LAファーマーズマーケット｜ローカルも通う巨大市場を楽しもう

ロサンゼルスへ行くなら、LAファーマーズ・マーケットとザ・グローブは外せません！実はロサンゼルには、観光客だけでなく地元民にも長年愛されているファーマーズマーケットが多数存在します。ファーマーズマーケットとは、その地域の農家などの生産者が集まり、自分の作った農産物などを直接販売する市場のこと。この記事では、LAファーマーズ・マーケットとザ・グローブなどをご紹介します。おすすめのエリアやお店、見どころなどについて詳しく見ていきましょう。

市場を構成するのは4つのエリア

ロサンゼルスのファーマーズマーケットは、4つのエリアから成っています。

●ベニスエリア

開催日時は金曜日の午前7時～午前11時です。小さい規模ながら、野菜や果物、花や植物、コーヒー店などバラエティー豊かな品揃えが人気です。

●ベニスビーチエリア

開催日時は日曜日の午前9時～午後2時です。陽気で明るく、様々な個性の文化が集まります。ワークショップや料理教室など、参加型のマーケットとしての賑わいも見せています。

●サウスパサディナエリア

開催日時は木曜日で、夏季は午後4時～午後8時、冬季は午後4時～午後7時。野菜や果物の他スパイスや苗などもここで買えます。遅めの開催時間なので、仕事帰りに立ち寄る人も。

●シルバーレイクエリア

開催日時は火曜日の午後2時～午後7時30分、土曜日の午前9時～午後1時。オーガニック農家の野菜屋や果物屋、フードベンダーが充実しています。土曜日はアンティークの雑貨屋なども数多く出店。食べ物だけでなく、お洒落なアイテムも探せるのが魅力です。

マーケット内の見どころは？

ロサンゼルスのファーマーズマーケットは、曜日ごとに開店するお店が異なったり、場所が変わるお店もあるため、曜日やエリアにより雰囲気の違いを楽しめるのが魅力的。

お店のジャンルも様々で生鮮食品店や屋台、世界各国の専門料理店、カフェ、服飾、雑貨などが買えるショップなどバラエティー豊かです。野菜や果物などの新鮮な食材を、作り手から直接購入できるのも安心できます。

おすすめのショップ＆レストラン5選

●Moua Kig Seng and Farm

金曜日開催、ベニスエリアのアジア野菜をメインに購入できるお店。アジア野菜を多数栽培する農家が出店していて、ロサンゼルスのローカル民も、ここでササゲやペルシャキュウリなどのアジア野菜を買うことがあるとか。アメリカにいながら、日本人の舌にも合うアジア野菜が買えます。

●Elser's Country Farm

日曜日開催、ベニスビーチエリアのお店。家族経営のオーガニック農家が出店していて、Heirloom Vegetableという、品種の掛け合わせを行わない、収穫後の種で毎年同じ品種を栽培し続ける野菜、をメインに販売。スタッフは知識豊富で、一番美味しく食べられる調理法など、親切に教えてくれます。ベニスビーチの他にも、トーランスエリア、ハリウッドエリアにも出店しています。

●Arnett Farms

日曜日開催、ベニスビーチもお店。カリフォルニアで100年以上も果物を作り続けている農家がやっている歴史あるお店です。常連客も多く、種類が多いので果物はいつもここで買い求めているという人もいて、ローカル民から長く愛されています。観光客も、ここのお店の品揃えに心躍らせることでしょう。このお店も、ベニスビーチの他、トーランスエリア、カルバーシティーエリア、アーバインエリアなどに出店しています。

●World Flavorz

木曜日開催のサウスパサデナエリアのお店。世界中から集めたというスパイスや紅茶、自家製のブレンドティーなどを販売しています。紅茶が好きな人や、珍しいスパイスを求めている人にもおすすめです。ズラリと並ぶ商品の数々を見ているだけでもワクワクするはず。ぜひ、このお店でしか手に入らない紅茶やスパイスなどを見つけてみましょう。サウスパサデナの他にも、ハリウッドエリア、オールドパサデナエリア、ロサンゼルス・スタジオシティーエリアにも出店しています。

●Double Dare Vintage

火曜日と土曜日開催。シルバーレイクエリアのお店。60年代〜80年代のビンテージ服が買えます。エレガント系からカジュアル系まで揃っているので、年齢やジャンル問わず様々なお洋服が探せます。オーナーが着こなしのアドバイスをしてくれるそう。古着が好きなお洒落さんは特に必見のお店です。

一緒に観て周りたいThe Grove（ザ・グローブ）

ロサンゼルスのファーマーズマーケットを楽しんだら、一緒に観て周りたいのが「The Grove」という野外型ショッピングモール。約50店舗の有名アパレルショップや雑貨屋、アメリカの有名な高級デパート、映画館、テラスレストラン、カフェなど、何でもありで、イベントも多いです。

近くには、約80年の歴史を持つ常設のオリジナル・ファーマーズ・マーケットもあります。

歩いて行ける周辺の観光スポット

ファーマーズマーケットでお買い物した後は、周辺の観光スポットにも立ち寄ってみましょう。

●ユニバーサル・シティーウォーク・ハリウッド

「ユニバーサル・シティーウォーク・ハリウッド（Universal CityWalk Hollywood）」は、光や噴水のエフェクトがアメリカらしい、野外ライブエンターテインメント施設です。25のショップがあり、歩いてみるだけでもアメリカらしい都会感を味わえます。ユニバーサルスタジオ・ハリウッドの目の前にあるため、ユニバーサルスタジオ・ハリウッドに遊びに行かれる場合は必ず寄っておきたいエリアです。

ピーターソン自動車博物館

「ピーターソン自動車博物館（Petersen Automotive Museum）」では、様々な車やバイクが展示されています。デロリアンなど映画やドラマで使われた車も数多く展示され、歴史のあるクラシックカーやル・マンの歴代優勝車、近未来の自動車、日本車なども展示されており、車や映画好きにはたまらないスポットです。車に興味がなくても、この博物館で車の魅力に気づくかも。子供が遊べるスペースもあり、家族連れでも安心です。

ダウンタウンからのアクセス

ロサンゼルスのファーマーズマーケットは範囲が広いので、常設しているオリジナル・ファーマーズマーケットへの行き方をご説明します。

ダウンタウンから「7th / Maple」駅まで向かいます。20番バス「Santa Monica」に乗り約30分後、「Wilshire / Fairfax」駅で下車します。サウス・フェアファックス・アベニューを北に約13分歩くと、オリジナル・ファーマーズマーケットに着きます。

16番バスを利用する方法もありますが、バス停に行くために「スキッド・ロウ」と呼ばれるスラム街に入らなければならないので、この方法はなるべく避けましょう。

このマーケットを起点とし、様々なファーマーズマーケットに出かけてみてください。

◎ 観光プランはハリウッド⇒メルローズSt⇒LAFMがおすすめ

ロサンゼルスの観光プランでおすすめなのは、まずハリウッドのファーマーズマーケットで新鮮な野菜や果物などの食材や料理を楽しんだ後、ショッピングモールのザ・グローブで、1930年～1940年のハリウッドの街並みを堪能するルート。その後、最先端ファッションの流行地であるメルローズストリートで、古着を買ったり、インスタ映えするウォールアートの写真を撮ったりしてみましょう。そして最後は、ホテルなどでゆったりしながら、北米唯一のロサンゼルス発信の日本語FMラジオ・TJS RADIOを聴いてみてくださいね。

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