鳥羽市のおすすめホテル10選｜真珠と海の幸が自慢の志摩半島を楽しもう

三重県志摩地方の中心である鳥羽市は、伊勢市の隣にあることからお伊勢参りにも便利なところ。鳥羽市街にもミキモト真珠島や鳥羽水族館などの観光スポットがあり、アワビや伊勢エビ、浦村カキなどの海鮮グルメも魅力です。リアス式の入り組んだ海岸線の景色も美しく、観光旅行にぴったりのリゾートなホテルもいろいろ！そこで今回は、鳥羽市でおすすめのホテルを一挙に10か所ご紹介します。

風光明媚な鳥羽湾沿いにホテル多数

鳥羽市内には、海沿いにたくさんの宿泊施設が建ち並んでいます。とくに、市街中心部でもある加茂川河口の鳥羽湾の周辺には、眺望にすぐれた大型観光ホテルの選択肢が豊富。伊勢志摩観光の拠点としても便利です。

また、鳥羽港から船で渡る答志島（とうしじま）にも、海の幸や眺めが自慢の宿が数多くあります。

鳥羽グランドホテル

鳥羽グランドホテルは、風光明媚な鳥羽湾でもとくに眺望のよい岬に建つ観光ホテル。三方を海に囲まれていることから、すべての客室がオーシャンビューとなっています。とくに、ホテルの正面に浮かぶ3つの小島「三ッ島」の眺めは格別です。

カキの養殖場が目の前に広がる温泉大浴場もホテルの自慢。潮風の心地よい露天風呂もあり、心身ともにリラックスできる極上の時間が過ごせます。客室は和室のほかに和洋室もあり、またペットと泊まれるお部屋も用意されています。

もちろん、志摩沖の新鮮魚介を豪華に取り合わせた夕食も魅力！会席料理とバイキングの2種類があり、伊勢海老＋鮑＋松阪牛の贅沢極まりないコースも堪能可。ライブキッチンのバイキングでも、鮮度抜群のお刺身や名物の伊勢海老鍋などが味わえますよ。

答志島温泉寿々波

鳥羽湾の沖合に浮かぶ答志島でおすすめのホテルが、こちらの「寿々波（すずなみ）」です。島の宿らしく地場の魚介グルメが一番の魅力で、「伊勢エビ2匹、あわび2個付会席」や「伊勢エビ姿造りとあわび踊り焼き付会席」など、舌の欲求にストレートな磯会席が満喫できます。

壁から天井までガラス張りの明るい大浴場も人気のポイントで、朝日も夕日も拝める絶好のロケーション。夜には星空の下に船の漁火も眺められます。客室は和室と和洋室の2種類あり、畳に布団で寝るのはちょっと…という人でも大丈夫です。

扇芳閣

鳥羽市街の裏山に建つ扇芳閣（せんぽうかく）は、高台から街並みと港を見渡す眺望が自慢！天然温泉の大浴場は、眺めの良い海側の内湯のほか、静かな庭園に囲まれた露天風呂も楽しめます。

客室は和室に加え露天風呂付きの洋室もあり、一人旅から友人同士の旅行まで幅広く対応可能。最大で11名泊まれる大部屋の用意もあります。夕食は伊勢海老をメインとした会席料理。とくに伊勢海老を3尾半ぶんも使った伊勢海老づくし会席は、まるで竜宮城にでも迷い込んだかのような豪華さに目もくらむほどです。

鳥羽国際ホテル

JRおよび近鉄の鳥羽駅のすぐ前に突き出た岬全体を敷地とする鳥羽国際ホテル。ウェディング会場やおしゃれなカフェ＆レストランとして、地元の人たちからも親しまれている高級ホテルです。

客室はオーシャンウィングとハーバーウィングの2つの棟に分かれていて、ツインからインペリアルスイート、そして和洋室まで種類もさまざま。「ミキモトコスメティックス」が提供する鳥羽ならではの真珠スパもあり、女性に大人気です。

レストランは、メインダイニングのほかに和食処やカフェラウンジもあります。とくにメインダイニング「シーホース」では、伊勢海老や鮑など志摩の食材を、本格フレンチコースで堪能することができますよ。

海月

「海月」は鳥羽駅から徒歩約4分の、市街地のなかに建つこぢんまりとした老舗旅館。船大工が始めた船宿にはじまり、現在の女将で5代目を数えます。

スタッフのアットホームな雰囲気も宿の魅力で、シンプルな和室にも我が家のような温かみが感じられます。館内には囲炉裏があるのも大きな特徴で、炉端の居心地のよさと木のぬくもりが、ノスタルジーをさらに掻き立てるでしょう。

宿泊料と食事代が完全に分離しているため、好みに応じた多彩な夕食プランを選べるのも、観光客には嬉しいポイント。好きなものを好きなようにアレンジすることで、自分だけのオリジナル料理プランをつくることができます。朝食は、新鮮干物の和定食のほかに、近所の喫茶店からモーニングを取り寄せることも可能です。

新八屋

新八屋は、志摩半島東端近くの石鏡（いじか）の岬に建つ和風ホテル。宿のすぐ先には石鏡灯台があり、その向こうには太平洋の水平線が横たわっています。

石鏡は海女の故郷といわれ、目の前の海から揚がる魚介類は新鮮そのものの！伊勢海老に鮑に牡蠣に栄螺と、志摩の海の幸がこれでもかとテーブルをにぎわせます。朝食に出されるひじきの炊き込みご飯や伊勢海老赤だしもおすすめですよ。

お風呂には同じ三重県榊原の白山温泉のお湯を汲み入れ、身体がよく温まると評判です。海の彼方から昇る朝日や、闇夜に散りばめられた満天の星々を眺めながらの露天風呂は格別です。全室オーシャンビューなので、お部屋からも志摩沖の美しい景色が楽しめます。

吉田屋和光

鳥羽駅のすぐ真裏の高台に建つ「吉田屋和光（わこう）」は、ボラ漁のサッパ舟を模した屋上の貸切露天風呂が名物のホテル。隣接する系列の錦海楼も合わせると、全部で9つもの多彩なお風呂が楽しめます。

客室はすべて純和風で、8畳以上の広さがありのんびり寛げます。鳥羽湾が眺められる内風呂の付いたお部屋もあり、ちょっぴり贅沢に一夜を過ごすことも可能です。

こちらは素泊まりないし朝食のみと夕食があく、シンプルかつリーズナブルに泊まれるのが大きな特徴。一歩市街に繰り出せば、美味しい海の幸が満喫できるお店はたくさんあるので、晩ごはんの心配も無用です。

浜の雅亭一井

浜の雅亭「一井」は、たくさんのリゾートな宿が集まる相差（おうさつ）エリアの観光ホテル。目の前には弓なりの美しいビーチがあり、夏には海水浴客でにぎわいます。

いわゆる「美人の湯」と呼ばれるアルカリ性の天然温泉もホテルの自慢で、ツルツルしっとりとしたお肌になると女性に人気！うたせ湯やジャグジー風呂などもあり、スパ感覚で楽しみながら温まることができます。

客室からもビーチと海の景色が楽しめる一方、山側の和室やシングルの洋室でリーズナブルに宿泊することも可能。ロビーでは毎朝7時から朝市が開かれ、地元の特産品などが安く購入できて楽しいですよ。

石鏡第一ホテル神倶良

「石鏡第一ホテル神倶良（かぐら）」は、風光明媚な志摩半島でもとりわけ眺望絶佳の宿。前出の新八屋から少し登ったところにあり、太平洋の海原の景色を窓から独り占めすることができます。野外のラウンジ「ランギットテラス」からは、伊勢湾や遠く愛知県渥美半島の伊良湖岬まで見渡せます。

客室はスタンダードな和室のほかに、天蓋付きのデザインルームや露天風呂付きの特別室もありますよ。早朝にトンビの餌付けを行っていたり、幸せを呼ぶ「絆の鐘」があったりと、カップルからファミリーまで楽しめる見どころが満載です。

ダイニング「波音」でいただく夕食も忘れてはならないポイント。春は新ワカメや桜鯛のしゃぶしゃぶ、夏には岩ガキやウニ・アワビ、秋の伊勢エビに冬はふぐと、1年を通じて旬の美味しいものが尽きることはありません。

サン浦島悠季の里

牡蠣の養殖で有名な浦村の生浦湾に臨んで建つ「サン浦島悠季の里」。宿から眺める伊勢湾の景色もさることながら、敷地内に2つの温泉の源泉をもっているのも特筆すべき特徴です。どちらも湯量豊富でお肌もしっとり。広々とした大浴場のほか、3種類の貸切風呂も人気です。

客室はすべてオーシャンビューで、窓の外には牡蠣の養殖いかだが穏やかに並んでいます。食事は朝晩ともに部屋出しで、周囲を気にせず伊勢志摩の山海の珍味に舌鼓を打つことができますよ。目の前の海で育ったプリプリの牡蠣のほか、冬には安乗ふぐ、夏には天然の岩ガキも味わえます。

市全体が「伊勢志摩国立公園」なだけあり絶景が広がる

鳥羽市はなんと、全域が伊勢志摩国立公園に指定されているんですよ！伊勢志摩国立公園は戦後初の国立公園で、55.544haという膨大な面積を有しています。それだけに市内はどこを撮っても絵になる景色で、比較的温暖な気候から訪れる時期を選びません。市内には観光名所も多いので、お伊勢参りや志摩観光の際は、忘れずに鳥羽市もめぐってくださいね。

鳥羽市のおすすめホテル10選｜真珠と海の幸が自慢の志摩半島を楽しもう