自然・歴史そしてパワースポット、熊本・山都町で行きたいのはここ!

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自然・歴史そしてパワースポット、熊本・山都町で行きたいのはここ!

阿蘇外輪山と九州山地の豊かな自然、そんな山の中の緑あふれる町「山都町(やまとちょう)」。日本の昔ばなしに出てきそうなのどかな雰囲気が、観光スポットとしても人気の理由です。水と空気の美しさは、観光に訪れた人々のこころをかならずや癒やしてくれるでしょう。

日本を代表する石橋「通潤橋」など歴史的な建造物や、文化は今も大切に地元に根付いています。そしてここにいると、なぜか神秘性を感じるのは、お隣の宮崎県・高千穂地方とともに、神話やパワースポットを持ち合わせているからかもしれませんね。
今回は、そんな山都町で必ず行きたい観光スポット10選をご紹介します。

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自然・歴史そしてパワースポット、熊本・山都町で行きたいのはここ!

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1.通潤橋

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緑豊かな里山を背景に、雄大な石橋から勢いよく放水される姿。先代の知恵がつまった日本が誇る水路橋「通潤橋(つうじゅんきょう)」は、江戸時代に、水不足に悩まされていた人々を救うために造られた石橋です。それが今もなお、農業用水路として山都町の生活を支えているんですよ。

美しいアーチ形をした通潤橋は日本最大級の大きさで、国の重要文化財でもあります。震災後は、放水や通潤橋近辺の立ち入りが一時的に保留されていますが、道の駅など町の中にも見学スポットがありますよ。しばし車を止めて、美しい里山の景色と澄んだ空気とともに通潤橋の姿をしっかり目におさめましょう!

2.幣立神社

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山都町や高千穂が「神秘の町」と呼ばれるゆえんは、この「幣立(へいたて)神社」にあると言っても過言ではないでしょう。山都町の人には昔から「へいたてさん」の愛称で親しまれていますが、決してパワースポットとは思われてはいなかったようです。

幣立神社の歴史は1万5千年前にまでさかのぼり、境内には樹齢も同じく1万5千年の御神木や、竜王が住むと言われる池など、神秘を感じさせられるものばかり。また、人類のはるか遠い祖先とされる「赤・白・黄・青・黒」色の人々がここに集ったという伝説をもとに、毎年8月に「五色神祭」も行われています。大自然の中で感じるパワーも、山都町観光の最高のお土産になるでしょう。

3.清和高原天文台

満点の星空観測も、山都町でハズせない観光コース。山都町から高千穂方面へ、人里離れた清和(せいわ)高原に広がる星空の迫力はまさに圧巻です。星座はもちろん、天の川、流星群、惑星などなど、都会では絶対見ることができない満点の星空が360度に広がります。

清和高原の澄んだ空気は、山都町の中でもまた格別。阿蘇山や九州の山々を眺めることができる、絶景スポットでもあります。隣接する「清和高原の宿」に宿泊すれば、大型望遠鏡やプラネタリウムを体験しながら一日中宇宙のパワーに浸れちゃいますよ。

4.五老ヶ滝

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静かな山間の町で、こんなに勢いのある滝に出会えるなんて!山都の大自然の中を歩くと現れるのは、五老ヶ滝(ごろうがたき)の姿。決して大きな滝ではありませんが、はげしく地面をたたく音と、風圧でどこまでも飛び散る水滴に自然の壮大さを感じます。マイナスイオンをたっぷり浴びれば、リフレッシュできること間違いなしでしょう。

5.蘇陽峡

出典: koichiro Nakahara/PIXTA(ピクスタ)

山都町きっての絶景スポット「蘇陽峡(そようきょう)」。九州のグランドキャニオンとも呼ばれ、山都町観光において必見の景観です。標高は約550m。五ヶ瀬川が悠久の時をかけて浸食した渓谷は「我が国で殆ど無類の大渓谷」と称賛され、季節ごとに違った趣を見せてくれます。

中でも特に、紅葉の美しさは見事ですよ。この時期に山都町を観光できたら、日本を代表する光景をしっかり目に焼きつけましょうね。渓谷を一望できる展望台「長崎鼻展望台」までは、遊歩道もしっかり整備されているのでご安心くださいね。

6.緑仙峡フィッシングパーク

原生林に覆われた山都町の大自然の中で、渓流釣りが楽しめる!こう聞いただけでワクワクしてきませんか?緑川の水源地である緑仙峡の美しさは言うまでもなく、ヤマメの生息地としても知られるほど。山都町の絶好の観光スポットとなっています。

隣接する緑仙峡フィッシングパークでは、マスやヤマメを釣ってその場で味わうこともできるんですよ。
釣りのほか、川遊びや森林探索、山登りなどのアウトドアについてもガイドさんが案内してくれます

7.清和文楽館

文楽とは、歌舞伎と同じ時期に登場した人形浄瑠璃のこと。日本を代表する大道芸で、江戸の人々に大人気だったと言われてます。山都町・清和には、熊本県で唯一の人形浄瑠璃館「清和文楽館」があるんですよ。定期的に上演もされていますので、ぜひ山都観光ついでに日本文化に触れてみましょう。

上演がない日は、実際に人形を動かせる体験コーナーや大型スクリーンで上映される人形浄瑠璃を鑑賞することもできるのだとか。日本古来の建築技術を再現させた「騎馬戦組手工法」や、屋根の「バット工法」なる造りを見るだけでも、観光に訪ねる価値ありです。

8.通潤酒造

西郷隆盛も宿泊したという山都町の造り酒屋「通潤酒造」。創業は1770年と250年近い歴史と伝統をもつ老舗の酒蔵です。山都町の澄んだ空気と、綺麗な水からつくりだされる酒の名称は「通潤」。切れ味の良い、芳醇な辛口に熊本のみならず全国にもファンが多いそうです。

「通潤」には大吟醸や純米、原酒とバリエーションが揃います。また、吟醸酒「蝉」にいたっては、ソムリエ・田崎真也氏がその香りを「清流のイメージ」と称し、「イタリアンテイストな白身魚に合う」とコメントされたとのこと。これは気になりますね。

ここでは、蔵の一部を利用した資料館が公開されているほか、蔵の見学やお酒の試飲も行われています。
山野町を代表するお酒の数々は、お土産にもおすすめですよ。

9.八朔祭

高さ約5m、長さ約7mにも及ぶ巨大な作り物が山都町を練り歩く姿は、とにかく迫力満点!これは毎年9月に開催される「八朔(はっさく)祭り」の目玉イベントです。作り物の素材は杉や竹、シュロの皮、松笠など山都町の山にある自然のものたち。各町内ごとに毎年新たに作成され、出来栄えも競われます。世相風刺がちょっと皮肉に表現されているのもまた、とても楽しいですよ。

10.山都町コロッケ街道

山都町にあふれる山の幸を、ホクホク&アツアツのコロッケでご賞味あれ!国道218号線沿いに現れる「山都コロッケ街道」には、趣向を凝らしたコロッケ店が軒を連ねています。馬肉や肥後のあか牛、地鶏、辛子レンコンなど熊本の名産品と、山都の素材をマッチさせたコロッケはとても美味しいですよ。

「山都コロッケ」を名乗れるのは、山都コロッケ認定委員会の認定条件をクリアしたものだけ。地元のこだわりの食材を使うのはもちろん、山の恵みに感謝した愛情たっぷりのコロッケであることも必要条件なんです。山都町を訪れたら外せないご当地グルメですよ!

◎まとめ

「九州のおへそ」という言葉も商標登録されている、熊本県・山都町。あふれる自然と歴史が同居している様子が、何とも美しく神秘的ですよね。静かで涼しい、だけど温かい雰囲気をもつ山都町で、きれいな空気を吸い込んで、山の幸に舌鼓を打ちましょう。町全体が魅力的な観光スポットですので、癒やされること間違いなしですよ!

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