佐渡島の定番観光スポット!佐渡金山史跡の魅力をご紹介します!

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佐渡島の定番観光スポット!佐渡金山史跡の魅力をご紹介します!

佐渡市は新潟県北西部に位置する離島です。自然に溢れた佐渡島にはたくさんの魅力が詰まっていて、2018年の年間観光客数は前年から3000人増加。49万1000人もいることが分かっています。

佐渡市に古くから存在する「佐渡島金山」は、400年の歴史を持った佐渡市を代表する観光スポットです。目の前にそびえ立つ大きな山の中には、隠された秘密が数多くあります。それでは、日本最大の金鉱脈で世界遺産の候補にも挙がっている佐渡島金山の秘密を探っていきましょう。

目次

佐渡島の定番観光スポット!佐渡金山史跡の魅力をご紹介します!

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1. 4つのコース

佐渡金山は国史跡として、山の中を見学して巡れるようになっています。見学できるコースは4つあり、様々なコースを散策してそれぞれ違った楽しさを味わえるでしょう。

◆ 宗太夫坑 江戸金山絵巻コース

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江戸時代に手堀りされて造られた坑道や採掘跡を見学できるコースです。『佐渡金山絵巻』に描かれている採掘場や作業風景をマネキンを使用し、忠実に再現しています。狭い洞窟内で生活や採掘作業を行っていた大変さを感じられるでしょう。

◆ 道遊坑 明治官営鉱山コース

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開削された明治32年から平成元年までの間に切り開かれた採掘跡を見るコースです。採掘場の広さはとても大きく、坑道やトロッコなどの設備の数々が、当時使われていたままの形で残っています。日本最大の金採掘跡坑内で自由に見学し、山を出てから見える「道遊の割戸」が絶景ポイントととして人気の高いコースです。

◆ ガイド付 世界遺産ツアー

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「ガイド付 世界遺産ツアー」では金銀の生産に関連する採掘や破砕、港湾など様々な場所を巡っていきます。日本最大の露頭採掘跡を見学し、「道遊の割戸」と呼ばれる絶景スポットを見たり、金銀生産の名残を感じさせる京町通りを巡ったりと、様々な施設で佐渡金山400年の歴史の魅力を感じられるでしょう。

※なお、このツアーは10名以上の団体客のみとなっています。

◆ ガイド付 山師ツアー

「ガイド付 山師ツアー」は、江戸時代初期に開削され当時の形をそのままに残した「大切山坑」を巡れるコースです。懐中電灯の光を頼りにヘルメットや長靴を身に付けて探検し、山師になった気分で楽しめます。

2. 展示資料館

金鉱石の発掘や小判の制作などについて詳しく学べる「展示資料館」。『佐渡金山絵巻』に描かれている金鉱石の採掘や製錬、そして佐渡小判を作るまでの工程が、ミニチュア模型を用いて再現されています。佐渡の鉱山の町並みを人目で分かるようになっていて、小判を作り出すまでの様々な過程を追って知ることができます。

別の展示室では小判の製造工程の解説や各種小判・大判の展示、そして時価約6000万円相当にもおよぶ純金延べ棒の展示など、あらゆる展示品の数々に目を奪われるでしょう。

3. 金山茶屋

佐渡金山から歩いて5分の場所にある「金山茶屋」は、佐渡沖で獲れた魚を使用した新鮮な料理が食べられる食事処です。金山から歩いて5分と近い立地ですが、駐車場も完備されているので、まずは金山茶屋でお腹を満たすのもいいでしょう。

おすすめは数量限定の特選海鮮丼。粒立ちの良いコシヒカリの上に新鮮な海鮮が並び、佐渡ならではの味覚を味わえます。もちろん海鮮丼以外にも金山カレーや天丼、かけそばやうどんなどもあるので、好みのメニューを選んでみましょう。

4. 体験工房

◆ 粘土が銀になる体験

焼くと銀になる金属素材・PMCを使って、誰でも簡単に銀のアクセサリーを作ることができる体験です。世界に1つしかないオリジナル銀アクセサリーが作れます。

◆ 金箔貼り体験

「金箔貼り体験」では、お皿に佐渡島が描かれたデザインの金箔を貼ることができます。お皿ではあるものの、金箔は水洗いすることができないため、食品には使わないで小物置き場として利用するといいでしょう。

5. アクセス方法

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◆ 佐渡島まで行く方法

・「新潟港~両津港 」
ジェットフォイルで65分またはカーフェリーで150分

・「直江津港~小木港」
新型高速カーフェリーで100分

・「寺泊港~赤泊港」
高速船で65分

◆ 港から佐渡金山までのアクセス方法

・「両津港」
車利用で約60分。路線バスでは「佐渡金山」行に乗り、約70分のアクセスです。
または「相川」行のバスに乗り、「相川」にて「佐渡金山」行に乗換えます。この場合も所要時間は約70分です。

・「小木港」
車利用で約80分です。路線バスでは「相川」行のバスに乗り、「相川」で下車後「佐渡金山」行に乗換えます。所要時間は約90分です。

・「赤泊港」
路線バスが出ていないため、移動手段は車のみです。所要時間は100分かかるので、佐渡金山を目当てにするなら両津港か小木港から足を運ぶことをおすすめします。

◎さいごに:お土産情報

壮大な規模を誇る佐渡金山には多くのロマンを感じられますが、佐渡には魅力的なお土産も満載。佐渡でしか購入できない「埋蔵金・十両小判」は、小判と同じ大きさ・重さのチョコレートです。また、「金箔ごまゆべし」は金鉱石の黒い部分を胡麻でイメージして作られたゆべしとなっています。

他にも純金入りゆず茶の「純金の雫」や、海洋深層水仕上げの純金入り焼酎の「柿酎」など、金にまつわるお土産もたくさん揃っているので、気になったものを選んでみてくださいね。

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