境港の「水木しげるロード」観光で『ゲゲゲの鬼太郎』の妖怪たちに会おう!

境港の「水木しげるロード」観光で『ゲゲゲの鬼太郎』の妖怪たちに会おう!

「水木しげるロード」は鳥取県境港市にあり、漫画『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する妖怪達のブロンズ像が数多く立てられているスポットです。境港駅から商店街の間の800メートルほどの長い距離にあるため、歩きながら町の和やかな景観と妖怪達のユーモラスな雰囲気を同時に楽しむことができます。2018年に25周年を記念して大規模なリニューアルが行われた水木しげるロード。その新しい見どころを、定番の人気観光地や周辺情報と一緒にまとめて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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境港の「水木しげるロード」観光で『ゲゲゲの鬼太郎』の妖怪たちに会おう!

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いくつ知ってる?水木しげるロードの妖怪たち

1993年に完成した水木しげるロードには、当初23体のブロンズ像がありました。ブロンズ像の数は年々数が増えていき、現在では177体もの妖怪たちのブロンズ像があります。誰もが知っている『ゲゲゲの鬼太郎』を代表するキャラクターから、長年の大ファンでもなかなか答えられない幻のキャラクターまでずらりと並んだ様子は、まさに妖怪大集合。その一部をご紹介します。

◆「ねこ娘」

ゲゲゲの鬼太郎の看板娘と言えば「ねこ娘」。現在のアニメ版とは違った怖い雰囲気があります。懐かしいと思う方もいれば、あまりの怖さにびっくりする方もいるかもしれませんね。

◆「ぬりかべ」

微妙な丸さや細かな質感がリアルに表現されたぬりかべ。近くでじっくり眺めたいですね。

◆「傘化け」

傘化けは「見たことはあるけれど、名前は知らなかった」という方もいるのではないでしょうか。見たことがなかった方は、『ゲゲゲの鬼太郎』のアニメで予習すると「水木しげるロード」をさらに楽しめるかもしれません。

◆「サラリーマン山田」

こちらは見たことがないという方もいるかもしれませんね。彼は妖怪でしょうか、それとも人間でしょうか。あれこれ思いを巡らせるのも楽しいです。

水木ワールドの集大成「水木しげる記念館」

水木しげる記念館

「水木しげる記念館」には、『ゲゲゲの鬼太郎』を代表作として有名な作品を数多く生み出した水木氏の生い立ちや、漫画の世界観を知ることができる展示が盛りだくさん。

とくにおすすめのコーナーが、「妖怪洞窟」です。洞窟を模した壁から、水木氏が生み出した妖怪たちの顔が飛び出ています。とてもリアルでちょっと怖いけれど、どこか愛嬌のある顔をした妖怪たちをじっくりご覧ください。

妖怪の街を楽しめる「ゲゲゲの妖怪楽園」

そして併せて行きたいのが、水木しげる記念館の隣にある「ゲゲゲの妖怪楽園」。こちらは体験型のアトラクションが数多くあり、子どもから大人まで一緒に楽しめるスポットです。

射的やスマートボールなど、昭和生まれの方には懐かしい遊びができる「妖怪縁日小屋」(1ゲーム300円)で遊んだあとは、「妖怪茶屋」で一休みするのがおすすめ。こちらで飲みたいのは、「ねこ娘」や「目玉おやじ」など定番のキャラクターの絵柄が浮かぶラテです。

そのほかにも、子供限定で入れる「鬼太郎の家」や巨大な「がしゃどくろ」と写真撮影できる場所など、さまざまなスポットがあり、誰と訪れても1日中楽しむことができます。

妖力にあやかるパワースポット⁉「妖怪神社」

妖怪神社

水木しげるロードを歩いていくと、妖気漂う「妖怪神社」が出現。この「妖怪神社」は2000年1月1日に創設された際に、水木先生が自ら御神体である樹齢約300年のけやきと高さ3メートルにもなる黒御影石に入魂したことで知られています。

「ゲゲゲの鬼太郎」をモチーフに作られた神社とだけあって、楽しいからくりが盛りだくさん。目玉おやじの石像が水の力で回転する手水場「目玉おやじ清めの水」や、おみくじ(1回200円)を運んできてくれる「妖怪からくり人形」など、予想もしないような工夫で来た人を驚かせてくれます。

ここで手に入れておきたいのが、ぬりかべや一反もんめなど、妖怪達がかたどられた「妖怪絵馬」。学業成就や恋愛成就など、願掛けの内容によって絵馬のデザインが異なります。御守りと組み合わせて、妖怪たちに願掛けすると願いが叶うかも。友達や家族へのお土産にもぴったりな1枚です。

境港まで「鬼太郎列車」に乗ろう

水木しげるロードに向かう道中に利用したいのが「鬼太郎列車」。この列車は、米子駅から境港駅間の18キロメートルの間を約40分かけて走っている全席自由席の普通列車です。予約の必要はなく、終点の境港駅まで乗車すれば、水木しげるロードに辿り着くことができます。

それぞれの車両には「ねずみ男列車」や「ねこ娘列車」など、異なるキャラクターが描かれており、2018年にデザインがリニューアルされ、現在は6種類の車両が走行しています。16の停車駅には、停車駅にはそれぞれ「こなきじじい駅」、「あずきあらい駅」などの愛称がつけられているので、各停車駅では窓の外も要チェックです。

平日は普通車両の運転もあり、車両のイラストも時間帯によって異なるため、詳細を知りたい方はJR米子支社営業課に問い合わせをすることをおすすめします。

◎観光の際は音声ガイドを活用しよう

水木しげる記念館の公式サイトでは、音声ガイドを再生できるサービスが提供されています。見学地の番号をクリックして音声を再生すると、各場所の詳しい解説をしてくれるので、「ゲゲゲの鬼太郎」についてもっと深く知りたい方は、ぜひ活用してみてください。日本語、英語、韓国語、中国語の繁体、簡体、ロシア語の計5ヶ国語で再生できるので、海外の方と一緒に来ても楽しめます。

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