アイヌの聖地|知床斜里町の来運神社は道東最強のパワースポット

画像出典:みやちゃん / PIXTA(ピクスタ)

アイヌの聖地|知床斜里町の来運神社は道東最強のパワースポット

知床の斜里町にある来運神社は、知床のパワースポットとして有名です。特に注目を集めているのは毎分5トンもの伏流水が湧き出るという「来運の水」で、その美味しさとともに開運に効果抜群と言われています。今回は、道東最強とも名高い来運神社の魅力や由来、交通アクセスなどをまとめてご紹介していきます。

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アイヌの聖地|知床斜里町の来運神社は道東最強のパワースポット

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知床・アイヌの神が宿る来運神社とは?

来運神社のある地はアイヌ民族から「死者の沢」を意味する言葉である「ライクンナイ」と呼ばれており、古代から聖地として崇められていました。アイヌ民族にとって死者は単なる故人ではなく、今生きている者たちに対して豊かな知恵や恩恵をもたらした存在として敬われています。

来運神社は明治32年に建てられましたが、今は「いずみの森来運公園」として地元の人々が集まるスポットにもなっています。来運神社の周囲は、整備されていない自然そのままの木々が自由に葉を広げており、参道はスピリチュアルな空気が漂っています。「アイヌの神が宿る」と言われているのも納得のパワースポット。

北海道イチ美味い水だと言う人も!「来運の水」

来運神社の境内には斜里岳の雪解け水が伏流水となって湧いており、これが「来運の水」として人気を集めています。伏流水の水温は一年を通して6℃程度に保たれており、冬でも凍らずいつでも汲むことができるのが特徴です。湧水池の横には水神が祭られており、荘厳な雰囲気が漂っています。

来運の水は、キリンビールから「北海道に流れる名水を守るプロジェクト」として支援対象に選ばれる程の名水です。もちろんその味は格別。湧水池の近くには水を汲むための設備があり、ペットボトルなどを持参すると来運水を持ち帰ることができるのでおすすめです。

来運の水は参拝客専用という訳ではなく、斜里町の水道水として毎日使用されています。しかし新鮮な来運水を汲むためにわざわざ汲みに通っている地元民も多くいます。

鳥居から本堂まで続く癒しの森もまた素敵

本堂は丘の上にあるので、水汲み場の側の鳥居をくぐり整備されていない参道を歩いて向かいます。有名なパワースポットは人の手があまり加えられていない山奥にあることも多いですが、来運神社も同様です。青々と茂る深い森の中を歩いて向かう道は、まさに「癒しの森」。マイナスイオンたっぷりで身も心も浄化されたような気持ちになります。

約5分程の短い時間歩くと神社の本堂に辿り着きますが、参道は整備されていないので足元には充分ご注意を。必ず歩きやすい服装や、足に馴染んだスニーカーで行くと良いでしょう。

開運グッズは道の駅「しゃり」でも販売

来運駅から車で約15分のところに、「道の駅しゃり」があります。ここでは来運神社の開運グッズが売られているので、お守りや絵馬がほしい場合は立ち寄るのもおすすめです。

道の駅しゃりで買った絵馬の裏面には、願い事と一緒に住所を記入できるようになっています。願い事を書いた後に一度持って帰り、願い事が叶ったら道の駅に郵送することで来運神社に奉納してもらえます。家内・交通安全のお守りも入っています。

また体験型土産として、来運の水を入れるための空のペットボトルも売られています。このペットボトルセットには、来運神社への行き方マップやお賽銭、ゆるキャラのシールなどの嬉しいオマケが付いてきますよ。道の駅しゃりを訪れた後に来運神社を観光するのも良いでしょう。

道の駅しゃりで売られている来運グッズ

来運神社の絵馬、来運の水キーホルダー、来運木札、来運コップ、来運浮き玉、など開運が期待できそうな来運グッズがたくさん揃っています。

来運神社までのアクセス

JRを利用する場合

JR札幌駅からJR釧路駅へ行きJR釧網本線に乗り換える。釧路駅から知床斜里駅に行き、車かタクシーで約15分で到着。(所要時間:約7時間)

車で行く場合

道の駅しゃりから国道334号線を南下し、車で約20分。
釧網本線清里町から車で約10分。

最後に:来運水は軟水だから、コーヒーにするとおいしい

来運水は軟水なので、ただ飲料水として飲むだけでなくコーヒーを入れる時に使用するのもおすすめです。コーヒーの味は使用する水によって大きく変わると言われています。軟水は軟らかな水質で、甘くまろやかで飲みやすいという特徴があります。参拝から帰ってきた後に来運水で淹れたコーヒーを飲んでほっと一息つけば、幸せな気持ちになれること間違いなしですよ。

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