名称:知床峠
公式・関連サイトURL:https://www.shiretoko.asia/shiretoko_touge.html
北海道斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ道の途中にある「知床峠」は、雄大な北海道の自然を間近に見ることができるスポットです。知床連山の尾根筋にある知床峠からは、天気が良ければ北方領土国後島が見えることもあります。この記事では、知床峠の魅力をたっぷりお伝えします。北海道を旅行される際は、ぜひ知床峠にも足を伸ばしてみましょう。
目次
知床峠の魅力を紹介|すごい星空・北方領土・キタキツネも!
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知床峠とは?
知床峠は、斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ「知床横断道路」のピークにある峠です。標高738mには「知床峠展望台」があり、一年を通して素晴らしい景色が見られます。ドライブコースとしても人気が高い、知床を代表する観光スポットです。
知床峠が通行できるのは、例年4月下旬~11月上旬まで。道路状況は国土交通省北海道開発局の道路情報で知ることができるので、ドライブに行く際は事前に調べてから出かけるようにしましょう。
知床峠の標高は738mと決して高くありませんが、7月でも周囲には残雪があります。山間部ならではの冷涼な気候なので、夏場でも上に羽織るものを持って行くのがベターです。
春から秋、知床峠の魅力的な風景
春から秋にかけての知床峠は、絶景が楽しめるスポットとして非常に人気があります。春先は新緑に覆われ、秋は真っ赤に色づく知床の山々は、「これぞ北海道の自然!」とも言うべき雄大さです。
知床峠の展望台には広い無料駐車場があるので、そちらに車を停めて遊歩道を散策してみるのも良いでしょう。また、最近は知床峠でサイクリングを楽しむ人も増えています。もし自家用車で出かけるのなら、自転車を積んで行くのも良いかもしれません。清々しい峠の空気を感じながら、知床の自然に触れましょう。
しかし、自然を間近に感じられるからこそ注意しなければならないこともあります。知床峠の周辺には野生のエゾシカやキタキツネが生息しており、時折駐車場の近くまでやってくることがあるので注意が必要です。野生動物に触らないのもちろん、絶対に餌付けをしてはいけません。
餌付けされた結果、人を襲うようになってしまう野生動物もいます。キタキツネなどの野生動物は遠くから眺めるだけにしましょう。
展望台から見る星空がスゴイ
知床峠の絶景が見られるのは昼間だけではありません。夜は、降るような満天の星空が見られます。知床峠は基本的に24時間通行可能なので、星空を見に出かけてみましょう。
ただし、山なので夜は夏場でも気温が下がります。星空観察に出かける際は、必ず暖かい格好で出かけてください。また、知床峠はアップダウンが激しく、見通しの悪い場所もあります。夜は特に見通しが悪くなるので、運転に不慣れな人は、十分に注意しましょう。
知床雪壁ウォークで開通を先取り
「知床峠」がある知床横断道路は、毎年11月中旬から4月中旬まで雪のため通行止めになります。再開通直前まで冬の間は除雪されることはありません。
そんな冬の間に積もった雪を除雪した後にできる「雪の壁」が見られるのが、4月中旬に開催される「知床雪壁ウォーク」です。このイベントは、知床横断道路の再開通を先取りできるイベントで、毎年多くの人でにぎわいます。除雪作業を見学したり、道路の両脇にできた雪壁の間を歩いたりできるので、気になる人は参加してみましょう。
くわしいイベントの日時や参加方法は、知床羅臼観光協会に問い合わせてください。
知床横断道路をドライブ
知床横断道路は、斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ国道です。峠の前後の激しいアップダウンや見事な景色が楽しめるので、レンタカーなどでドライブしてみるのも良いでしょう。
知床峠周辺には見通しの悪いところもあります。サイクリングや散策を楽しんでいる人も多いので、自転車や歩行者には十分な注意が必要です。
なお、斜里町ウトロには知床八景に数えられる「カムイワッカ湯の滝」や「知床五湖」「オシンコシンの滝」があります。羅臼町には秘湯「熊の湯」や知床半島で最も大きな湖「羅臼湖」があるので、そちらも合わせて刊行してみましょう。
最後に:定期路線バス(阿寒バス)もある
公共交通機関で知床峠に向かう場合は、阿寒バスの「羅臼ウトロ線」が便利です。1日4往復運行されており、知床峠展望台近くの「知床峠停留所」に停まります。
阿寒バス羅臼営業所から知床峠まで、ウトロ温泉バスターミナルから知床峠までの所要時間はそれぞれ約30分です。
羅臼ウトロ線は、毎年6~10月までの運行なので、運行時期はあらかじめ阿寒バスの公式サイトでチェックしてから出かけましょう。
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