒のクリスタル・ガラスでできています。
昼間の光を受けてキラキラと儚く光る様子も見事ですが、夜間のライトアップされた姿は白く雪化粧したかのような美しさなのでぜひ見てみてください。
カフェ・レストラン
緑の庭園と雄大な大涌谷の景色を楽しめるオープンカフェがあります。焼きたてのクロワッサンやカプチーノ、アルコールもあるのでゆっくりくつろげますよ。
食事は、イタリアの雰囲気をお口でも味わえるアンティ・パストやリゾット、イベリコ豚のトマトソースパスタ、季節のドルチェもあるので、女性はもちろんデートにもおすすめ。
メープル・シロップとジャムの店 “アチェロ”
庭園の一角に、小さい水車小屋があります。まるで小人たちが生活しているかのような、のどかな雰囲気。その小屋の中で、メープル・シロップとジャム・お菓子が販売されています。
メープル・シロップは、伝統的な直火釜製法でゆっくりと煮詰めているので添加物も含まれず自然の甘さを感じられるでしょう。普通の砂糖よりカロリーが少なく、ダイエット中でも安心。
ストロベリーやアプリコットなど全8種類のフルーツスプレッドは、カナダ産メープル・シロップを100%使ったビタミンやミネラルが豊富なジャムになっています。パンだけでなく、ヨーグルトやケーキにもおすすめ。また暑い季節には凍らせてシャーベットとして食べるといつもと違った食感が楽しめますよ。
ミュージアムショップ、おすすめのお土産
ショップには、アクセサリーやグラス・雑貨など数多くのガラス製品を販売しています。ボヘミアン・ガラスのワイングラスや、イタリア製のミルフィオリ(千の花)と呼ばれるカラフルなモザイクガラスを使ったキーホルダーなど値段も手頃なので、お土産におすすめ。
他にもヴェネチア製の美しいガラス人形やガラスの靴の置物、美術館に展示されていたガラスと同じ手法を用いたアクセサリーなどもあります。見ているだけで欲しくなってしまうような商品がたくさんあるので、じっくりとお土産選びを楽しんでくださいね。
ガラスの体験工房
サンドブラスト体験やフュージング体験ができる工房です。サンドブラストとは、好きな絵柄のシールをグラスに貼り付けて、上から砂を吹き付けてガラスに傷を作り絵柄を浮き立たせる手法。シールを貼り付ける位置や、絵柄の重なり具合によってオリジナルのグラスをデザインすることができます。絵柄も季節によって取り揃えているので、自宅ですぐに使えるのは嬉しいですね。製作時間は約30分から60分くらいで、 料金1,300円から グラスの種類によって変わります。
そしてフュージングは、色々なガラスを組み合わせて熱を加えて溶かし、アクセサリーなどを作ることができる手法です。ペンダントやキーホルダー、リングなど付ける金具によってたくさんのバリエーションがあるので、迷ってしまいそうですね。こちらの製作時間は約15分から20分ですが、熱を冷ます時間として70分程時間が掛かりますのでご注意ください。料金は1,700円からガラスモチーフによって変わります。
どちらの体験も子どもから大人の方までどなたでもご利用いただけますが、小学生以下の小さな子どもは保護者の方にお手伝いをお願いする場合があります。
◎アクセス方法、駐車場
■電車・バス
箱根湯本駅から箱根登山バス桃源台線で宮城野営業所前下車、宮城野営業所前から観光施設めぐりバス湿性花園行きで箱根ガラスの森下車すぐ。
■自動車でお越しの方
東名御殿場ICから国道138号線で箱根方面へ。箱根ガラスの森美術館は、箱根仙石原 国道138号線沿い。隣接の150台収容できる有料駐車場があります。
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