歴史の町・中城村周辺にある絶品ディナーのお店をご紹介！

沖縄の世界遺産「中城城跡（なかぐすくじょうせき）」を有する中城村は、沖縄本島中部の東海岸沿岸部に位置します。史跡だけでなく古き良き沖縄の風景が残る中城村は、島野菜やサトウキビの栽培が盛んなことで有名。それだけに美味しいグルメがたくさんあります。今回は、そんな沖縄の歴史スポット・中城村を訪れたらぜひ食べておきたいおすすめのディナーをご紹介していきましょう。中城村観光を歴史探訪だけで終えるなんてもったいないですよ！

1.本格的な和食をカジュアルに楽しめる「樂」

「樂（らく）」は外国人住宅をリフォームしてできたカジュアルな雰囲気の日本料理店。店頭には藍染布の看板が掲げられており、和食店らしい雰囲気を醸し出しています。店内はテーブル席のほかに座敷も用意されていて、家族連れや大人数でもゆったりと寛ぐことができますよ。

メニューは天ぷらや刺身、酢の物、おばんざい、肉豆腐など種類豊富なラインナップ。沖縄で本格的な日本料理が楽しめるとあって、外国人観光客も多く訪れています。料理を引き立てるお酒の種類も多く、日本酒が主流ではない沖縄では珍しいお店と言えるでしょう。飲みきりのカップ酒も揃っているので、新鮮な日本酒の味を堪能できます。中城地区で日本料理が食べたくなったらぜひ「樂」へ！

2.京料理と琉球料理がコラボレートした「サンスーシー」

「サンスーシー」は、京料理と琉球料理がコラボレートした上品な料理が自慢のお店。バラエティー豊かに揃った京うどんメニューのほか、丼ものや京抹茶を使用したスイーツを提供しています。お昼時には大変混み合うので、ゆっくりとお食事を楽しみたい方はディナーの時間帯に訪れてみましょう。

おすすめメニューは「京のふわふわ親子丼」。柔らかい読谷のEM地養卵の上に濃い黄身の生卵が乗り、九条ネギが味を引き立てます。口に入れるとトロトロの卵が広がり、溶けるような旨味が広がりますよ。
他にも湯葉をのせた湯葉玉丼や、京都名物の衣笠丼など京都ならではのメニューを頂けます。

京風細麺の「南蛮うどん」は、10種類以上のスパイス香るクリーミーな味が大好評。まろやかなカレーはさほど辛くなく、深い味わいが魅力です。どのお料理も食材一つ一つにこだわりっており、一度食べたら病みつきになりますよ。

3.いろいろな味のつけ麺が楽しめる「我流家」

「らぁ」と書かれた大きな看板が目印の「我流家（がりゅうか）」は、独創的なラーメン作りで評判のお店です。メニュー表は壁掛け式のチケット制になっており、オーダーする際は好みのものを選んで店員に渡すというちょっと珍しいスタイル。各席にはつけ麺の食べ方をレクチャーしたボードまで設置されています。

人気ナンバーワンメニューは、お客さんのほとんどがオーダーするという「つけ麺」。つけ汁はメインの魚介系スープのほか、日替わりでおまけのミニつけ汁が1種類付いてきます。クリーミー味噌味や柚子風味、ゆし豆腐入り、オニオングラタンスープ風など、他では味わえないつけ汁は食べてみる価値ありですよ！

営業時間はランチ開始の11時30分～23時30分と長めですが、お昼時には常に満席になるという人気店なので時間をずらして訪れるのがおすすめ。周辺には大学のキャンパスがあることもあり、多くの学生さんたちで賑わっています。

4.肉厚のステーキを食べたいなら「パブラウンジ・エメラルド」

まるでハワイのリゾートを連想させるような内装が魅力の「パブラウンジ・エメラルド」。テラス席からは、中城湾を望む素晴らしい景色を眺めながらお食事を楽しむことができます。店名の通り当初はパブラウンジとしてオープンしたので、本格的なバースペースも用意されていますよ。

お店の一番人気は450gの「エメラルド特製ジャンボステーキ」。肉を横にしても倒れないほどの厚さで、とにかくボリューム満点です。ジュージュー音を立てる熱々のステーキは、そのままニンニクと塩で食べるのがエメラルド流なのだとか。肉そのものの味を堪能したい方にはおすすめの逸品です。

「パブラウンジ・エメラルド」で提供する輸入肉は脂身が少ないので、女性でも無理なくペロリと食べられてしまうのが特徴。メニューはステーキのほか、ハワイの定番料理のロコモコやガーリックシュリンププレートはもちろん、パスタや沖縄の郷土料理など幅広く揃っています。

5.沖縄料理をゆったり愉しむ「悠愉樹庵」

沖縄の郷土料理を味わえる「悠愉樹庵（ゆうゆじゅあん）」は、緑の木々に囲まれた隠れ家風のお店です。室内はテーブル席とカウンター席、奥に座敷があり、木の温もりあふれる空間の中でゆったりと過ごすことができます。

食の安全を重視するというオーナーのこだわりは、新鮮な県産食材を使用していることや科学調味料を一切使用しない健康志向の調理からも垣間見ることができるでしょう。手間暇をかけて作られたお料理からは、食材そのものの味を存分に感じられます。小さなお子様や年配の方にもおすすめです。

沖縄そばが中心のメニューの中でも、最も人気なのが「軟骨ソーキそば」。コシのある麺とジューシーな軟骨ソーキ、ほんのり甘味があるあっさりスープのコラボがたまりません。とろけるように柔らかいてびちをトッピングして頂く「てびちそば」も要チェックですよ。

6.中城にある鶏料理専門店「鳥と卵の専門店　鳥玉」

「鳥の鳥による鳥のためのステージ」と看板にあるように、「鳥と卵の専門店　鳥玉」は卵料理と鶏肉料理を提供するお店です。お店のイチオシは「EM養鶏場　琉球卵の出汁巻き玉子定食　卵黄ソース」で、朝生まれたばかりの新鮮な卵を使っているのが特徴。ふわふわの出汁巻き玉子は口の中に入れるととろけます。

もう一つの評判メニュー「塩水漬け若鶏のチキン南蛮　黄金タルタル」は、柔らかく仕上げたチキン南蛮に荒く砕かれたゆで卵の黄金タルタルソースがかけられた一品。カリッとジューシーな鶏にタルタルソースがよく絡み、素晴らしいハーモニーを奏でます。

卵料理専門店というとオムライスが定番ですが、「鳥と卵の専門店　鳥玉」には男性でも大満足のガッツリ系メニューが揃っているのが魅力です。セットのご飯やスープ、サラダは数種類から選ぶことができ、来る度に異なる味を楽しめるのもうれしいですね。

7.「ローズガーデン」でアメリカ料理を楽しむ

白い壁面に赤い屋根というノスタルジックな雰囲気漂う「Rose Garden（ローズガーデン）」。周辺には英語の標識などもあり、まるでアメリカにいるような気分を味わえます。朝8時の開店から夜23時の閉店まで実に様々なメニューを提供しているので、どの時間帯に訪れても美味しいアメリカン料理にありつけますよ。

人気メニューはステーキですが、伝統的なソーセージやロブスター、オムレツ、パスタなど魅力的なメニューが目白押し。お腹がいっぱいになったら最後はデザートで締めましょう。創業以来評判のチーズケーキは、スフレとベイクドを一度に味わえる欲張りな一品。アメリカンスイーツの定番である、パイやトライフルもぜひ試してみてくださいね。

8.「大東寿し丸寛」でテイクアウトする

「大東寿し丸寛（まるかん）」は、沖縄の離島である大東島の名物「大東寿司」を扱う専門店です。「大東寿司」とはサワラの漬けをのせた握り寿司で、ほんのり甘くとろけるような食感が特徴。醤油を付けずにそのままパクパク頂けるので、ドライブのお供にもおすすめです。

メニューは、大東寿司と卵巻きの2種類のみ。お寿司は8貫入りと10貫入り、30貫入りが用意されています。開店は11時ですがお昼時は大変混みあうので、すぐに受け取りたい方は予約を入れておくと良いでしょう。「丸寛」はテイクアウト専門店ですが、簡単なイートインスペースも設けられていますよ。

◎まとめ

中城村と聞くと「中城城跡」が真っ先に思い浮かびますが、実はグルメスポットもたくさんあるんですよ。定番の沖縄郷土料理やステーキだけでなく、島料理やラーメン、和食、洋食と幅広く揃っています。観光に訪れた際にはぜひ、この記事を参考に様々なグルメをお楽しみくださいね。

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