大人も子供も楽しめる「ウォルト・ディズニー・ファミリー博物館」とは?

画像出典:HarshLight/Flickr

大人も子供も楽しめる「ウォルト・ディズニー・ファミリー博物館」とは?

サンフランシスコ北部の国立保養地「プレシディオ」にある「ウォルト・ディズニー・ファミリー博物館」は、ミッキーマウスの生みの親であるウォルト・ディズニーの生涯を紹介する博物館です。館内には、ここでしか見られない貴重な資料やマニア必見のアイテムが目白押し!ディズニーファンはもちろん、あまり詳しく知らない方でもディズニーの世界感を身近に感じられる観光スポットとなっています。この記事では、「ウォルト・ディズニー・ファミリー博物館」の見どころやアクセス方法、チケット情報などについて詳しくご紹介していきます。

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大人も子供も楽しめる「ウォルト・ディズニー・ファミリー博物館」とは?

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どんな博物館?

出典: Loren Javier/Flickr

世界中の人々に愛され続けている人気キャラクター・ミッキーマウス。その生みの親であるウォルト・ディズニーの生涯について知ることができる場所が、2009年10月にオープンした「ウォルト・ディズニー・ファミリー博物館」です。

創設者は、ウォルト・ディズニーの実の娘であるダイアン・ディズニー・ミラー氏。アニメーション作品や企業としての「ディズニー」ではなく、一人の人間としての「ウォルト・ディズニー」を知ってもらいたいとの思いから、この博物館をオープンしました。

メインとなる常設展では、ウォルトの生い立ちから始まり、アニメーターになるまでの歴史やミッキーマウス誕生にまつわる資料、アニメーション作品の原画、キャラクターアイテムなどを展示。さらには、ディズニーランド建設に関するギャラリーなどもあり見応え充分です。

期間限定で行われる特別展は、本館の裏にある「ダイアン・ディズニー・ミラー・エキシビション・ホール」が会場となっています。新作の公開にあわせた展示や○○周年記念といった企画ものが多く、ディズニーファンにはたまらない展示が盛りだくさん。

過去に開催された特別展の内容や、現在どんなものが行われているかを知りたい方は、公式ホームページをチェックしてみてくださいね。有名アーティストとミッキーのコラボ作品など、ウォルト・ディズニー・ファミリー博物館でしか見られないミッキーをぜひこの機会に!

ミッキーマウスの誕生秘話

出典: Ed and Eddie/Flickr

館内では、誕生から現在に至るまでの様々なミッキーマウスの姿を見ることができます。注目は、一番最初に描かれたというミッキーマウスの原画。世界中で知られている人気キャラクターの原点がここにあると思うと、感動もひとしおですね。

出典: Jeremy Thompson/Flickr

実はミッキーマウスが誕生する以前の1927年に、「オズワルド」というウサギのキャラクターが誕生しているのをご存知でしょうか?

短編作品でデビューするやいなや人気キャラクターとなった「オズワルド」でしたが、配給元とのトラブルにより、ディズニーはキャラクターの所有権だけでなく多くのスタッフまでもを失ってしまったのです。

そんな失意の中で誕生したのが、新キャラクターの「ミッキーマウス」。一時は倒産の危機に陥ったディズニー・カンパニーでしたが、「ミッキーマウス」の誕生により見事に復活を遂げました。

ちなみに、オズワルドの所有権は、2006年2月にディズニー・カンパニーへと無事返還されています。もしもオズワルドにまつわる悲しい出来事がなかったら、今頃ミッキーマウスはこの世にいなかったかも?!

ディズニーファン必見の展示物たち

どこを見ても心躍るような展示物がいっぱいのウォルト・ディズニー・ファミリー博物館。ただ作品が展示されているのではなく、キャラクターの誕生秘話やそこに込められたウォルトの思いを知ることができるため、ディズニーの世界にどっぷりと浸ることができます。

ディズニーランドの歴史を感じられる、初期の頃のパークチケットやグッズも多数展示されていますよ。かつては、東京ディズニーランドでも1デーパスポートと並行してこの回数券タイプのチケットが販売されていました。

ウォルトとミッキーのこんな可愛いコラボ作品もあり、ディズニーファンでなくともワクワクしてしまうでしょう。

遊び心あふれる展示が、何ともディズニーらしいですね。

大きな模型に大興奮!

博物館の終盤には、最大の見どころでもあるディズニーランドのジオラマが展示されています。これは、ウォルトが思い描いたディズニーランドを模型にしたもので、世界中にあるどのディズニーランドとも似ているようで似ていないのだとか。

建物やアトラクション、植木、そして人に至る細部まで精巧に作られており、思わず見入ってしまいますよ。東京ディズニーランドでお馴染みの「シンデレラ城」や「イッツ・ア・スモール・ワールド」もあるので、探してみてはいかがでしょうか?

あちらこちらに散りばめられたキャラクターも要チェックです。

アクセス

公共交通機関を利用してアクセスする場合は、国立保養地プレシディオが運営する無料シャトルバス「PresidiGO」、または、サンフランシスコの市営バス(ミュニバス)が便利です。※タイムスケジュールは、各公式ホームページにてご確認ください。

◆シャトルバス

サンフランシスコ市内とプレシディオを結ぶ「ダウンタウン行き(赤線)」が、下記の3ヶ所に停車します。終点「プレシディオ・トランジット・センター(Presidio Transit Center)」から博物館までは、徒歩約1分です。

●地下鉄「ヴァン・ネス駅(Van Ness)」近くのバス停「ヴァン・ネス&ユニオン(Van Ness & Union)」
●ベイエリア高速鉄道バート(BART)の「エンバーカデロ駅(Embarcadero)」近くのバス停「ドラム&カリフォルニア(Drumm & California)」
●トランスベイ・ターミナル(Transbay Terminal)近くのバス停「ハワード&ビール(Howard & Beale)」

◆市営バス(ミュニバス)

43番バス「メソニック線(Masonic)」に乗り、バス停「アンザ&リンカーン(Anza Ave & Lincoln Blvd)」で下車。そこから徒歩約3分です。

チケットについて

ウォルト・ディズニー・ファミリー博物館では、常設展のほかに期間限定の特別展も行っています。それぞれチケットが異なるので、両方を見学予定の方は買い忘れのないよう注意しましょう。チケットの購入方法は、現地購入とインターネットでの事前購入の2通りです。※料金および情報は、2020年1月現在のものです。

【料金(5歳以下無料)】

<常設展>
大人25USドル/シニア(65歳以上)20USドル
学生(ID要提示)20USドル/子供(6~17歳)15USドル

<特別展>
大人15USドル/子供(6~17歳)5USドル

<コンボチケット>
大人35USドル/シニア(65歳以上)30USドル
学生(ID要提示)30USドル/子供(6~17歳)20USドル

◎ミュージアムショップでお土産を

ここでぜひチェックしておきたいのが、ミュージアムの限定グッズ。普段使いできるマグカップやTシャツのほかに、バラ撒き土産としても使えるピンバッジやマグネット、キーホルダー、ポストカードなどバラエティー豊かに揃っています。かつてのパークチケットをモチーフにしたアイテムや、初期の頃のミッキーマウスのぬいぐるみは、土産話のネタにもぴったり。ぜひお気に入りを手に入れてみてくださいね。

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