鳥羽水族館の魅力を徹底解剖|割引・お得情報・料金・アクセス・ショーの詳細も

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鳥羽水族館の魅力を徹底解剖|割引・お得情報・料金・アクセス・ショーの詳細も

鳥羽観光の主役といえば、なんといっても鳥羽水族館です。定番の観光スポットとして人気の高い、海沿の水族館。「飼育種類数、日本最大級」であることでも知られています。今回は、そんな鳥羽水族館が、いかに魅力的なスポットなのか、筆者が徹底取材!地元のアイドル「ジュゴン」を筆頭に、さまざまな海の仲間たちが住まう、素敵な空間を一緒に堪能しましょう。

目次

鳥羽水族館の魅力を徹底解剖|割引・お得情報・料金・アクセス・ショーの詳細も

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鳥羽水族館とは

鳥羽のハズせない定番スポット!大人気の海辺の水族館へ

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エントランスでは、館のシンボル「クジラの模型」が歓迎してくれます。

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まるで竜宮城にでも来たみたい。テーマごとにゾーンが分かれた館内には、約1200種、3万点が生息しています。

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鳥羽のアイドルとして、地元からも愛されているマナティ「セレナ」。大好物の海草を食べている姿も、とってもキュート。

鳥羽水族館は、「飼育種類数、日本最大級」の水族館であり、日本で唯一、マナティを飼育していることでも有名です。各テーマごとに12のゾーンに分かれている館内や、半屋外の施設は、順路のない造りになっており、自分の思いのままに巡回できます。

アシカのショーや、セイウチパフォーマンスショーとふれあいタイム、ペンギン散歩など、子供から大人まで楽しめるアトラクションも充実。この記事で、お魚以外にも、たくさんの魅力がある水族館だと、知っていただけたら嬉しいです。

鳥羽水族館のお得な情報|クーポン/セットチケット

■鳥羽水族館と一緒に周辺を観光する場合は、お得なセットチケット!
①鳥羽Wクーポン
 鳥羽水族館/ミキモト真珠島のセット
 大人:3,400円(通常4,150円)
 小人:1,700円(通常2,070円)

②鳥羽まるみえパスポート
 鳥羽水族館/鳥羽湾めぐり/イルカ島/ミキモト真珠島の4施設のセット
 大人:4,200円(通常6,050円)
 小人:2,100円(通常3,070円)
※記載の価格は税込で、2019年12月1日現在のものです
⇒鳥羽観光でのお得なセットチケットはコチラ!

鳥羽水族館のアクセス

▶電車
 大阪方面:近鉄特急で約130分
 名古屋方面:近鉄特急で約100分、JR快速みえ号で約100分
⇒近鉄電車の往復乗車券と鳥羽水族館の入館券がセットになったお得な割引チケット

▶車
 伊勢関ICから約60分、伊勢ICを降りて国道42号に合流。そのまま国道41号に進んで約15分。なお、南鳥羽エリア、伊勢志摩エリアへは市営バスも運行しているが、本数が少ないので観光には車が便利です。
⇒高速道路の割引料金と鳥羽水族館の入館券がセットになったお得な割引チケット

▶フェリー
 伊良湖岬から、鳥羽水族館へ直行、約55分。水族館入館券とセットでご購入できます。
⇒往復乗船券と水族館入館券をお得にGET

鳥羽水族館の駐車場は?

鳥羽水族館には、1階にある館内駐車場と、隣接している立体駐車場があります。全500台分を完備。一日800円。
⇒鳥羽水族館の駐車場情報はコチラ

鳥羽水族館 全ゾーンを解説!

さまざまな海の生き物たちが集う、夢の空間を満喫

鳥羽湾の美しい海辺のすぐ近くにある、鳥羽水族館。エントランスに入るとすぐに、まるで海の庭園のように、サンゴ、ウミガメ、熱帯魚たちが織りなす、華麗で幻想的な空間に目を奪われ、海の中にいるみたいな夢心地に。めくるめく景色を眺める、ステキなひと時を過ごしたら、いざ、館内散歩に繰り出しましょう。

まずハズせないのは、2階の「パフォーマンス・スタジアム」と「水の回廊」で行われる愉快なショー。海獣たちと、トレーナーの息のあった芸の数々に、会場は大賑わい。ドキドキの体験がお待ちかねです。さらにメインストリート奥へ移動すれば、様々な海の仲間たちが暮らしている、個性・彩り豊かなゾーンが続きます。きっと良い思い出づくりになりますよ。

歩き疲れたなら、3階の鳥羽湾の光景が広がる屋上に行って、ほっと一息つきましょう。風光明媚な大海原を望めば、ひんやりと爽快な風が吹き抜けた気分に。

コーラルリーフダイビング|2階

鳥羽水族館のメイン水槽!サンゴとお魚たちの楽園

エントランス入ってすぐ左側で、観客をお出迎えしてくれるのが、「コーラルリーフダイビング」です。世界初の、全面ガラス張りのアクアギャラリー。カラフルなお魚たちと、華麗なサンゴの海をスキューバダイビングしているような気分に浸れます。

まるで浦島太郎の世界

入っていきなりの、この景色にやられた!というお客さんも少なくありません。色鮮やかなサンゴ礁と、カラフルな熱帯魚にウットリ。

メガネモチウオ

ダイバーにはお馴染みのメガネモチウオ(ナポレオンフィッシュ)。コーラルリーフダイビングを悠然と泳いでいる姿がユーモラスです。

パフォーマンス・スタジアム|2階

アシカたちの愉快なショーはここで行われる!

「海獣の王国」に隣接する、パフォーマンス・スタジオでは、海獣たちによる愉快なショーが繰り広げられます。特に、お子さま連れにはハズせないお楽しみゾーンです。

アシカショー

トレーナーとアシカによる、息の合ったコミカルでキュートな技の数々は、見ていて本当に愉快です。子供のみならず、大人も感動できます。

海獣の王国|2階

切立った断崖!自然のリアルな姿をそのまま再現

断崖絶壁の岩場や、海岸、打ち寄せる波など、自然のド迫力をそのまま再現。透明な回廊から眺めれば、アザラシやトドたちが、自在に泳ぎ回っています。海獣たちの真に迫った姿を是非!

アシカ

自然の崖や、波打ち際で暮らすアシカそのままの姿をリアルに!

ゴマアザラシ

ゴマちゃん(古い?)でお馴染みのゴマアザラシ。海獣の王国の人気者です。ゴキゲンでスーイスイと泳ぐ姿も可愛いですよ。

海獣たちのド迫力に圧倒されっぱなし

そのほか、トド、ハイイロアザラシ、カリフォルニアアシカなど、様々な海獣たちが暮らしています。水中をギューン!と泳いでいる姿は、期待以上のド迫力です。

古代の海|2階

「生きた化石」の貴重な姿を観覧

次は、「古代の海」ゾーン。古代・原始時代から現在にいたるまで、その姿をとどめている摩訶不思議な海の生物。カブトガニやエイ、オーストラリアハイギョの他に、チョウザメ、アリゲーターガーなどの大柄な魚もいます。

オウムガイ

古代生物の中でもポピュラーなオウムガイ。日常では見ることがないので、思わず魅入ってしまいます…。

シロワニ(サメ)

水槽の中で一番大きく、目に映った瞬間、ギョっとなるのがシロワニ。その鋭い歯により、いかにも獰猛な印象ですね!

アリゲーターガー

インスタでもしょっちゅう写真が投稿されてる人気者、アリゲーターガー。このイカツイ面構えは、もはやワニと呼んでしまってもいいのでは?(笑)

伊勢志摩の海 日本の海|2階

伊勢湾の生きものとスナメリ・スマイルに癒される

国内最大の内湾である伊勢湾や、温暖な黒潮が流れ込む熊野灘に住まう、海洋生物たちを中心に展示しているゾーンです。ゾーンの主役でもあるスナメリのほかに、タカアシガニやフグ、イソギンチャクなど多彩な顔触れが暮らしています。

スナメリ

スナメリは、ネズミイルカ科に属する小型のクジラで、鳥羽水族館は世界で初めて飼育下での繁殖に成功した水族館と知られています。

笑っているような表情が、印象的かつ神秘的なスナメリ。インスタの鳥羽水族館アカウントでも随一の人気です。その見た目通り性格もとても人懐っこい性格をしていて、水槽を覗いている人の前に近づいてきて遊んで欲しそうな仕草をすることもあり、その愛くるしい姿に癒されること間違いありません。

伊勢エビ

伊勢・志摩といえば、やっぱりこれをハズす訳にはいきません。写真にあるように真っ白だったり、カラフルだったり、いろんな伊勢エビの仲間がいます。う~む、美味そう(!?)

ウツボ

”海のギャング””ウツボです。普段は大量の伊勢エビの群れと一緒に寝そべっています。伊勢エビを食べないのか心配ですね…。

ジャングルワールド|2階

熱帯雨林に住まう生き物が大集合

アフリカやアマゾンといった、高温多湿の熱帯雨林気候のジャングルや川、湖に生息している生物たちを一挙に集めています。熱帯魚ファンにはお馴染みのピラルクやアロワナも暮らしています。

アフリカマナティ

アフリカのジャングルの川に生息しているアフリカマナティ。これも鳥羽水族館が国内で唯一、飼育しています。人懐っこい性格で、水槽から手を振ると、リアクションしてくれることも。

運が良ければ、大好物のニンジンや牧草をモリモリ食べている姿を見ることができますよ。

カピバラ

マイペースで、おっとりしている表情や仕草が可愛いカピバラ。

ショウジョウトキ

真っ赤なトキ(ショウジョウトキ)が放牧されているのには驚きました。その名は某アニメで知った!という人も多いかもしれませんね。

デンキウナギ

2mを超えるデンキウナギ。ちなみに、館で毎年12月に行われている「電撃ウナギの感電ツリー」というイベントでは、このウナギたちの放電によって光る、イルミネーションツリーが登場します。

人魚の海|2階

日本でジュゴンに会えるのは鳥羽水族館だけ!

人魚伝説のモデルとしても知られているジュゴン。神経質な生きもので飼育がとても難しいとされており、世界的にもシドニー水族館と鳥羽水族館で1頭ずつの、合計2頭しか飼育されていません。

メスのジュゴン「セレナ」ちゃんは、地元の不動のアイドルです。鳥羽水族館に来たらジュゴンに会うのだけは絶対に欠かさないでくださいね。

ジュゴン

タイミングが良いと、写真のように大好物の海草をムシャムシャ食んでいる姿を撮影できます。マナティは賢いので、手を振ったりすると「なになに?」と、近寄ってくることもあるそうですよ。

極地の海|2階

厳しい極寒の海の世界に生きる仲間たちを展示

「極地の海」は、主に氷流が浮いている海、凍てついた湖など、極寒の世界に生きる、ラッコやイロワケイルカ、バイカルアザラシなどの生物に会えるゾーンです。

ラッコ

水中を泳ぐ姿もキュートなラッコ。1日に何回か飼育員さんがエサやりをするイベントがあるので、ぜひその時間帯を狙ってみてください。

飼育員さんにエサをおねだりしていたり、一生懸命に壁に貼り付いたエサを取ろうとジャンプしていたり、上手にお腹で貝を割る姿はとても愛くるしく、何時間でも観ていたい気分になります。
⇒ラッコのお食事タイムの詳細はコチラ!

イロワケイルカ(パンダイルカ)

白黒模様が綺麗なイロワケイルカ、「パンダイルカ」という愛称もあります。白と黒の、惚れ惚れするようなコントラストに、見入ってしまいます。

シャチ顔負けの猛スピードで水中を縦横無尽に泳いでいる姿も、カッコいいんですよ!

バイカルアザラシ

バイカルアザラシも、他の水族館ではなかなかお目にかかれない、珍しい生き物です。まるっこい姿形で、群れで楽しそうに回遊しています。長寿でも知られ、すでに38歳を超えている個体も!

クリオネ

クリオネも見て、テンションが上がりました!ヒランヒラン…と泳ぐ姿は、まさに"流氷の妖精"。ちなみに、エサを食べるときに「ガブリ!」と丸呑みする動きは、エイリアンみたいで恐いです。

水の回廊(アクアプロムナード)|2階

手を伸ばせば触れるくらい間近にペンギンが...!

屋外の柵のない広々としたプールに、みんな大好きなペンギン(フンボルトペンギン)をはじめ、モモイロペリカンやコツメカワウソ、アメリカビーバー、セイウチが所狭しと泳ぎ回っています。大好評のセイウチのショーや、ペンギン散歩もここで行われます。

セイウチパフォーマンス笑(ショー)&ふれあいタイム

セイウチパフォーマンス笑(ショー)では、トレーナーとセイウチがまるで漫才のようなやり取りを繰り広げます。大きな体で腹筋をしてみたり、かわいく音芸をしてみたりなど、終始息がピッタリのパフォーマンスを魅せてくれて、会場は笑い声に包まれます。

ショーの最後は、子供たちも大興奮の「セイウチふれあいタイム」。セイウチの体や髭にじかに触れることができますよ。

ペンギン散歩

客席のすぐ近くを、ペンギン軍団がヨチヨチ歩きの行進をする「ペンギン散歩」。その可愛い姿に、おもわずウットリ癒されます。スタッフがナレーションしてくれる「生態ガイド」も、センスが効いてて、面白いと評判です。

カワウソ

チャーミングな動きで人気のカワウソ。仲間と仲良く遊んでいたり、抱合ったりしている姿も絵になります。

ビーバー

ビーバーまでいるんです。ちなみに、不定期ではありますが、ビーバーと触れあえるイベントも開催しているようですよ!
⇒鳥羽水族館 イベント・新着情報

へんな生き物研究所|2階

マニア垂涎のレアな生き物たち

コアなファンが多いのが、この「へんな生き物研究所」。マニアにはたまらない、珍しい生き物たちが勢ぞろい!

巨大ダンゴ虫として、お馴染みダイオウクソムシや、「ワン!」と吠える?カエルのイヌガエル(日本初展示です)、宇宙ステーションのような形をしたフィロゾーマなど、個性的な生態の生きものを約55種類展示。

フィロゾーマ(伊勢エビの幼生)

とってもレアな伊勢エビの幼生、フィロゾーマ。1年で約30回の脱皮を繰り返していくのだそうです。ホワンホワンと漂っている姿を、是非カメラでパチリしてください。

ダイオウクソムシ

海のへんな生き物の王様(!?)、ダイオウクソムシです。せっかく来たからには、これも見とかないと損ですね。

イヌガエル(仮称)

これまた鳥羽水族館が日本初展示の珍品。犬のようにワン!と鳴く、人呼んで「イヌガエル」。

まだまだ未解明な部分も多く、名前も仮称なのだとか。台湾に生息しているそうです。

奇跡の森|3階

海の魚をハンディングするネコ…!?

「奇跡の森」は、水辺に生きる両生類や爬虫類が展示されていて、世界の珍しいカエルやカメ、イグアナ、ワニなどが展示されているゾーン。生きものの展示だけでなく、ゆらゆら揺れる吊り橋があったり滝の裏をくぐることができたりなど、実際に森を探検しているような気分も味わうことができます。

この奇跡の森ゾーンで一番おすすめしたいのはスナドリネコ。水族館にネコ?と思う方もいるかもしれませんが、このスナドリネコは水に入って漁をするネコで、漁をするという意味の「漁(すなど)る」という言葉をもとに名付けられました。

スナドリネコ

ネコでも見た目はヒョウのようにキリッとした凛々しい顔立ちをしていて、野生の力強さを感じることができる所も魅力です。運が良ければ実際に「漁る」瞬間に立ち会うことが出来るかもしれませんよ。

イグアナ

森を散策していると、ニョっと現れるグリーンイグアナ。キリリとした表情がクール。

ドクターフィッシュ

水中に手をいれると、寄ってくる可愛いお魚たち。手や足の角質を食べてくれるので、スベスベお肌になりますよ。穴場的なオススメスポットです。

日本の川|3階

日本の川魚たちを眺める

日本の川をテーマとしたゾーンです。日本の清流を表現した、自然豊かな水槽に、岩角を打って流れ落ちる、澄んだ水は清らかで、爽やかな風が吹き抜けたような気持ちになります。

ここに居るだけで癒されるので、歩き疲れた体を癒すには丁度いいです。

水槽上流部

川のせせらぎと共に、日本の川魚たちが悠然と泳いでいる姿を眺めると、なんだかホッとします。

カルガモ

カルガモもいました。まさに、日本の古きよき雰囲気を再現しています。

館内レストラン&お土産ショップ

お食事処 花さんご

歩き疲れて、お腹が減ったら、メイン水槽「コーラルリーフダイビング」の向かいにあるお食事処「花さんご」へ。伊勢湾で獲れた新鮮な海の幸を活かした料理をお楽しみいただけます。

地元の漁師料理や、ウツボのから揚げなど、珍味も召し上がれますよ。

お土産|グッズ コーナー

「花さんご」のすぐ隣には、お土産コーナーもあります。鳥羽水族館のグッズのみならず、地元の名産や折り菓子もズラリ。

2階にある鳥羽水族館オリジナルのガチャガチャも人気です!

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