ニューオーリンズ最大の観光エリア!フレンチクォーターの見どころ!

ニューオーリンズ最大の観光エリア!フレンチクォーターの見どころ!

ニューオーリンズはアメリカ南部にあるルイジアナ州の最大都市。ジャズの発祥地として有名です。そして植民地時代の建物が残る歴史地区「フレンチクォーター」は、多数のレストランやライブハウスなどが並ぶ、ニューオーリンズ観光の中心地。歴史ある街なので、観光スポットも充実しています。

この記事ではニューオーリンズを訪れたならまず立ち寄りたい、定番スポットなどの観光情報についてまとめました。

目次

ニューオーリンズ最大の観光エリア!フレンチクォーターの見どころ!

目次を閉じる

1. フレンチクォーターとは?

出典: Zenza Flarini / shutterstock

観光地として人気のフレンチクォーターは、フランス・スペイン植民地時代の雰囲気を残す、ニューオーリンズの旧市街エリアです。フランス語で”古い街”を意味する「ヴュー・カレ」という名称でも知られています。アメリカ国定歴史建造物に指定され、文化遺産保護の対象にもなっているので、アメリカの歴史に触れたい方は特におすすめの観光地ですよ。

19~20世紀初頭の建物が並んでいるフレンチクォーターは、名称に反してスペイン統治時代の建物が多いです。ニューオーリンズはフランス人によって植民地統治が始まりましたが、後にスペイン領に代わりました。スペイン入植者が建てた耐震性の強い建物が、現在もフレンチクォーターに多く残っています。

2. アクセスするには?

ニューオーリンズの国際空港「ルイ・アームストロング・ニューオーリンズ国際空港」へは日本からの直行便が運航していないため、デトロイトやダラス、サンフランシスコなどアメリカの主要都市を経由して向かうのが一般的です。

空港からフレンチクォーターへアクセスするには、タクシーと乗り合いエアポートシャトル、または路線バスの3種類の方法があります。最も安くアクセスできるのは、「Jefferson Transit」が運行する路線バスの「E2」ルート。フレンチクォーターの境界線となっている大通り「カナルストリート」まで行くことが可能です。

出典: Sean Pavone / shutterstock

エアポートシャトルはホテルなどの目的地まで送ってもらえますが、他の乗客と同乗するため、ルートによっては遠回りになり時間がかかることがあります。タクシーは2人まで36ドルの均一料金ですが、3人以上は1人増えるごとに15ドルの追加料金、荷物の量によっても追加料金がかかる場合もあるので注意しましょう。

そしてカナルストリートもしくはその周辺まで到着したら、世界最古と言われている「ストリートカー(路面電車)」に乗って、フレンチクォーターまでアクセスしましょう。

3. 定番中の定番!バーボンストリート

出典: f11photo / shutterstock

バーボンストリートはフレンチクォーターのみならず、ニューオーリンズのメインストリートです。歴史を感じるヨーロッパ風の建物が立ち並ぶこの通りには、多数のバーやレストラン、ライブハウスがあります。

ジャズの発祥地として知られるニューオーリンズの中心地だけあって、バーボンストリートを歩いていると毎晩のようにバンドの生演奏が行われていますよ。ジャズ以外にも、ブルースやロックなど多彩なジャンルの音楽が演奏されているので、ふらっと立ち寄るだけでも、様々な生の音楽に触れることができるでしょう。

4. 見ごたえ抜群!セントルイス大聖堂

出典: evenfh / shutterstock

3本の尖塔が印象的な「セントルイス大聖堂」は、フレンチクォーターのシンボル的存在。ニューオーリンズを代表する風景として、旅行雑誌などでもよく使用されています。植民地統治時代の1718年に建造され、現存するアメリカ最古の大聖堂として有名です。

最初に建造されてから2回の火災により消失し、建造当時の建物は残っていません。そのため、現在の建物は再建された3代目になります。大聖堂内部は自由に見学ができるので、見事なフレスコ画やステンドグラスはぜひ見ておきましょう。ニューオーリンズを代表するランドマークなので、写真撮影スポットとしてもおすすめですよ。

5. 活気あるスポット!ジャクソン広場

「ジャクソンスクエア」はセントルイス大聖堂前にある広場です。フレンチクォーターの中央部に位置し、大道芸人やストリートミュージシャンのパフォーマンスが毎日行われています。大聖堂観光と併せてぜひ、広場でパフォーマンスを鑑賞をしてみてはいかがでしょうか?

そんなジャクソンスクエアは、太陽王との異名を持つフランス王ルイ14世にちなんで、太陽の形に作られています。現在は19世紀に米英が戦った「ニューオーリンズの戦い」において指揮を執り、第7代アメリカ大統領となったアンドリュー・ジャクソンを記念し、彼の名前を冠した広場となりました。広場の中心には、ジャクソンの騎馬像も設置されています。

6. ショッピングするならここ!フレンチマーケット

「フレンチマーケット」はアメリカで最も古い青空市場です。ニューオーリンズの街を流れるミシシッピ川沿いにあります。スペイン統治時代に農作物市場として開かれたマーケットが元となっていますが、フランス系の住民が多かったことから、この名前が付きました。

市場は毎日開催。野菜や海産物をはじめ、お菓子やお土産などあらゆるものが揃っています。オイスターやアメリカザリガニなどを味わえるフードスタンドやレストランも並んでいるので、ショッピングついでにアメリカらしいグルメも堪能できるおすすめのスポットです。

7. おしゃれなお店でのんびり!カフェ・デュ・モンド

出典: Kerrie Jones / shutterstock

ジャクソン広場に面した場所にある「カフェ・デュ・モンド」は、1862年に創業されたニューオーリンズの老舗カフェ。観光スポットとしても有名なこのカフェの名物と言えば、カラリと揚げられた四角いドーナツ「ベニエ」と、チコリというハーブが入ったカフェオレです。

中でもベニエは行列ができるほどの人気メニュー。ルイジアナ州公認のドーナツとされている、フレンチスタイルの伝統的なお菓子です。揚げたてのベニエはほんのりとした味しか付けられていないので、粉砂糖をたっぷりかけて食べるのがカフェ・デュ・モンドのスタイル。特に甘党の方は試してみるといいでしょう。

カフェ・デュ・モンドは、24時間年中無休で営業しています。休憩や食事にも利用できるスポットなので、観光の途中に立ち寄ってぜひニューオーリンズ名物を味わってみてくださいね。

◎ 困ったらビジターセンターへ!

フレンチクォーターにはビジターセンターがあります。施設内には無料で閲覧できる展示室があり、ルイジアナ州やニューオーリンズの文化などを知ることができますよ。トイレも無料で利用できるなど、観光途中に立ち寄ると何かと便利な施設なので、近くを訪れた際は立ち寄ってみましょう。

また、ニューオリンズジャズ国立歴史公園内にもビジターセンターがあり、ここでは定期的に職員によるジャズの生演奏が披露されています。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

アメリカ(ハワイ等除く)でおすすめの記事

アメリカ(ハワイ等除く)のアクセスランキング