名称:ゴールデン・ゲート・パーク(Golden Gate Park)
住所:Stanyan Street to Great Highway, San Francisco, CA, USA
公式・関連サイトURL:https://goldengatepark.com/
自然もアートも楽しめる!サンフランシスコ「ゴールデン・ゲート・パーク」の見どころをご紹介
サンフランシスコ市民の憩いの場として親しまれている「ゴールデン・ゲート・パーク」は、1870年代に開園した歴史ある都市公園です。総面積412ヘクタールは、ニューヨークのセントラルパークをも上回るというから驚き!園内には一日中楽しめる観光スポットが点在しているだけでなく、野生の動植物が多数生息しており、都心にいながらも気軽に自然とふれあうことができます。それでは、「ゴールデン・ゲート・パーク」にある各施設の見どころや、アクセス情報などについて詳しくご紹介していきましょう。
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自然もアートも楽しめる!サンフランシスコ「ゴールデン・ゲート・パーク」の見どころをご紹介
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ゴールデン・ゲート・パークの魅力
世界最大規模という広大な敷地に美術館や水族館、科学博物館、植物園、日本庭園、ゴルフコース、野外ステージなどを備えた「ゴールデン・ゲート・パーク」。見て、触って、体験しながら学べる施設が揃っており、子供から大人まで幅広く楽しめるのが魅力です。
年間来園者数は「東京ディズニーランド」にほぼ匹敵する1,300万人ということで、その人気ぶりが伺えるでしょう。世界中から観光客が訪れるだけに、特に週末は各施設だけでなく駐車場も非常に混み合うので要注意です。
園内を効率よく回りたい方は、レンタサイクルを利用するのもおすすめ。園内にある「パークワイド・バイク・レンタル(Parkwide Bike Rentals & Tours)」か、公園東側のスタニアン通り沿いにあるショップでレンタルできるので、ぜひ利用してみてください。
「カリフォルニア科学アカデミー」を遊びつくそう
世界最大規模を誇る「カリフォルニア科学アカデミー」は、アメリカ西部で初めての研究機関および博物館として1853年に開館しました。広大な館内には、水族館や自然史博物館、プラネタリウム、植物園などが備わっており専門家たちによる研究が日々行われています。
◆スタインハート水族館
およそ900種40,000匹もの海洋生物を飼育する「スタインハート水族館」では、カリフォルニアの海を再現した巨大水槽や、フィリピンのサンゴ礁を展示する水槽といったビッグスケールの展示が大人気。
館内には近未来的な展示が美しい「ウォータープラネット」や、ヒトデやウニと触れあえる「ディズカバリー・タイドプール」など子供が楽しめるエリアが充実しているほか、ワークショップやイベントも定期的に開催されています。
そんなスタインハート水族館で最大の見どころとなっているのが、真っ白な「ホワイト・アリゲーター」。遺伝子変異によって生まれたいわゆる「アルビノ」で、世界ではまだ十数頭しか確認されていないのだとか。これはぜひ見ておきたいですね。
◆モリソン・プラネタリウム
プラネタリウムというと宇宙や惑星に関するプログラムが定番ですが、ここ「モリソン・プラネタリウム」では、海の生物をテーマにした作品が上映されています。
世界最大級のデジタル式プラネタリウムだけあって、映像は迫力満点。まるで海の中にいるかのような、臨場感あふれる映像を楽しめますよ。
もちろん、天体や天文学に関するプログラムもあるのでご安心を。プログラムの詳細は、公式ホームページにてご確認くださいね。
◆オッシャー熱帯植物園
巨大なガラスドームの中に広がるのは、1600種類以上もの動植物が生息する熱帯雨林。林を囲むように敷かれた通路は4つのフロアに分かれており、各階ごとに異なる植物や生き物を見ることができます。
草花だけでなく、オウムやカエル、トカゲ、蝶などどこを見てもカラフルで、思わず写真に収めたくなってしまうかも。鳥も蝶も放し飼いにされているため至近距離まで来ますが、触ることは禁止されているので要注意です。
名称:カリフォルニア科学アカデミー(California Academy of Sciences)
住所:55 Music Concourse Dr, San Francisco, CA 94118, USA
公式・関連サイトURL:https://www.calacademy.org/
癒しスポット「ジャパニーズ・ティー・ガーデン」
ゴールデン・ゲート・パークの一画にたたずむ「ジャパニーズ・ティー・ガーデン」は、1894年に開催されたカリフォルニア国際博覧会のために造られたアメリカ最古の日本庭園です。
およそ2ヘクタールを誇る広大な園内には、高級な日本資材を使用して造られたという「五重の塔」や石庭、お茶を楽しめる茶屋、ニシキゴイが泳ぐ池、太鼓橋などがあり見応え充分。日本家屋を改築した土産物店には、扇子や日本刀といった日本ならではのアイテムが並びます。
春には桜、秋には紅葉と、サンフランシスコにいながら日本の四季を感じられるのも魅力の一つ。茶室では、この庭園が発祥といわれている「フォーチュンクッキー」も味わえるので興味のある方はぜひ。
名称:ジャパニーズ・ティー・ガーデン(Japanese Tea Garden)
住所:75 Hagiwara Tea Garden Dr, San Francisco, CA 94118, USA
公式・関連サイトURL:https://www.japaneseteagardensf.com/
アート好きにおすすめ「デ・ヤング美術館」
ユニークな外観が印象的な「デ・ヤング美術館」は、1895年にオープンした由緒ある美術館です。日本ではあまり見られないアメリカ先住民やアフリカのアート作品を中心に展示しているほか、約1万点を誇るテキスタイルにおいては、アメリカ最大の所蔵数を誇ります。
人気の企画展は、有名アーティストにちなんだ企画や社会情勢にまつわる企画など多岐にわたり、アートに詳しくない方でも楽しめるのがうれしいところ。館内にある無料展望台からは、ゴールデン・ゲート・ブリッジを含むサンフランシスコの街並みを一望できます。
名称:デ・ヤング美術館(M. H. de Young Memorial Museum)
住所:50 Hagiwara Tea Garden Dr, San Francisco, CA 94118, USA
公式・関連サイトURL:https://deyoung.famsf.org/
園内で会える動物たち
出典: Jeffrey B. Banke/Shutterstock
ゴールデン・ゲート・パークには、かつて絶滅の危機に瀕していたアメリカバイソンを飼育・保護する「バッファローパドック」があります。現在は10数頭のアメリカバイソンが放牧されており、柵の中を自由に行き来する姿を見ることができますよ。
緑豊かな園内を散策していると、木陰からウサギやリスが現れることも。野鳥や昆虫類、植物もたくさん生息しており、まさに「都会のオアシス」という言葉がぴったりです。
アクセス方法
とにかく敷地が広く周辺にはバス停や駅がたくさんあるので、目的地にあわせて下車する場所や利用する路線を選ぶと良いでしょう。公園周辺には、下記路線が乗り入れています。
【市営地下鉄(ミュニ)】
●N ユダ線(N Judah)
【市営バス(ミュニ)】
●5 フルトン経由(Fulton)
●6 ハイト/パルナサス経由(Haight/Parnassus)
●7 ハイト/ノリエガ経由(Haight/Noriega)
●18 46番アベニュー経由(46th Avenue)
●21 ヘイズ経由(Hayes)
●28 19番アベニュー経由(19th Avenue)
●29 サンセット経由(Sunset)
●31 バルボア経由(Balboa)
●33 アシュベリー/18番通り経由(Ashbury/18th)
●37 コルベット経由(Corbett)
●43 メソニック経由(Masonic)
●44 オショーネシー経由(O'Shaughnessy)
●91 3番通り/19番アベニュー経由(3rd Street/19th Avenue Owl)
◎セグウェイツアーにチャレンジ!
ゴールデン・ゲート・パークでは、英語ガイドとともに園内を回る「セグウェイツアー」が大人気。約11kmのコースをセグウェイに乗って散策するツアーで、セグウェイ経験がない方でも操作方法のトレーニングを受ければすぐに参加可能です。日本ではあまり浸透していないセグウェイですが、コツを掴めば簡単に操作できるので観光にはもってこい!サンフランシスコ観光の思い出にぜひチャレンジしてみてくださいね。