名称:羽衣の滝
住所:北海道上川郡東川町松山温泉
公式・関連サイトURL:http://www.welcome-higashikawa.jp/areaguide/tenninkyo/#i-3
天人峡温泉は、北海道上川郡東川町を流れる忠別川沿いにある温泉地。 深い渓谷の底に位置しており、周囲を北海道ならではの雄大な自然に囲まれているため、温泉愛好家からは秘境の湯として人気です。そんな天人峡温泉の周辺には知る人ぞ知る穴場の観光スポットがたくさん点在しています。今回は天人峡温泉を拠点にして巡れる自然豊かな観光スポットやおすすめの宿泊施設をご紹介します。
目次
知る人ぞ知る穴場スポット満載!天人峡温泉周辺の見どころ6選
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天人峡のシンボル「柱状節理」を見に行こう
忠別岳から流れる忠別川の上流には100年以上の歴史を持つ天人峡があります。北海道の大雪山として有名な旭岳の東方にある「お鉢平」と呼ばれているカルデラにあった火山が噴火したことが影響となり柱状節理(ちゅうじょうせつり)が出来上がったと言われています。
火砕流が冷えて固まる際に体積を収縮させ、柱状の形を作り出しているのです。自然がもたらす珍しい光景に思わず目を奪われてしまうでしょう。
天女からの贈り物?「羽衣の滝」
落差270m、7段の岩肌を流れ落ちる羽衣の滝は、滝見台から滝を正面にして全貌を眺めることができます。大正7年に水の流れとその美しさから天女の羽衣を思わせるとして、大町桂月氏に名付けられました。
2013年に崖崩れが発生したことで見晴台が全壊し、遊歩道も崩落したことから通行止めになっていたのですが、2018年6月に新しい遊歩道が完成し、美しい景色を再度見ることが可能となったのです。
秋の紅葉シーズンには北海道の中でも屈指の紅葉スポットとして観光客が多く訪れることで有名。紅葉と羽衣の滝の美しいコラボレーションを堪能し、多くの人が魅了されるスポットとなっています。
東洋のナイアガラと呼ばれる「敷島の滝」
敷島の滝は、落差20m・幅60mと羽衣の滝と比較すると若干コンパクトではありますが、水の勢いが強いので豪快な流れによって迫力のある滝として知られています。特に5月~6月にかけては雪解け水や雨によって水かさが増えて圧巻の景色に。
その迫力から「東洋のナイアガラ」として人気があり、観光客も増え続けています。敷島の滝までの遊歩道にはニリンソウが群落しているなど、美しい植物を眺めることができるので、飽きることなく癒されながら足を運べるでしょう。
名称:敷島の滝
住所:北海道上川郡東川町天人峡温泉
公式・関連サイトURL:http://www.welcome-higashikawa.jp/
羽衣伝説にまつわる奇岩群は必見
天人峡は羽衣伝説が残されています。そのため、羽衣伝説に由来する名前の付けられた岩々が多くあるのです。
羽衣伝説について
天人峡近くにある集落に住んでいた弓人は、父親に命じられて狩りの修行をすることになったのですが、油断した際に山賊に襲われ、弓を奪われてしまいました。困った弓人が周辺を散策していると細い滝のそばに温泉を見つけたので、疲れた体で湯に浸かってみると体の奥底から力が湧き、元気を取り戻すことができたのです。
すると、若い娘がすすり泣く声が聞こえ、声をかけると弓人と同じように山賊に羽衣を奪われてしまい、天の国に帰ることができなくなった天女だということが分かりました。羽衣を取り返そうと弓人は考え、山賊の家に足を運び、そこにいた馬に大きな木を巻きつけることで人間が乗っているように見せ、馬を山に放します。
大切な馬が奪われたと勘違いした山賊は馬を追いかけて家を出ていきました。その隙に天女の羽衣を取り返した弓人は天女に羽衣を渡すと、そのお礼として天女は美しい舞を踊り、弓人を魅了します。
細く流れていた滝が羽衣の形となり、大きな滝へと姿を変えました。天女はその後無事に天の国へ帰ることができたのですが、この伝説に残されている様々な場面に当てはまる景観が天人峡に多く残されていると現代でも伝えられています。
羽衣伝説にまつわる奇岩群
上記で紹介した羽衣の滝だけではなく、涙岩や見返り岩、天津岩と名付けられている奇岩群が随所に残っています。天人峡に足を運んだ際にはぜひ、羽衣伝説を頭に浮かべながら天人峡を巡ってみてください。
気軽に温泉を楽しめる「天女の足湯」
渓谷の間にある自然溢れる天人峡温泉の入口に天女の足湯があります。トレッキングや登山で疲れた体を気軽に癒すことができ、登山客や観光客にも人気のあるスポット。
自然が作り出した美しい景観を眺めながら足湯ができるので、よりリフレッシュすることができるでしょう。無料で利用できる点も魅力なので、気軽に天人峡温泉を堪能してください。
名称:天女の足湯
住所:北海道上川郡美瑛町
公式・関連サイトURL:http://www.welcome-higashikawa.jp/areaguide/tenninkyo/
のんびりするなら「御やどしきしま荘」へ宿泊
御やどしきしま荘は、大雪山国立公園入口から無料送迎バスも出ている旅館です。内装は懐かしくも癒される雰囲気で情緒を味わいたい方におすすめ。
温泉は天然温泉100%の掛け流しとなっており、大理石造り・総ヒノキ造りの大浴場でリラックスできます。他にも石造りの露天風呂や展望ヒノキ風呂付きの特別和室も用意されているので、気兼ねなくのんびりと過ごせます。
名称:御やどしきしま荘
住所:北海道上川郡東川町天人峡温泉
公式・関連サイトURL:https://www.sikisimasou.jp/
アクセス
羽衣伝説が残る美しい自然が魅力の天人峡温泉周辺は、マイナスイオンが多く降り注ぎ、身も心も癒されるスポットです。天人峡へのアクセスは、公共交通機関がないため自家用車やレンタカー、タクシーを利用すると便利です。天人峡温泉にある宿泊施設を利用する場合には、送迎バスも利用できるので活用すると便利でしょう。自然を満喫することが目的であれば、天人峡温泉周辺がおすすめなので、大雪山旭岳周辺に観光で訪れる際には足を伸ばしてみてください。
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