新潟県十日町市のおすすめホテル6選。温泉と芸術と写真映えの町！

新潟県十日町市は大自然に囲まれた美しい町です。町の中央には信濃川が流れ、川を沿うように住宅地と田園風景が広がり、その周りは緑深い山地で囲まれているのが特徴。絶景を望むスポットも多く、清津峡や棚田、美人林と呼ばれるブナ林など一度は見てみたい風景ばかりです。他にも3年に1回開催される「大地の芸術祭」や伝統の織物業なども十日町市を語るには外せません。そんな十日町市でのおすすめホテルをご紹介しましょう。

十日町市と言えば松之山温泉が有名

群馬県「草津温泉」、兵庫県「有馬温泉」、そしてここ十日町市にある「松之山温泉」は日本三大薬湯と呼ばれていることをご存じでしょうか？日本ではめずらしい「ジオプレッシャー型温泉」で、約1200万年前の化石海水がマグマ（地圧）により高温で湧き出てくる温泉です。無色透明のやや緑かかった色の温泉は腰痛・神経痛・うちみ・冷え性・切り傷・皮膚疾患・美肌効果など多くの効能があります。そんな「松之山温泉」を楽しめる温泉街には湯治宿を含めて十数軒あるほか、日帰り温泉施設もあります。さらに街づくりにも力を入れていて、グッドデザイン賞2017を受賞しているんですよ。どこの温泉よりも濃い「松之山温泉」で、心も体も癒しに訪れてはいかがでしょうか。

ホテルしみず

十日町駅より徒歩5分。商店街の中心地にあるホテルは駅から近く、国道117号線に面しているため便利なロケーションです。周辺には飲食店も多く、素泊まりの利用でも食事の心配はありません。

15室ある客室は、洋室と和室が選べます。洋客室は平成28年に全室リニューアルし、バストイレ・テレビ・無料Wi-Fi・無線LANが全室完備。またビジネスホテルとは思えないこだわりの朝食では、魚沼産コシヒカリをはじめ新潟の旬の食材を生かした郷土料理がいただけます。

料金もリーズナブルで、ビジネス・観光と幅広い用途でおすすめできるホテルです。

野本旅館

JR上越新幹線「越後湯沢駅」経由、ほくほく線「まつだい駅」よりバスで約20分。ゆったり寛げる落ち着いた和室で、温泉街の景色が楽しめる旅館です。

素晴らしい景色が一望できる客室は、夫婦やカップル向けの８畳の和室のほか、ご家族やグループで宿泊できる18畳など全部で15部屋。そして日本三大薬湯の松之山温泉が堪能できる大浴場は松之山随一の大きさを誇ります。

40度に設定された温泉はお子様にも安心。季節を感じられる山側と温泉街が一望できる道側で楽しめる景色は異なるため、毎日男女で入れ替わります。また夕食は四季折々の地元特産品の旬の味覚が味わえて、ボリューム満点の朝食も品数が豊富で大好評。名産の魚沼産コシヒカリと共にぜひ、堪能してください。

松之山温泉和泉屋

JR上越新幹線「越後湯沢駅」経由ほくほく線「まつだい駅」よりバスで約25分。どこか懐かしさを感じさせてくれる和室は、家族で宿泊できる10畳の部屋から、カップル向けの8畳など全6部屋を用意しています。

雪国だからこそ採れる山菜や野菜、棚田で作られる魚沼産コシヒカリ、妻有ポークなど、地元の食材が味わえる料理は大好評。すべて女性スタッフが一つ一つ丁寧に調理しています。温泉でじっくりと低温調理された湯治豚やたんぱく源として重宝されていた鯉料理など、松之山の食文化がふんだんに頂けます。他にも化学調味料や肉・魚・卵を使用しない「マクロビオティック」の用意もあります。

酒の宿玉城屋

JR上越新幹線「越後湯沢駅」経由ほくほく線「まつだい駅」よりバスで約20分。7年連続ミシュランの星を獲得している「レストラン・リューズ」で修行した栗山シェフが作り出す本格フレンチが味わえるホテルです。

全部で11室ある客室は、最上階にある檜の露天風呂が楽しめる「露天風呂付き和室」、自然の音色が心を癒してくれる「和室（バスなし）」、2018年にリニューアルされたアートとお酒がテーマの「椿　露天風呂付き特別室」、車椅子でも利用できる「憩　貸切風呂付き和洋室」など多彩に用意。部屋からは大自然の景色が一望でき、懐かしい原風景は四季折々の表情を変えて落ち着きのある空間を演出してくれます。

また、地元の食材を使った栗山シェフのフルコースは、種類豊富な日本酒・ワインと共にぜひ、堪能してみてはいかがでしょうか。

越後松之山温泉凌雲閣

JR上越新幹線「越後湯沢駅」経由ほくほく線「まつだい駅」より車で約20分。レトロな雰囲気漂う御宿は昭和13年に建築された木造三階建で、上州渋川から呼び寄せた宮大工が一人一室、趣向を凝らして創り上げたまさに芸術作品。国の『登録有形文化財』にも指定されています。

全17室ある部屋の中で、新館には洋室もご用意。天然の光がさす大浴場では、浅緑色の「鏡の湯」が堪能できます。さらに季節を感じる事のできる郷土料理は、地元ならではの素材をそのままいただけます。タイムスリップしたような、歴史漂う空間を味わいたい方におすすめの旅館です。

ひなの宿ちとせ

JR上越新幹線「越後湯沢駅」経由ほくほく線「まつだい駅」より車で約15分。新潟県の雪深い松之山温泉にある旅館で、日本の原風景が一望できる御宿は冬になるとあたり一面銀世界になります。

全31室ある部屋は無料Wi-Fi完備。専用温泉露天風呂付きバリアフリー特別室「山ぼうし」「山つつじ」「山ざくら」をはじめ、12.5畳の広々とした専用檜風呂付「夢の間」、ツイン小上がり和洋室「瑠璃の間」など10タイプの客室から選べます。

館内では傷を癒し、美肌効果に優れた薬湯の松之山温泉が楽しめます。自慢の露天風呂「月見の湯」は春は新緑、冬はあたり一面真っ白い雪に覆われながら源泉掛け流し湯を堪能できます。大浴場「ほんやらの湯」、貸切風呂の「山の湯」「里の湯」など、さまざまな温泉が満喫できますよ。広々としたお部屋が多く、ゆっくりしたい夫婦や家族におすすめのホテルです。

電車なら六日町、車なら石打エリアでの宿泊もアリ

人気観光町である十日町の周辺エリアにも多彩な宿泊施設があります。都内から電車で訪れる場合、ほくほく線の起点駅である六日町市でホテル・旅館を見つけてみてはどうでしょうか。越後線経由で「越後湯沢駅」まで直通運転を行っている「六日町駅」は、観光中の移動がしやすくホテル・旅館が多いのもおすすめポイントです。

車移動なら都内から関越自動車道で約2時間半の石打エリアも候補のひとつ。スキー場が近いこともあって、宿泊施設が充実しています。インスタ映えスポットにもなっている「清津狭」は関越自動車道「塩沢・石打IC」から車で約20分。雪国の歴史や文化、伝統が今尚感じることができる「三国街道・塩沢宿」は車で約10分と観光しやすさが人気のポイントです。

新潟県十日町市のおすすめホテル6選。温泉と芸術と写真映えの町！