自然の神秘を体感できるジオスポット「堂ヶ島」へ行ってみよう!

画像出典:Yoshitaka/PIXTA(ピクスタ)

自然の神秘を体感できるジオスポット「堂ヶ島」へ行ってみよう!

天然記念物「堂ヶ島天窓洞」やトンボロ現象を見られる「三四郎島」、シュノーケリングスポット「浮島海岸」など見どころ満載の堂ヶ島。日本一との呼び声高い美しいサンセットを眺めながら温泉に浸かれたりと、幅広い年齢層が一日中楽しめる観光スポットとなっています。周辺に鉄道駅がなく少々アクセスが不便ではありますが、それでも一度は訪れておきたい景勝地です。今回は、そんな堂ヶ島を隈なく楽しむための観光情報をご紹介していきます。

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自然の神秘を体感できるジオスポット「堂ヶ島」へ行ってみよう!

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「天窓洞(てんそうどう)」の観光はクルージングがおすすめ

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昭和10年に国の天然記念物に指定された「天窓洞」は、海水の浸食によってできた洞窟です。天窓から太陽の光が差し込む様子はとても神秘的で、暗い洞窟内を青色や緑色に照らすことから「日本の青の洞窟」とも呼ばれています。

天窓洞は徒歩でも見学できますが、せっかくなので「堂ヶ島マリン」が運営する遊覧船に乗ってクルージングを楽しんでみてはいかがでしょうか?堂ヶ島マリンでは、1つの遊覧船コースと3つのクルージングコースをご用意しています。

◆洞窟めぐり(遊覧船)

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天窓洞には、東口・西口・南口と3ヶ所の入口があります。この「洞窟めぐり」は、最も広い南口から入って天窓の下をくぐるルートです。遊覧船は10分~15分間隔で運航しているので、気軽に乗船してみてください。

料金(一人あたり):大人1,300円/大人団体1,170円  子供650円/子供団体580円
運航時間:8:15~16:30
所要時間:20分

◆堂ヶ島クルーズ

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高速クルーザーに乗って海岸線沿いを観光する「堂ヶ島クルーズ」。約25分間のクルージングで堂ヶ島の名所を回れるというお手軽コースで、天気が良い日には富士山を望むことができます。運航は午前と午後の各1回ずつ。ただし、季節や曜日によってタイムテーブルが異なるので要注意です。

料金(一人あたり):大人1,800円/大人団体1,620円  子供900円/子供団体810円
運航時間:http://izudougasima-yuransen.com/route/dougashima/
所要時間:約25分

◆千貫門(せんがんもん)クルーズ

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景勝地・堂ヶ島の魅力を思う存分満喫したい方には「千貫門クルーズ」がおすすめ。約50分かけてゆっくり船旅を満喫できるこのコース。天窓洞でも充分な撮影時間が確保されているので、SNSにフォトジェニックな写真をアップしたい方にはもってこいです。

料金(一人あたり):大人2,400円/大人団体2,160円  子供1,200円/子供団体1,080円
運航時間:http://izudougasima-yuransen.com/route/senganmon/
所要時間:約50分

◆ジオサイトクルーズ

出典: よったん/PIXTA(ピクスタ)

かつては海底火山だったという伊豆半島。その火山活動によって石や灰が蓄積され海面に隆起したのが堂ヶ島です。この「ジオサイトクルーズ」では、ジオガイドと共に陸側からはなかなか見ることのできないジオサイトを巡ります。

料金(一人あたり):大人2,000円/大人団体1,820円  子供1,200円/子供団体1,200円
運航時間:毎週土曜 12:00~
所要時間:約50分

伊豆のモンサンミッシェル?!「三四郎島」

出典: ryotaba/PIXTA(ピクスタ)

象島(伝兵衛島)・中ノ島・沖ノ瀬島・高島の4つの島で形成される「三四郎島」は、角度によって島が3つに見えたり4つに見えたりすることからその名が付けられました。干潮になると砂浜の道が現れるトロンボ現象が起こり、最も近くにある象島へと渡ることができます。

トロンボ現象が起こるのは、干潮時刻の前後2~3時間。ただし、天候によっては干潮時でも渡れない場合があるので注意しましょう。干潮のタイミングは、西伊豆町のホームページに掲載されている潮見表にてご確認ください。

透明度はピカイチ「浮島海岸(ふとうかいがん)」

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田子方面へと向かう途中にある「浮島海岸」は、西伊豆でも屈指の透明度を誇るビーチです。中でも湾の右側にある洞窟付近はシュノーケリングポイントとして大人気。ソラスズメダイやオヤビッチャといった熱帯魚を見ることができます。

7月末から8月末の夏季には監視所と海の家が設置されるので、子供連れでのシュノーケリングにもおすすめ。周辺にはトイレや無料シャワーのほかに、お食事処や旅館、リーズナブルな町営温泉「しおさいの湯」などもありとても便利です。

「燈明ヶ崎(とうみょうがさき)遊歩道」で海岸沿いを散策

出典: shikema/Shutterstock

「燈明ヶ崎遊歩道」は、浮島海岸と田子港を結ぶ約3.2kmのハイキングコース。遊歩道からは美しい海岸線をパノラマで楽しめるだけでなく、海岸沿いに咲く草花や駿河湾に沈む夕日も眺めることができます。シュノーケリングや磯遊び、釣りを楽しめるスポットが点在しているも魅力です。

日本で最も美しい夕陽を眺めよう

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「日本の夕陽百選」にも選ばれている堂ヶ島海岸のサンセット。SNSで写真がアップされるほどフォトスポットとしても人気が高く、夕暮れ時を迎えると平日にもかかわらず多くの観光客が海岸沿いを訪れます。

辺り一面をオレンジ色に染める快晴の日の夕焼けも素敵ですが、曇天の日の夕焼けも見応えがありますよ。夜の帳がおりかけた空にかすかに陽が残る光景はとても神秘的で、思わずため息が出てしまうでしょう。

帰りは温泉でリフレッシュ

出典: ryotaba/PIXTA(ピクスタ)

伊豆半島に来たのなら温泉は外せません。日帰りで楽しむならお手頃価格の町営温泉がおすすめ。スケジュールに余裕のある方は、夕日を眺めながら露天風呂に浸かれる「海辺の隠れ湯 清流」や、堂ヶ島温泉開祖の湯である「堂ヶ島温泉ホテル」に宿泊してみてください。もちろん日帰り入浴プランもご用意していますよ。

◎まとめ

「日本の青の洞窟」とよばれる天窓洞をはじめ、ビーチや遊歩道、温泉、ジオサイトと堂ヶ島にはたくさんの見どころがあります。土肥金山や土肥温泉までもすぐなので、ちょと足を延ばして観光してみるのもおすすめ。温泉施設に宿泊しながらのんびり西伊豆観光をお楽しみくださいね。

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