津軽富士とリンゴの街!青森県弘前市のおすすめ人気観光スポット26選

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津軽富士とリンゴの街!青森県弘前市のおすすめ人気観光スポット26選

青森県の西部に位置する弘前市は、弘前城や弘前公園、武家町、レトロな洋館など四季と歴史を感じられる観光スポットが満載。りんごの生産量全国1位を誇る弘前では、岩木山とリンゴがコラボした景色を車窓から眺められます。岩木山にリフトで登って自然を楽しみ、嶽温泉でのんびり過ごすのもオススメ。今回は「りんご色のまちHIROSAKI」」をたっぷり堪能できる、弘前の観光スポットをご紹介します。

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津軽富士とリンゴの街!青森県弘前市のおすすめ人気観光スポット26選

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1.弘前城

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「鷹岡城」「高岡城」とも呼ばれ、城マニアからの人気が高い「弘前城」。弘前城は江戸時代、津軽地方をおさめていた弘前藩津軽氏の城でした。本丸には明治時代に建てられた築城主である津軽為信の銅像があり、観光客が足を止める観光スポットになっています。「日本100名城」にも選ばれているほか、国の重要文化財にも指定されている人気観光スポットです。

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弘前城天守は2023年ごろまで石垣修理工事中のため、仮天守台に配置されています。この場所にある天守を見られるのは今だけですよ!

2.弘前公園

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「弘前公園」は、約49万2000平方メートルにも及ぶ広大な敷地を誇る公園。弘前藩の城跡である弘前公園は、四季折々の祭りやイベントが行われていることでも知られています。なかでも、濠や8つの橋で眺める桜の美しさは圧巻!春夏秋冬それぞれの美しい景色を目当てにたくさんの観光客が訪れています。

3.弘前市仲町(武家町)

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JR弘前駅から徒歩約25分。弘前城のおひざ元である弘前市仲町は、重要伝統的建造物群保存地区に指定された、江戸の武家屋敷の景観が残る地区です。

香りの良いヒノキ科の針葉樹「サワラ」の生垣と、黒板塀が連なるまっすぐ伸びた道が、現代の町並みとはどこか違った雰囲気を味わえます。見学可能な建物や弘前城を散策観光して、青森県津軽地区の歴史を堪能してください。

4.藤田記念庭園

弘前公園に隣接する「藤田記念庭園」は、弘前市出身で弘前市の発展に功績を遺した藤田謙一氏が造った庭園。約6,600坪の広大な敷地は高台部と低地部に分かれていて、洋館、和館、考古館(クラフト&和カフェ 匠館)、茶屋(松風亭)などがあります。

洋館、和館などの建築物が並ぶ高台部は、岩木山を背景とした借景式庭園。一方、低地部は池泉回遊式庭園になっています。広大な庭園内にはハナショウブやツツジ、滝など情緒溢れる青森の景観が広がり、日本の四季を感じられます。敷物を広げて食事できるエリアもあるので、観光だけでなくピクニック気分で楽しむこともできますよ。

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大正時代に建設された洋館には、当時のステンドグラスや暖炉、壁の装飾が残されており、レトロモダンな雰囲気が楽しめます。

館内にある大正浪漫喫茶室もおすすめ。美しい庭園が眺められるテラス席で、常時5~6種類ほどのアップルパイが味わえます。落ち着いた雰囲気の中、優雅な観光気分に浸れますよ。

考古館は、「クラフト&和カフェ 匠館」として2017年にリニューアル。食事やオリジナルビール、スイーツをいただくことができます。ここは無料で入ることができて、喫茶室のほかクラフト展示・販売コーナーがあるので、弘前公園を観光する休憩や食事に利用してみてはいかがでしょう。

5.旧第五十九銀行青森銀行記念館

明治37年に造られた「旧第五十九銀行青森銀行記念館」は、青森県で最初に造られた銀行です。この建物の設計・施工を手掛けたのも堀江佐吉。ルネッサンス風の洋館ですが、外壁には日本の土蔵造りを取り入れています。磨き上げられた木製の階段は美しく輝いていますよ。

旧第五十九銀行青森銀行記念館の一階では、昔使用されていたコインや古札を見ることができます。この「旧第五十九銀行青森銀行記念館」は、国の重要文化財にも指定されています。

6.岩木山

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標高1,625 mの青森県で一番高い山が「岩木山」です。岩木山は「津軽富士」とも呼ばれ、観光客のみならず地元の人々からもとても愛されています。

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岩木山の南西には世界遺産の「白神山地」が広がっており、国内外からたくさんの観光客が多く訪れています。日本百名山にも選定された神秘の山へ、ぜひ足を運んでみてくださいね。

7.岩木山リフト

「岩木山リフト」は、岩木山への登山を楽しむ観光リフト。津軽岩木スカイラインの駐車場から出発します。出発地点は岩木山の8合目、リフトの終着地点は9合目になります。

山頂へは、リフトの終着地点から歩いて30分ほど。短時間で手軽に登山できるので、体力に自信がないという方でもご安心を。岩木山の頂上からの眺めは絶景です。

8.岩木山神社

岩木山の頂上に鎮座する「岩木山神社」は、約1200年もの長い歴史を誇る由緒ある神社です。昔から津軽開拓の神として地元の人々から信仰されており、地元の人々もよく参拝に訪れるのだとか。参道は岩木山へ登山する人々の登山道としても使用されているので、さらに多くの観光客が集まります。

美しく華やかな外観が日光東照宮に似ていることから「奥日光」とも呼ばれ、国の重要文化財にも指定。旧暦8月1日頃には奥宮を目指し登拝する「お山参詣」が行われ、いつもにも増して多くの観光客が訪れます。

9.弘前市りんご公園

「弘前市りんご公園」は、りんご生産全国1位の弘前市ならではの観光スポット。「りんごの家」はりんごの事ならなんでも調べる事ができる施設で、子供から大人まで年齢を問わず楽しめます。リンゴ生絞りジュースやソフトクリームなど、オリジナルメニューを味わえる軽食コーナーもありますよ。

5月には「弘前りんご花まつり」を開催。8月から11月頃までリンゴの収穫体験ができるので、時期を合わせて訪れてみてください。リンゴが無くなり次第終了となりますので、事前に公式サイトで確認しておきましょう。

10.弘前市大仏公園

「弘前市大仏公園」は、敷地面積およそ3.6ヘクタールの公園です。戦国時代、津軽を拠点としていた南部氏の拠点であった場所で、後に津軽氏となる当時の大浦氏に攻められた末に落城しました。園内に史跡が残されていないのは残念ですが、歴史に興味がある方ならきっと楽しめるでしょう。

弘前市大仏公園へは、美しい桜や雨上がりの可愛らしいあじさいを楽しむ観光客も多く訪れます。花々の向こうには神秘の山・岩木山を望むことが出来る穴場観光スポットです。

11.旧弘前市立図書館

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「旧弘前市立図書館」は、明治39年に建設されたルネッサンス風建造物。外観はクリーム色の壁に赤い屋根でとても可愛らしい建物ですが、随所に和風建築の要素を見ることもできます。これは、設計・施工を手掛けた堀江佐吉が弘前城本丸石垣修復工事を請け負うなど、和風建築にも精通していたから。この旧弘前市立図書館は、青森県の重宝にも指定されています。

12.最勝院

「最勝院」は青森県弘前市にある真言宗智山派の寺院。境内に建てられた五重塔は国の重要文化財に指定されており、その姿を一目見ようと観光客がたくさん訪れます。この五重塔は、江戸時代に津軽藩3代藩主津軽信義、4代津軽信政によって寄贈されたもの。青森県内の人々からは「五重塔のお寺」と親しみを込めて呼ばれています。

13.瑞楽園

「瑞楽園」は江戸時代に造られた大石武学流枯山水庭園で、代々庄屋だった対馬家の書院庭園として造られました。園内には築山や枯滝、枯池などが配置され、石橋なども架けられ武学流庭園の技法がそのまま残されています。

本来は鑑賞式庭園である瑞楽園は、奥座敷からじっくり眺めるのもおすすめ。お休み処でお茶を飲みながら、ゆったりとした気持ちになれる癒しスポットでもあります。

14.旧東奥義塾外人教師館

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「旧東奥義塾外人教師館」は、私立学校に赴任してきた外国人教師の寄宿舎として建てられた洋館です。建物の中は当時の生活が再現されており、明治時代らしい異国情緒あふれる雰囲気を感じることができます。設計はアメリカ人のメソジスト・ミッションボード氏。堀江佐吉が施工し、明治43年に完成しました。

1階にある「サロン・ド・カフェ・アンジュ」では、ミートライスやケーキを味わえます。一番人気は、かつて津軽藩士たちが薬用として飲んでいた珈琲を再現したという津軽藩再現珈琲。これはぜひ試してみたいですね!この旧東奥義塾外人教師館は、青森県の県重宝にも指定されています。

15.カトリック弘前教会

「カトリック弘前教会」は明治43年に建てられた教会。中世のヨーロッパを彷彿とさせるロマネスク建築で建てられており、芸術的にも優れた聖堂としてたくさんの観光客が訪れています。

このカトリック弘前教会を設計したのは、建築についても学んだ経験を持つ宣教師のオージェ師。施工を請け負ったのは、弘前市にいくつもの建造物を残した堀江佐吉の弟・横山常吉でした。その姿は一見の価値がありますよ。

16.長勝寺

「長勝寺」は、戦国時代の武将大浦盛信が父・光信の菩提を弔うために建てられたお寺です。この長勝寺からまっすぐ伸びる道路は「禅林街」と呼ばれ、三十三もの寺院が建ち並んでいます。境内にある赤い六角堂は「さざえ堂」とも呼ばれ、地元・弘前の人々からも大事にされていますよ。

17.誓願寺山門

「誓願寺山門」は、京都誓願寺してを模して建築されました。建築様式の一つである懸魚に鶴と亀がついていることから、俗称では「鶴亀門」と呼ばれています。色彩は全体的に色鮮やかで、上層部分に十二支の動物が描かれているのが特徴です。

18.弘前城植物園

「弘前城植物園」は、弘前城三の丸の一角にある植物園。総面積は7.65ヘクタールとかなりの広さがあり、子供から大人まで楽しめる観光スポットになっています。園内には、樹木や草木が約1500種類も植えられ栽培されていますよ。

文化7年に江戸から呼び寄せた庭師が庭築したのが三の丸庭園。大石武学流庭園は、津軽地方独自の築庭法で造られています。湿性植物園にはハスや菖蒲が栽培されており、梅園には広々とした芝生が広がっています。この他にもいくつかの庭園があり季節ごとにそれぞれ違う姿を見せてくれますよ。

19.弘前市立観光館

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弘前市観光のことなら「弘前市立観光館」にお任せ!ここには、ためになる情報がたくさん揃っています。夏の風物詩である「弘前ねぷた」が展示された1階には、お土産を販売しているコーナーも完備。山車展示館には、弘前八幡宮祭礼の山車が7つと津軽剛情張大太鼓が展示してあり、お祭り好きの観光客で賑わっています。

20.アップルロード

「アップルロード」は、弘前南部広域農道の別名です。その名の通り、見渡す限りにりんご園が広がっています。春になると真っ白なりんごの花が満開になり、秋になるとりんごの収穫時期に突入します。アップルロードへ行くバスは運行していないので、観光の際は自家用車かレンタカーをおすすめします。

21.弘前市立百石町展示館

弘前市は、明治13年の弘前大火の際に1,064戸を焼失しました。その時に「燃えない建築」を目指した宮本甚兵衛が呉服店の店舗を土蔵造りで新築し、それが現在も「弘前市立百石町展示館」として残っているのです。呉服店の屋号が「角三」だった事から、建物には漆喰工法で「角三」の屋号が残されています。

この弘前市立百石町展示館は、「市民の文化活動を支援する施設」「人々が集う施設」「文化財としての特性を活かした施設」として使用されています。明治から大正の建築方法を現在に伝える貴重な建築物として、文化財にも指定されています。

22.吉井酒造煉瓦倉庫

明治40年に建築された「吉井酒造煉瓦倉庫」は、明治と大正に造られた煉瓦倉庫です。元々は酒造家の福島藤助が建築したものでしたが、後に吉井酒造の所有となりました。ここは弘前市のシンボルのような存在でもあるので、写真などで目にしたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

平成32年には、美術館を中心とした芸術施設として再スタートする予定の吉井酒造煉瓦倉庫。その時はきっとまた違った顔を見せてくれるでしょう。さらに観光客から注目される観光スポットになりそうですね。

23.星と森のロマントピア

「星と森のロマントピア」は、温泉ホテル「星の宿白鳥座」を中心とした大型レジャー施設。宿泊施設は、ホテル「星の宿白鳥座」とコテージ「星のコテージ満点ハウス」があり、シーンや目的によって選択することができます。ホテル内の温泉からは、岩木山を望むこともできますよ。

この温泉は100%源泉かけ流し。日帰りでの入浴も楽しめます。屋外にはゴーカートやパターゴルフ、バーベキューハウス、アスレチック、スキー、天文台「銀河」とも遊べる施設が目白押し!子供連れの観光客の方にぜひおすすめしたい観光スポットです。

24.嶽温泉 小島旅館

弘前市にある「嶽温泉小島旅館」は、昔から津軽地方の湯治場として有名な温泉です。白く濁った硫黄を含んだお湯が特徴。湯船は、青森県産のヒバの木を使用しています。客室からは岩木山を望むことができ、美しい景色と温泉の両方を楽しめますよ。

25.弘前中央市場

「弘前中央市場」では、お刺身や焼き鳥、揚げ物など和洋様々なお惣菜を販売しています。中でも人気なのが、入り口付近に佇む「大学いも山田商店」。その名の通り、大学いもで有名なお店です。大学いも以外にもたくさんのお惣菜が売られていますので、いろいろ味わってみてくださいね。

26.弘前ねぷたまつり&津軽藩ねぷた村

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言わずと知れた国内で有名な津軽の夏の風物詩「弘前ねぷた」。国内では「ねぶた」として知られていますが、ここ弘前では「ねぷた」と言うんですよ。お祭りでは、三国志や水滸伝の武者絵を描いた「ねぷた」が約80台、弘前の街を練り歩きます。大きい物はかなりの迫力!弘前ねぷたは重要無形文化財に指定されているお祭りとあって、この勇壮で華やかな「ねぷた」を一目見ようと国内外からたくさんの観光客が集まります。

▶弘前ねぷたまつり|扇ねぷた・組ねぷたで楽しむ青森の夏まつり

まつり期間中に弘前へ旅行に行くのは難しいですが、観光客にうれしい「津軽藩ねぷた村」という施設があるので足を運んでみてください。有料エリアの「弘前ねぷたの館」には高さ約10mの大型ねぷたが展示されていて、まるで本当のお祭りのように笛と太鼓が鳴り響いています。津軽三味線や資料の展示、全国大会チャンピオンクラスの奏者による生演奏を聴くこともできますよ。

民工芸品に興味があれば、金魚ねぷた絵付けや弘前こけし絵付けなどオリジナルの作品の製作体験はいかが?一通り見学し終わったら、青森・津軽の地で暮らす人々が食べている、かまど炊きのふっくらご飯や具だくさんの味噌汁、地場野菜を使ったお漬物など津軽料理も味わってみてください。

◎まとめ

「りんご色のまちHIROSAKI」をキャッチフレーズにしている弘前市には、観光スポットがたくさんあることから毎年多くの観光客が訪れています。美しい山々と歴史的建造物、四季折々姿を変える大自然。弘前市は見どころ満載。子供から大人までみんなで楽しめる観光スポットが多いのが魅力的ですね。また北国ならではの雪景色も素晴らしいですよ。観光で歩き疲れたら、りんごを味わえるカフェなどで、少しゆっくりとした時間を過ごすのもおすすめです。

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