バルセロナ市民のオアシス「シウタデリャ公園」をぶらり散策

画像出典:REDMASON/Shutterstock

バルセロナ市民のオアシス「シウタデリャ公園」をぶらり散策

バルセロナの旧市街エリアに広がる「シウタデリャ公園」は、バルセロナ市民はもちろん、観光客も多く足を運ぶ人気観光スポットです。園内には、ガウディの初期の作品である噴水広場や赤い凱旋門、白ゴリラで一躍有名になったバルセロナ動物園、大道芸人で賑わうリュイス・クンパニィス通りと見どころが満載。
今でこそ市民に愛される公園となっていますが、かつてはバルセロナの悲しい歴史を象徴する場所でもありました。今回は、数奇な運命をたどったシウタデリャ公園の歴史や見どころ、観光情報についてご紹介していきます。

目次

バルセロナ市民のオアシス「シウタデリャ公園」をぶらり散策

目次を閉じる

1.シウタデリャ公園の歴史

出典: dem10

18世紀のスペイン王位継承戦争で敗北したバルセロナを監視するため、1718年にスペイン国王フェリペ5世が星型の大きな要塞を建てました。その跡地に建設されたのが、シウタデリャ(要塞)公園です。

一時は軍の刑務所として利用されていたシウタデリャでしたが、1869年に要塞の解体が決定。
その後、1888年のバルセロナ万博を機に公園として生まれ変わったのです。

要塞を建設するにあたり約1,200軒もの民家や修道院が犠牲になったこと、さらに「スペイン中央政府の抑圧の象徴」でもあったことからバルセロナ市民には長らく嫌われてきましたが、現在は市民の憩いの場として愛されています。バルセロナの歴史を垣間見れる歴史スポットでもあるので、ぜひ足を運んでみましょう。

2.バルセロナにもあった「凱旋門」

出典: sharrocks

公園の北西部にあるレンガ造りの朱色の門は、バルセロナ万博の際に造られました。設計したのはカタルーニャの著名な建築家で、スペイン独自の建築様式であるムデハル様式を用いているのが特徴。凱旋門の高さはおよそ30mで、その威風堂々とした出で立ちからバルセロナのシンボルの一つとして親しまれています。

3.若かりし頃のガウディが設計した「噴水広場」

出典: trabantos/Shutterstock

公園の中には市民の憩いの場となっている噴水広場があります。4体のドラゴンが口から水を吹いてこの噴水は、若かりし頃のガウディが手がけたもの。彼のほかの作品と同じく、細部にまで神経が行き届いた繊細な造りとなっており、よく見てみると似通ったドラゴンは表情がそれぞれ微妙に異なるのがわかります。

ちなみに、この噴水広場は「トレビの泉」がモチーフとなっているそうですよ。その仕事ぶりを評価されたガウディが、出世するきっかけともなった作品だけにぜひ見ておきたいところ。世界遺産にも登録されている「カサ・ミラ」や「サグラダ・ファミリア」といった壮大な作品の原点がここにあります。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

バルセロナでおすすめの記事

バルセロナのアクセスランキング