名称:島原城
住所:長崎県島原市城内1-1183-1
公式・関連サイトURL:http://shimabarajou.com/
長崎県南東部の島原半島には「島原城」に「武家屋敷」など、歴史的な街並みや建物が数多く残り、湧き水も豊富な雰囲気抜群の観光都市です。水が美味しい場所は料理も美味しいもので、ここ島原でもたくさんの絶品郷土料理を楽しむことができますよ。「かんざらし」(湧水で冷やした白玉団子に、特製の蜜をかけて食べる島原伝統のスイーツ)も外せませんね。
島原は古くからキリスト教徒が住んでいた場所としても知られ、江戸時代の厳しい弾圧を乗り越えながらキリスト教を受け継いできた、歴史ある地でもあるのです。伝統にも深く影響を受けていて、異文化同士の交わりが興味深い個性を生んでいますよ。
今回は、そんな見どころたっぷりの島原を楽しみ尽くすための観光スポット29選をご紹介いたします!
目次
清らかな湧水と充実の観光名所!島原の見どころ29選をご紹介
- 1.島原城
- 2.湧水庭園四明荘
- 3.平成新山ネイチャーセンター
- 4.島原水まつり
- 5.島原武家屋敷街
- 6.しまばら湧水館
- 7.雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)
- 8.ねはん像
- 9.スクイ(石干見/いしひみ)
- 10.白土湖(しらちこ)
- 11.しまばら芝桜公園
- 12.カトリック島原教会
- 13.ひょうたん池公園
- 14.さかきばら郷土史料館
- 15.島原まゆやまロード
- 16.島原温泉
- 17.理性院大師堂
- 18.眉山治山祈念公苑
- 19.鐘撞堂(時鐘楼)
- 20.古丁水源地
- 21.本光寺
- 22.ハゼ資料館・和ろうそく資料館
- 23.速魚川の湧水
- 24.舞岳ふれあいロード(8888段)
- 25.旧島原藩薬園跡
- 26.有明の森フラワー公園
- 27.島原ウインターナイト・ファンタジア
- 28.浜の川湧水(島原湧水群)
- 29.秩父ケ浦
- ◎まとめ
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1.島原城
今も昔も島原のシンボルといったら「島原城」。元々は安土桃山期の築城様式によって築かれた立派なお城で、250年もの間栄華を誇りました。しかし、残念なことに明治時代に廃城となり、石垣とお堀を残してほとんどの部分を失ってしまいました。
1960年から徐々に天守閣やその他の建物が復元され、現在は当初を偲ばせる見事な姿を楽しむことができますよ。天守閣内部には貴重な島原の歴史資料の展示があり、5階に上がれば島原市街を一望することができます。島原観光の際にはまず立ち寄ってほしい定番スポットです。
▶水の都・島原で長崎の歴史を学習。白く美しい島原城の観光ガイド!
2.湧水庭園四明荘
明治の終わり頃に、四方の眺望がよい別邸として造られた「四明荘」。「鯉の泳ぐまち」の中心部にあり、1日約3000トンにも及ぶ湧水量をもつ池には、優雅に泳ぐ立派な鯉の姿が。その佇まいは、美しい庭園と相まって島原有数の観光名所となっています。
湧水の豊富な島原らしさを活かした庭園文化として、国の登録記念物にも指定されているんですよ。春夏秋冬でそれぞれ趣のある姿を見せてくれる絶景ポイントといえますね。島原を訪れるのなら、ぜひとも観光ルートに加えてほしい癒しのスポットです。
名称:湧水庭園四明荘
住所:長崎県島原市新町2
公式・関連サイトURL:http://www.unzen-amakusa.jp/spots/detail/1535
3.平成新山ネイチャーセンター
雲仙岳の火山群の1つで、1990年代に起こった普賢岳の噴火によって形成された溶岩ドーム「平成新山」。現在、普賢岳の最高峰となっています。「平成新山ネイチャーセンター」は、そんな平成新山の姿をすぐ近くから観賞することができる島原の絶景観光スポット。
それだけでなく、噴火に伴う土石流などの自然災害で失われた自然環境が、どのように修復されていくのかを学ぶことのできる学習施設でもあるんですよ。実際になかなか見ることができない、自然の持つ力を感じることができる場所ですね。島原観光でぜひ訪れてほしい貴重なスポットです。
名称:平成新山ネイチャーセンター
住所:長崎県島原市南千本木町甲2683
公式・関連サイトURL:http://heiseinc.com/
4.島原水まつり
島原市で毎年夏に開催されている「島原水まつり」は、島原の水が湧き出る各場所に竹灯篭を飾り、水の恵みに感謝するというお祭りです。一般的な祭りのイメージと対極にある、「静」のお祭りであることが特徴。竹灯篭でほんのりと照らされた道を、湧水の音を聞きながら散策するのは最高に癒されますよ。
特設のオブジェのライトアップや島原名物「かんざらし」のふるまい、水風船で水かけ祭りなど、あまり派手すぎないホッとするようなイベントが盛りだくさん!夏に島原を訪れるのなら、ぜひタイミングを合わせて体験してほしいおすすめのイベントです。
名称:島原水まつり
住所:長崎県島原市内
公式・関連サイトURL:http://mizumatsuri.shimabarajc.com/
5.島原武家屋敷街
「武家屋敷街(ぶけやしきがい)」は、江戸時代に島原藩徒士が住んでいた島原城外の西側にある地区の一部のこと。当時「鉄砲町」という名で呼ばれていた地域の現在の呼び名です。当時のまま、街路の中央を走る水路と幕末から明治初頭にかけて造られた3棟の立派な武家屋敷が残っています。
町並み保存地区に指定されているこのエリアは、散策しているだけで江戸時代にタイムスリップしたような気分を味わえてとても楽しいですよ。島原屈指の観光名所ですので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
名称:島原武家屋敷街
住所:長崎県島原市下の丁
公式・関連サイトURL:http://www.city.shimabara.lg.jp/page935.html
6.しまばら湧水館
「しまばら湧水館」は「鯉の泳ぐまち」にある無料の休憩所です。雰囲気抜群の日本家屋で、入ってみるだけでも良い観光になりますよ。湧き水の町・島原らしく庭園には湧水が湧いて耳に心地よい音を響かせてくれます。なんとここでは、島原名物「かんざらし」の手作り体験ができるんですよ。作って楽しく食べて美味しい手作り体験は、お子様連れでの観光にもピッタリ。観光の合間の休憩にもおすすめです。
名称:しまばら湧水館
住所:長崎県島原市新町2-122
公式・関連サイトURL:http://shimabaraonsen.com/yuusuikan/
7.雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)
1990年に噴火した雲仙普賢岳。その土石流によって海が埋まり、新たにできた陸地に造られたのが「雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)」です。噴火収束まで6年を要し、各地に甚大な被害を及ぼす結果となったこの噴火。自然現象の全貌を明らかにし、決して風化させずに後世に伝えていくために建設されました。
この機会にぜひ、現代の島原を語る上で避けては通れない普賢岳の噴火について学んでみましょう。観光する上でもきっと良い経験になるはず。ちなみに、「がまだす」とは島原の方言で「がんばる」という意味だそうですよ。
名称:雲仙岳災害記念館
住所:長崎県島原市平成町1-1
公式・関連サイトURL:http://www.udmh.or.jp/
8.ねはん像
島原市「江東寺」の境内にある「ねはん像」。「島原の乱」で戦死した幕府軍総大将「板倉重昌」の供養のために、島原藩の大名松倉重政によって建立されました。その大きさは、全長8.6メートルで高さは2.12メートルもあり、日本最大の鉄筋コンクリート造りの涅槃像として知られています。
ちなみに、「江東寺」の入口は商店街アーケード内にあり、「ねはん像」はお寺本堂ではなく、敷地内の墓地の中にあるのでご注意くださいね。仏様の何とも言えない穏やかな表情に、きっと癒されること間違いなしでしょう。
名称:江東寺ねはん像
住所:長崎県島原市中堀町42
関連サイトURL:http://www.shimakanren.com/spots/detail/1325
9.スクイ(石干見/いしひみ)
「スクイ」とは縄文・弥生時代から行われてきた、古代より伝わる漁法です。方法はいたってシンプルで、海岸線に丸石で半円形の石垣を作るだけ。満潮時に集まってきた魚は干潮になると水だけ石垣の間から流れ出て、魚は中に取り残されてしまうというものです。
これは、干満の差が激しい有明海の特性を生かした漁の方法だそうですよ。現在は、防波堤の整備や養殖業の台頭でほとんど見られなくなってしまいましたが、島原市の海岸でわずかながらその姿を見ることができます。年に1度開催される「スクイまつり」で、実際にスクイを体験してみるのも良いかもしれませんね。
名称:スクイ
住所:長崎県島原市新田町海岸付近
公式・関連サイトURL:http://www.city.shimabara.lg.jp/page2887.html
10.白土湖(しらちこ)
長崎県内唯一の非人造湖で、日本で最も小さい陥没湖である島原市の「白土湖」。1792年の眉山の崩壊でできた窪地に、湧水が溜まって形成されました。現在でも毎日40,000トンという大量の水が湧き出ているというから驚き!あまりにも湧水量が多いので、水抜きをするために人口の河川が造られました。
さすがは湧水の町・島原ですね。周囲は静かな住宅地ですが、島原を代表する観光名所からのアクセスも良好。観光の合間に、ちょっと一息つくのにピッタリなスポットですよ。
名称:白土湖
住所:長崎県島原市白土町
公式・関連サイトURL:http://www.shimakanren.com/spots/detail/1227
11.しまばら芝桜公園
雲仙普賢岳噴火の際に市民を守るための砂防指定地として指定された場所を活用し、島原の新たな観光名所にするべく造られた「しまばら芝桜公園」。春には約20万株の芝桜と、ストロベリーキャンドル約1000万本が咲き乱れる圧巻の「春の花まつり」が開催され、多くの観光客で賑わいます。
秋に開催される「秋桜まつり」も人気ですよ。敷地内には桜200本と枝垂桜38本が植林されたゾーンもあり、シーズンには美しい姿で目を楽しませてくれます。
名称:しまばら芝桜公園
住所:長崎県島原市上折橋町1465-2
公式・関連サイトURL:http://www.shimakanren.com/spots/detail/1374
12.カトリック島原教会
江戸時代、幕府からの厳しい弾圧によって命を落としたたくさんのキリシタン殉教者たち。「島原カトリック教会」は彼らを記念して、祈りの家として建設されました。敷地には殉教者たちの像が、そして聖堂内には、ステンドグラスによって殉教の様子が記されています。拷問を受けながらも、一途に信仰を貫く姿には胸を打たれずにはいられません。宗教に関係なく、人としての生き方を考えさせてくれる素晴らしいスポットです。
名称:カトリック島原教会
住所:長崎県島原市白土町1066-3
公式・関連サイトURL:http://www.nagasaki-tabinet.com/junrei/297/
13.ひょうたん池公園
1792年に眉山が崩壊した際にできた土砂の小山(流れ山)のなかでも、現存するものでは最大級のものをもつ「ひょうたん池公園」。その山の起伏を利用してひょうたん型の池を造り、まわりを「ひょうたん池公園」として整備しました。
眉山を一望できる島原有数の絶景スポットで、豊かな自然とともに島原市民の憩いの場として親しまれています。屋根のある休憩所もあるので、島原の美しい緑に囲まれながら観光とリラックス&リフレッシュしに訪れてみてはいかがでしょうか。
名称:ひょうたん池公園
住所:長崎県島原市南下川尻
公式・関連サイトURL:http://www.city.shimabara.lg.jp/page2935.html
14.さかきばら郷土史料館
島原武家屋敷近くにある「さかきばら郷土資料館」。館主自ら戦後50年の歳月をかけ集めたという、生活の道具の数々を展示しています。展示物は「噴火」「歴史」「民具・民族」「教育」「戦争の記録」といったカテゴリ別に分類されており、観光しやすいのも魅力です。
人々の暮らしを伝える道具などのほかに、初の日本地図編者である伊能忠敬が、測量のため島原を訪れた際の貴重な資料も展示されていますよ。これは必見ですね。激動の歴史の中を生きてきた人々と島原の姿を感じ学ぶなら、「さかきばら郷土史料館」は外せません。
名称:さかきばら郷土史料館
住所:長崎県島原市城西中の丁2034
公式・関連サイトURL:http://www.city.shimabara.lg.jp/page2898.html
15.島原まゆやまロード
「平成新山」「眉山」といった島原の山々と大自然を感じながらドライブできると評判の観光コース「眉山ロード」。サイクリングコースとしては勾配がきつめなので、走りごたえのあるコースとして自転車愛好家にも人気があります。
ルート沿いには火砕流や土石流の跡など迫力満点の火山観光と、眺めの良い景色が楽しめる「平成新山展望園地」があり、こちらも観光スポットとしておすすめ。頂上付近の「平成新山ネイチャーセンター」では、絶景が楽しめます。島原の風と大自然を感じるドライブ&サイクリングに出掛けませんか?
名称:島原まゆやまロード
住所:長崎県島原市(県道千本木島原港線)
公式・関連サイトURL:http://www.city.shimabara.lg.jp/page947.html
16.島原温泉
昭和の初めに開湯した「島原温泉」。島原外港付近に温浴・宿泊施設が集まっています。観光地らしい大きな温泉街を形成しているわけではありませんが、質の良い炭酸水素塩泉で無料の足湯や日帰り入浴可能な温泉宿も多数。温泉で体を休めにいくのにはちょうど良いスポットですよ。
旅館のお風呂は見晴らし抜群なところが多く、温泉に浸かりながら有明海と島原の海岸線をパノラマで楽しめる贅沢な観光ポイントもあります!そんな風光明媚で景色も魅力的な「島原温泉」に心と体をリフレッシュしに来てくださいね。
▶島原温泉おすすめ観光スポット6選!水の都の温泉街で観光満喫
名称:島原温泉
住所:長崎県島原市
公式・関連サイトURL:http://www.shimabaraonsen.com/onsen.html
17.理性院大師堂
「弁天山大師堂」のある弁財山は、むかし島原港に浮かぶ松島という島でした。1792年の眉山の大崩壊で周りの海が埋まり、頂上の小山だけが残って現在の形になったということです。廣田言証師が2年半のインドの仏跡巡礼の帰路に大理石の如来像を贈られ、帰国後に寄付で塔を建立し、像を安置しました。
寄付の多くは、当時「からゆきさん」と呼ばれた東南アジアに売られていった邦人女性からだったことから、「からゆきさん」の歴史を伝える唯一の遺跡として島原市指定有形文化財・長崎県景観資産になっています。悲しい歴史を忘れず未来への教訓にするためにも訪れてほしい島原の観光スポットです。
名称:理性院大師堂
住所:長崎県島原市湊道1-7474-3
公式・関連サイトURL:http://www.city.shimabara.lg.jp/page2919.html
18.眉山治山祈念公苑
1792年の雲仙岳の噴火に伴う大災害での犠牲者を供養すること、そして島原の安泰繁栄を願いつくられた「眉山治山祈念公苑」。北村西望作の聖観世音菩薩像が、そのシンボルとして安置されています。実はここ、島原有数の桜の名所としても有名なんですよ。
広々とした苑内には野球場やサッカーグラウンド、遊歩道などがあり、地元住民や観光客の憩い場となってます。「ロケット公園」の愛称で子供たちに人気の児童遊園コーナーもありますよ。もちろん山の上からの眺望も抜群で、島原の美しい町並みと有明海がパノラマで楽しめる観光にピッタリな場所です。
名称:眉山治山祈念公苑
住所:長崎県島原市上の原3
公式・関連サイトURL:http://www.nagasaki-tabinet.com/guide/304/
19.鐘撞堂(時鐘楼)
島原藩主松平忠房の、「人々に時刻を知らせ、守らせることは政治の中でも大切なことである。」という考えから、1675年に建立された鐘楼です。毎時鳴らされたという澄んだ鐘の音は遥か彼方まで響き、28キロほど離れた熊本県沿岸まで聞こえることもあったというから驚きですね。
明治維新後も島原の人々に親しまれ続けた鐘でしたが、太平洋戦争の金属供出命令で没収され行方不明に。辛うじて残った鐘楼もボロボロでした。そこで戦後、地元の有志や鐘の音を懐かしむ人々が立ち上がり、寄付によって在りし日の姿に復元したのです。そんな歴史ある鐘楼と鐘の姿を見に行きませんか?
名称:時鐘楼
住所:長崎県島原市城内1-1222-5
公式・関連サイトURL:http://www.city.shimabara.lg.jp/page2897.html
20.古丁水源地
「古丁水源地(ふるちょうすいげんち)」は島原市内の静かな住宅地にひっそりと佇むようにあります。1618年から6年を歳月をかけて築かれた島原城。火山灰や溶岩流で形成された地盤もつ島原での築城は困難なものだったと伝えられていますが、築城中そして築城後も主要な水源としての役割を担いました。
実は、完成にも一役買ったという重要なスポットなんですよ。現在も涸れることなく清らかな水が湧き出ています。当時の生活を支えた水源地を訪れて、昔の人々の営みに想いを馳せてみるのも良いですね。
名称:古丁水源地
住所:長崎県島原市古丁
公式・関連サイトURL:http://www.shimakanren.com/spots/detail/1327
21.本光寺
「本光寺」は元々16世紀中頃の島原領主だった、島原氏の城が築かれていた場所でした。その島原氏の供養のため城跡に建てられたのが「本光寺」の起源という訳です。納められた品々の中には、世界的に見ても貴重な文献や宝物がいっぱい!
織田信長の比叡山焼討ちの際に、明智光秀一族の手で救出されたとされる「如意輪観音像」や、世界に2点しか現存しないという世界地図『混一疆理歴代国都之図』などが含まれています。あらかじめ公開スケジュールをチェックして訪れれば、もっとすごいものを鑑賞できるかもしれませんよ。
名称:本光寺
住所:長崎県島原市本光寺町3380
公式・関連サイトURL:http://www.shimakanren.com/spots/detail/1324
22.ハゼ資料館・和ろうそく資料館
島原市有明町にある「本多木蝋工業所」は古くから和ろうそく作りに携わってきました。その敷地内には和ろうそくと、ろうそくのための木蝋の主原料だった植物「櫨(はぜ)」の資料館があります。
和ろうそくは、現在主流の石油系ろうそくより環境に優しく美しく大きな炎が特徴。製造には熟練の技術が必要で、その工程の全てを知ることができる資料館になっています。実際の設備を使ってろう作り体験することもできるので、観光にもおすすめ。島原産の原材料にこだわった日本古来の地産地消、循環型の環境づくりを知ることができる興味深い観光スポットです。
名称:ハゼ資料館・和ろうそく資料館
住所:長崎県島原市有明町大三東丙544-3
公式・関連サイトURL:http://www.city.shimabara.lg.jp/kanko/page2958.html
23.速魚川の湧水
「速魚川(はやめがわ)」は、金物店のご主人が井戸の湧き水を使って造ったという平成生まれの清流です。「清流」の名に恥じない美しい水が流れ、カニや川エビ、蛍などが生息し、わさびやクレソン、セリなどまでが自生するようになりました。
毎分150リットルという豊富な湧水量で、細菌ゼロの軟水は美味。ペットボトルに入れて家で料理や飲料水に使う人も多いそうですよ。島原城からほど近く、島原駅からのアクセスも良好なので、観光のついでに立ち寄って日頃の疲れを癒されてみましょう。
名称:速魚川
住所:長崎県島原市上の町912
公式・関連サイトURL:http://www.nagasaki-tabinet.com/guide/988/
24.舞岳ふれあいロード(8888段)
標高703メートルの「舞岳」は、頂上から有明海や普賢岳、平成新山、眉山などダイナミックなパノラマを楽しめる観光名所。健康とふれあいを目的につくられた「舞岳ふれあいロード」は、末広がりの「八」にこだわり、平成8年8月8日午前8時に開通した8888段からなる自然散策路です。
豊かな自然とふれあいながら、約1時間ほどで頂上までたどり着くことができるので、ちょっとした散策にもおすすめ。美しい日の出が見られることでも知られ、元旦にはご来光を拝もうとたくさんの観光客が訪れています。気軽に楽しめる島原有数の絶景ネイチャースポット、ぜひ観光に訪れてみてください。
名称:舞岳ふれあいロード
住所:長崎県島原市有明町大三東戊5580-2
公式・関連サイトURL:http://www.city.shimabara.lg.jp/page949.html
25.旧島原藩薬園跡
「日本三大薬園跡」の一つに数えられ、幕末の薬園跡の遺構としては、最もよいかたちで当時の姿を知ることができるといわれる史跡「旧島原藩薬園跡」。西洋医学の伝来で、多くの薬草が必要だと考えた島原藩は、薬園を造ろうと試みました。
試行錯誤の末、立派な姿となっていった薬園ですが、残念なことに廃藩に伴い廃止。その役割を充分に果たすことなく、うち捨てられることとなったのです。昭和49年から調査や復元、整備が行われはじめ、石垣や屋敷跡、建物跡、貯蔵穴などが当時を忍ばせる姿で復元されました。
名称:旧島原藩薬園跡
住所:長崎県島原市小山町4703
公式・関連サイトURL:http://www.nagasaki-tabinet.com/guide/306/
26.有明の森フラワー公園
「有明の森フラワー公園」は別名「七福の里」とも言われ、大きな七福神の石像がランドマークとなっている公園です。ここではフラワーの名の通り、桜や菜の花、パンジー、コスモス、マリーゴールドなど、四季折々の花を敷き詰めた絨毯のような絶景を観賞することができます。
展望所からは有明海を望め、彼方の阿蘇山や平成新山も爽快なパノラマで楽しむことができますよ。園内には、島原の新鮮な食材や伝統工芸品を展示販売する「ふるさと物産館」のほか、地産地消の食材を扱うイタリアン・リストランテもあり、島原屈指の観光スポットとなっています。
名称:有明の森フラワー公園
住所:長崎県島原市有明町湯江乙2524-607
公式・関連サイトURL:http://www.city.shimabara.lg.jp/page948.html
27.島原ウインターナイト・ファンタジア
毎年恒例「島原ウインターナイト・ファンタジア」。島原港一帯をイルミネーションでライトアップして、幻想的な光の世界を楽しむことができる観光イベントです。巨大なクリスマスツリーや動物たち、キャラクターが並ぶ会場は、家族や友人、恋人同士などみんなで楽しめますよ。17万個ものLEDで彩られた、冬の島原を代表するアトラクション「島原ウインターナイト・ファンタジア」は必見です。
名称:島原ウインターナイト・ファンタジア
住所:長崎県島原市下川尻町7-5
公式・関連サイトURL:http://www.shimabaraonsen.com/matsuri/fantajia.html
28.浜の川湧水(島原湧水群)
多数の湧水をもつ島原市ですが、「浜の川湧水」は食品洗い場や食器洗い場など、用途によって4つの区画に区切られている今では珍しいスポットです。島原の湧水の質の良さを知ると同時に、この場所を愛し常日頃から環境保全を心掛ける地元の人々の努力を感じることができますよ。
すぐ近くには、数十年ぶりに復活した元祖島原の名物スイーツ「かんざらし」の名店「銀水」もあるので、甘味を楽しみながら豊かな自然と共に歩んできた島原に想いを馳せてみてはいかがでしょうか?
名称:浜の川湧水
住所:長崎県島原市白土桃山2-1097
公式・関連サイトURL:http://www.nagasaki-tabinet.com/guide/965/
29.秩父ケ浦
寛政4年の雲仙岳の噴火により眉山が崩壊し、その土砂が城下町を埋め海にまで流れ込むという大災害が起こりました。その際に誕生したのが、この「秩父ヶ浦」。元々は「柳ヶ浦」という名で呼ばれていましたが、大正14年に秩父宮殿下が訪問されたのを記念して「秩父ヶ浦」と名前を改めたのです。
現在では「九十九島」と呼ばれるようになったその時の「流れ山」たちを、海岸からも観賞することができますよ。少し郊外にあるので静かに過ごしたい方にはピッタリ。美しい島原の海を眺めながらリラックスするのも良いものですよ。
名称:秩父ケ浦
住所:長崎県島原市秩父が浦町
公式・関連サイトURL:http://www.city.shimabara.lg.jp/kanko/page2936.html
◎まとめ
豊かな自然が育んだ湧水と、長い歴史に培われた多彩な文化が織りなす島原の魅力をわかっていただけたかと思います。一度行けばまたきっと訪れたくなる街、島原。長崎を訪れるのなら、ルートに島原観光を入れるのをお忘れなく!
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