富山が誇る国宝「瑞龍寺」を参拝しよう!見どころをご紹介します

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富山が誇る国宝「瑞龍寺」を参拝しよう!見どころをご紹介します

富山県高岡市にある「瑞龍寺(ずいりゅうじ)」は、富山県で唯一国宝に指定されている寺院です(2019年12月現在)。トイレの神様である「烏蒭沙魔明王(うすさまみょうおう)」が祀られていることから、『トイレの神様』という楽曲が流行った際には一時話題となりました。この記事では、そんな瑞龍寺の歴史や見どころ、御朱印情報などについて詳しくご紹介していきます。瑞龍寺に行く前に見どころを押さえておくことで、より深い感動を味わえること間違いなしでしょう。

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富山が誇る国宝「瑞龍寺」を参拝しよう!見どころをご紹介します

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瑞龍寺とは?

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瑞龍寺の歴史は、1594年に加賀藩2代目藩主・前田利長が信長を供養するために建立した「宝円寺(ほうえんじ)」が始まりだと言われています。その後、3代目藩主・前田利常が兄・利長の菩提所として「瑞龍院」に名を改め、さらに「瑞龍寺」と改称しました。

前田家によって長らく保護を受けてきた瑞龍寺は、加賀百万石の財力を象徴する寺院だけにとにかく壮大。一直線に配置された総門、山門、仏殿、法堂や左右に置かれた僧堂と大庫裏(おおくり)、各堂をつなぐ回廊など実に見応えがあります。

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明治時代には困窮に陥り伽藍の一部を売り払ったりもしましたが、1985年から約10年間を経て行われた大修理では、その時に失った大庫裏と僧堂の一部を再建。瑞龍寺の特徴でもある、左右対称の伽藍配置に戻されたのです。1997年には富山県初の国宝に指定されています。

見どころ

◆山門

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総門をくぐった先に見えるのは、まっすぐに延びる参道と立派な山門、そして参道の両脇を埋め尽くす真っ白な砂利。すべてが整然を並ぶ光景は息をのむほど美しく、写真を撮るのも忘れてしまいそうです。

国宝にも指定されている山門は、1746年の火災で焼失した後、1820年に高岡町民からの多額の援助によって再建されました。山門の左右には金剛力士像が置かれ、楼上には釈迦如来像が祀られています。

◆回廊

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仏殿を囲むようにつながる回廊は全長約300m。大庫裏から法堂を通って僧堂へと続く左右対称の回廊は、今ではほとんど日本国内に残されておらず大変貴重なものとなっています。

障子から差し込む光は温かく、まっすぐと続く回廊を照らす様子はまるで絵画のようですよ。食事の時間を知らせるために使用されたという「魚鼓(ぎょほう)」が大庫裏前に掲げられているので、そちらもぜひチェックしておきましょう。

◆仏殿

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1659年に建てられた仏殿も国宝に指定されています。最大の特徴でもある鉛瓦の屋根は、なんと重量47トンにも及ぶというから驚き。日本では、金沢城の石川門とここでしか見られないという非常に珍しい屋根なのだとか。

この仏殿には、釈迦如来や普賢菩薩(ふげんぼさつ)、文殊(もんじゅ)菩薩の釈迦三尊像など5体の仏像が安置されています。仏像好きの方には、特に見ていただきたいですね。

どんな御朱印があるの?

瑞龍寺の法堂には、「東司(とうす=トイレ)の守護神」として知られる烏蒭沙魔明王(うすさまみょうおう)が祀られています。明治時代に財政難に陥り、存続が危ぶまれた瑞龍寺を救ったのが、まさにこの烏蒭沙魔明王だったのです。

そのため、瑞龍寺の御札や御朱印には烏蒭沙魔明王が大きく描かれています。御朱印は「三宝印」と「烏蒭沙魔明王像」、「韋駄天(いだてん)像」の3種類が用意されており、好きな組み合わせで押印してもらうことができますよ。

ちなみに、御朱印は拝観券の購入時に申請し帰りに受け取るというシステムです。ぜひ見開き式の御朱印帳を持参して、話題の御朱印を手に入れましょう。

夜のライトアップは必見

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瑞龍寺では、期間限定で夜間のライトアップイベントが開催されています。2月と8月の各2日間にわたって行われる「夜の祈りと大福市」と、4月下旬に3日間開催される「春のライトアップと門前市」です。

中でもおすすめなのが、2月に催される「夜の祈りと大福市」。雪が積もった参道にはロウソクが並び、瑞龍寺の境内一体がより幻影的な雰囲気に包まれます。高岡の冬はとても寒いですが、それでも訪れる価値はあるでしょう。

総門前では飲食店が多数出店する大福市も行われているので、そちらもあわせて楽しみたいところ。無料で配られる「龍玉だんご」もぜひこの機会に味わってみてくださいね。

アクセス

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【バス】
・高岡駅南口1番のりばから「瑞龍寺線シャトルバス」で約4分。バス停「瑞龍寺前」からは徒歩すぐです。
・高岡駅南口1番のりばから出発するバスすべての路線バスが「瑞龍寺口」を通ります。バス停からは徒歩約5分。
・新高岡駅1・2番のりばから出発するすべての路線バスが「瑞龍寺口」を通ります。バス停からは徒歩約5分。

【車】(無料駐車場100台あり)
・能越自動車道「高岡IC」から県道57号線に入り、3.5kmほど道なりに進みます。北島口交差点を右折した約300m直進し、関町交差点を次の交差点を右折すると関本町に到着します。所要時間は約10分です。

・北陸自動車道「高岡砺波スマートIC」から道なりに9.5kmほど進み、東上関まで行きます。左折し八丁道に入ったら700m進み、袋小路を右折すると駐車場や受付が見えて来ます。所要時間は約15分です。

◎ボランティアガイドを利用してみよう

瑞龍寺がある高岡市では、100人以上のボランティアガイドが活動しています。地元の史跡や名所を格安で案内してもらえるので、ぜひ気軽に利用してみましょう。料金はガイド1名につき1,000円/2時間。別途、交通費や食事代が必要となります。瑞龍寺だけの案内なら1時間あれば充分ですが、他の観光スポットをあわせて案内してもらうことも可能です。お申込み方法などの詳細は、高岡市観光協会の公式ホームページにてご確認くださいね。(※情報および料金は2019年12月現在のものです。)

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