長崎県波佐見町は、佐賀県に隣接する小さな町。江戸時代前期に始まる波佐見焼の産地として知られ、今も「やきもののまち」として多数の窯元が、主に食器を焼成しています。毎年5月に催される陶器まつりは、全国からの観光客で町が溢れかえるほどにぎわうんですよ!周りを山に囲まれた静かな里ですが、西九州自動車道が開通したことから車でのアクセスがグッと容易になりました。佐世保やハウステンボスなどからも近いことから、観光地としての価値にも再び注目が集まっています。この記事では、そんな波佐見町を訪ねる際に便利なホテルを、周囲にの市町にも範囲を広げてご紹介します。
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長崎・波佐見町周辺のおすすめホテル|温泉宿もある「波佐見焼」のまち
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波佐見町周辺のホテルはハウステンボスも温泉も楽しめる
波佐見町は長崎空港から車で約1時間の場所にあり、JR大村線川棚駅が最寄り駅です。佐賀県の嬉野温泉や武雄温泉も程近く、老舗旅館や温泉を自慢とするホテルがたくさんあるのが特徴です。
長崎の主要観光スポットの1つハウステンボスへも、波佐見町からは車で30分圏内。ハウステンボス内のリゾートホテルでゆったりと過ごしながら周辺を観光することもできます。波佐見周辺に宿をとれば、温泉とテーマパークそして焼き物の町という異種格闘技的な観光が楽しめます。
ホテルブリスヴィラ波佐見
まるで別荘にいるような落ち着いたプライベート空間で過ごすことができるホテル「ブリスヴィラ波佐見」。ビジネスからファミリーまで幅広い客層に対応できる客室は全室禁煙となっているので、小さなお子さま連れでの家族旅行でも安心です。
ホテルから徒歩1分のところに日帰り入浴施設「はさみ温泉・湯治楼(とうじろう)」があり、宿泊者は無料で何度でも利用することができます。美肌に良いと評判の源泉かけ流しの温泉は、入浴後もお肌がしっとり!「心臓の湯」と呼ばれる高濃度炭酸水の温泉も人気ですよ。
館内には茶室もあり、ウェルカムティーとしてお点前の抹茶のおもてなしが受けられます。朝食は別料金ですが自由に食べられるビュッフェスタイルと、和洋折衷の定食スタイルから選択可能。フロントで前売り券を購入すれば、200円お得に食べられます。
ハウステンボス フォレストヴィラ
波佐見町周辺の地図を広げて、ホテルを見つけるとなればやはりハウステンボスが目に付くでしょう。「フォレストヴィラ」は、そんなハウステンボスのなかでも、水と緑に包まれた雰囲気あふれるコテージタイプのホテルです。
独立した2つのベッドルームとテラスつきのリビングで構成されるヴィラはまるで別荘のよう!ハウステンボスで唯一ペットと滞在できる宿泊施設となっているので、愛犬家にもおすすめです。
夕食は、パーク内のレストランを利用してもよし、外へ食べに出かけてもよし。1階にリビング、2階に寝室とゆったりした造りになっているので、波佐見町を含めた周辺観光で長期滞在しても、快適に過ごせます。
ホテルローレライ
ハウステンボス周辺で気軽に泊まれるホテルを探すなら、こちらの「ホテルローレライ」がおすすめ。JR大村線ハウステンボス駅前にあり、周辺観光地への移動にも便利です。
客室はツインと和洋室の2種類があり、エクストラベッドを入れれば3名まで対応可。館内には会食式とバイキングの2つのレストランがあり、旅のメンバーやその日の気分で選ぶことができます。ホテルオリジナルの佐世保バーガーを購入して、お部屋で食べるのもアリですよ。
天然温泉を使用したスパがあるのも大きな特徴。岩風呂タイプの個室露天風呂からは、ハウステンボスを一望することもできます。
アンビシア佐世保
さらにコンパクトに泊まるなら、JR大村線早岐駅徒歩3分のホテル「アンビシア佐世保」はいかがでしょう。こちらはIoTを導入したスマートホテルで、なんといっても無人で管理されているのが一番の特色!チェックイン時の記帳はタブレットで行い、ドアのロックには毎日変わる暗証番号が用いられています。
外観は普通の一軒家のようなアンビシア佐世保は、それぞれ最大4名・5名・6名まで泊まれる3部屋で構成されています。そのため、1人旅からグループ旅行まで幅広いニーズに対応可能。高速無線Wi-Fiを完備しているので、ビジネスでの利用にも適しています。
旅館 大村屋
波佐見町に隣接する佐賀県嬉野市には、「日本三大美肌の湯」に数えられている嬉野温泉があります。大村屋は、嬉野温泉でも特別な休日を過ごしたい方におすすめの老舗旅館。創業は天保元年と古い歴史をもつホテルでありながら、湯上がりに本とヴィンテージオーディオから流れるレコードの音楽が楽しめるモダンな造りとなっています。
宿の自慢は、趣の異なる4つの貸切風呂。お部屋も純和風の一般客室のほか、スタイリッシュなデザインの露天風呂付和洋室もあります。温泉旅館といえば夕食も楽しみの1つ。山海の幸を巧みに取り合わせて季節の会席料理がいただけます。
嬉野温泉 ホテル華翠苑
こちらも嬉野温泉の「ホテル華翠苑」は、とくシニアから絶大な支持を集めている温泉旅館。総客室数62室のうち22室がツインの洋室で、ベッドもセミダブルサイズとゆったり快適に過ごせます。
食事は、畳敷きの和食会場にもテーブルと椅子を用意。すべての部屋のバスルームに温泉を配給しているので、大浴場まで歩くのは…という場合でも手軽に嬉野のお湯を楽しめます。もちろん大浴場も魅力で、とくに嬉野の景観を一望できる最上階の空中露天風呂の開放感は格別です。
料理長の匠の技が光る会席料理は、新鮮な海の幸に佐賀牛や若楠ポークといった県内の厳選素材を多用。宿泊客の目と舌を満足させる逸品となっています。朝食の嬉野名物「温泉湯豆腐」もおすすめですよ。
ハミルトン宇礼志野
明治・大正時代の洋館を思わせる上品な建物が目を引く「ハミルトン宇礼志野」。大人の上質な空間を堪能したい方におすすめのリゾートホテルです。
重厚な家具と暖炉が設けられたロビーではウェルカムスプマンテが提供され、まるで貴族に招かれた賓客のような気分が味わえます。客室も館内も、シックとモダン、伝統と新鋭が見事に調和したデザイン。和洋どちらの部屋でも、非日常の極上な時間が流れます。
簀子を敷いた大浴場は、行灯スタイルの照明の柔らかな光に包まれ、大正ロマンを感じさせます。9種類の銘柄から選べるシャンプーバーが用意されているのも、美肌の湯と合わせて女性には嬉しいポイントです。
大正浪漫の宿 京都屋
重要文化財の楼門がシンボルの佐賀県は武雄温泉。「大正浪漫の宿 京都屋」は、その武雄温泉で100年余の歴史をもつ観光ホテルです。
武雄温泉駅で出迎えてくれるトヨタ・クラシックや真っ赤なクラシックバスが、早くも旅の気分を盛り上げてくれます。宿に到着すると、今度はアンティークオルゴールから優しい音楽が。館内は至るところに今では珍しいアンティークグッズが置かれ、まるで大正時代にでもタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。
日本の風情溢れる自家温泉の露天風呂と大浴場も、宿の魅力の1つ。夕食はさまざまなコース、会席料理、和食膳を用意していて、佐賀和牛や若楠ポーク、地元の新鮮野菜に西九州の近海海鮮など多彩な食材が堪能できます。
セントラルホテル武雄温泉駅前
波佐見町から車で30分足らずの武生温泉で、リーズナブルに泊まるならこちらがおすすめ。2018年の秋に新館がオープンしたばかりの、天然温泉が好評のビジネスホテルです。
屋上の露天風呂からは武雄温泉街の風景を一望でき、武雄の2本の源泉を混合したお湯で心も体もリラックスできます。アメニティグッズが充実した女性専用フロアがあるのも特色の1つ。女性の一人旅や女友達同士の女子旅にも安心して利用できます。
ホテルには漫画コーナーもあり、お好きなコミックを部屋に持ち込んでもOK。全40種類の豊富なメニューが並ぶ朝食もすべて無料など、嬉しいサービスがいろいろ揃ったシティホテルです。
艸風舎
艸風舎(そうふうしゃ)は、やはり焼き物で有名なお隣の佐賀県有田町にある素泊まりの宿。JR佐世保線有田駅から徒歩3分の、駅前の街並みに溶け込んだ一軒家を利用しています。
築およそ100年にもなる建物は、過去に麺屋・日本酒倉庫・居酒屋を経て、現在の民宿へと改装されました。歴史ある2階建ての部屋の中央には囲炉裏があり、どこか故郷に戻ってきたような安心感の中でくつろげます。
客室は、畳の和室が計5部屋あり、お風呂やトイレは共同利用ですが、ペットとの宿泊も可能です。町内にある温泉施設「有田温泉」の入浴チケットを、割引で購入することもできますよ。
リゾートから民宿までホテルが充実
江戸時代から波佐見焼の生産地として知られてきた波佐見町は、四季折々の美しさを見せる棚田や樹齢百年以上のしだれ桜で有名。周囲には嬉野温泉や武雄温泉といった全国的に有名な温泉街があり、風情ある温泉旅館や観光ホテルもいろいろあります。ハウステンボスにはラグジュアリーな一夜を過ごせるリゾートホテルもいっぱい!長崎県中部や佐賀県南西部を旅行される際は、ぜひ「やきもののまち」波佐見町にも立ち寄ってみてください。
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