神の島と呼ばれた尾道市生口島は、耕三寺など見所満載の観光スポット

画像出典:kazukiatuko / PIXTA(ピクスタ)

生口島は、瀬戸内海に浮かぶ芸予諸島の一つです。しまなみ海道の中継地で「神の島」とも呼ばれます。それは宮島に厳島神社ができる以前、この生口島に仮社が置かれていたから。同島瀬戸田町には、同じ名前の厳島神社が祀られています。島出身の著名人には、広島県名誉県民でもある平山郁夫画伯がいらっしゃり、彼の作品が鑑賞できる美術館は人気観光スポットとなっているのだとか。今回は、そんな生口島の見どころを厳選して4ヶ所ご紹介してきます。

[x] 閉じる

神の島と呼ばれた尾道市生口島は、耕三寺など見所満載の観光スポット:目次

1.生口島最大の観光スポット西の日光「耕三寺」は慈母愛の結晶

開祖である耕三寺耕三和上が、御母堂の御霊を弔うために建てた西の日光「耕三寺」。慈母愛の結晶とも言えるこのお寺は、日本各地の有名な仏閣を模して建設された生口島最大の観光スポットです。

宗派は浄土真宗本願寺派で御本尊は阿弥陀如来。収蔵されている木造阿弥陀如来立像をはじめ、多くの宝物が国の重要文化財に指定されています。生口島の耕三寺を訪れれば、きっと日本中の有名なお寺を巡った気分になれますよ。

2.ここはエーゲ海?生口島の「耕三寺博物館未来心の丘」は必見

生口島の耕三寺には、開祖である金本耕三氏が収集した数多くの宝物や美術品が収蔵されています。それらは耕三寺博物館で一般にも公開され、耕三寺の伽藍の一部は博物館の役目も果たしているのです。

収蔵品には阿弥陀如来立像や釈迦如来立像、釈迦如来坐像を始めとする多くの重要文化財があり、耕三寺とともに共通券で拝観できます。その共通券で見学できるもう一つの人気スポットが未来心の丘です。

広島県出身の彫刻家・杭谷一東氏がイタリア産の大理石を使って手がけた白いモニュメントは、さながらエーゲ海のミコノス島のよう。未来心の丘から見渡せる瀬戸内海がエーゲ海に見えるかもしれません。

3.瀬戸内の風土が育んだ日本画を見る「平山郁夫美術館」

生口島は偉大な画家も輩出しています。1930年に尾道市瀬戸田町に誕生し、その後東京藝術大学の学長にも就任した日本画家・平山郁夫画伯です。幼少期を生口島で過ごし、絵心に芽生えた平山少年の画家としての原点は瀬戸内海。故郷の瀬戸田町に建てられた平山郁夫美術館は、瀬戸内の風土が育んだ平山郁夫氏の感性に出会える場所です。

収蔵作品は幼少期から15歳ころまでの作品や、画家としての初期の作品など年代ごとに分けられ、作品の構想を練るために書かれた下絵なども展示されています。中でも、平山郁夫氏の代名詞とも言える1959年の作品『仏教伝来』は必見!原寸大の陶板画で展示されています。原爆症に苦しみ、画家として、また人としての魂を込めて書き上げた記念碑的な作品ですので、ぜひ足を運んで間近で観てみてください。

4.中国三十三観音霊場のひとつ「潮音山向上寺」は三重塔が見もの

生口島には、耕三寺以外にも数多くの社寺が建立されています。中国三十三観音霊場の一つでもある潮音山向上寺は、創建が1403年という歴史あるお寺です。眼下に瀬戸内海を見下ろし、平山郁夫画伯も幼少時代によくここへ絵を描きに来ていたという、潮音山公園の中腹に位置します。

御本尊は観世音菩薩。観光の目玉とも言える三重塔は、国宝にも指定されています。その他、広島県指定重要文化財の銅鐘も見ることができますよ。山頂は開けた公園で、参道の途中には道案内をしてくれる案内地蔵が立てられて長閑な雰囲気を味わえます。

◎まとめ

広島県尾道市から愛媛県今治市へと続く「しまなみ海道」の橋脚を支える島々の中で、ほぼ中央に位置するのが生口島です。隣りの大三島は愛媛県のため、県境の島でもあり、その大三島との間に掛かる多々羅大橋は日本国内最長の斜張橋としても有名です。この橋を望む瀬戸田PAも、生口島の人気観光スポットの一つ。魅力たっぷりの生口島、まだまだ残る魅力を探しにぜひ出かけてみてください!

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

尾道でおすすめの記事

尾道のアクセスランキング