名称:函館公園
住所:北海道函館市青柳町17
公式・関連サイトURL:https://www.hakodate-jts-kosya.jp/park/hakodate/
「函館公園」は、日本最古の観覧車に乗り、動物とふれあい、歴史ある洋館や博物館を見学できる都市公園です。人気観光スポットが多い函館の中でも、市民の手によって函館で初めてできた公園の歴史を知ると胸が熱くなりますよ。
函館山ロープウェイ山麓駅から近いので、景色や花を眺めながら散策するのもおすすめ。たまには暮らすように楽しむ旅のスタイルで過ごしてみませんか?
目次
函館公園で遊ぼう!噴水広場・博物館・遊園地など魅力が詰まった都市公園
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函館公園とは
函館山の東麓に、函館公園があります。この公園の最も大きな特徴は、全国でも類がない”市民の手によって造られた公園”ということです。まだ公園という概念がほとんどなかった当時の函館で、リチャード・ユースデン英国領事の「健康な人には休養する場所が必要」という呼びかけに、函館市民が賛同したのがきっかけでした。
函館の豪商や市民からの寄付が集まり、函館官庁の官吏や市民などが参加したボランティア活動によって造成、明治12年(1879年)に開園しました。このような経緯でできた市民による市民のための函館公園は、国登録文化財の『登録記念物(名勝地)』、『日本の歴史公園100選』に指定されています。
ビジターセンター、市立函館博物館、こどものくに、動物園などは営業時間が決まっていますが、函館公園自体はいつでも自由に入れます。函館山ロープウェイの山麓駅から歩いて5分ほどと近い場所にあるので、ぜひ遊びに行ってみてください。
1.中央大噴水のある噴水広場でのんびり。
函館公園の中央北側に、中央大噴水のある噴水広場があります。木々に囲まれた噴水広場は、中央大噴水を中心として円形に芝生が敷かれた居心地の良い場所。噴水の周りにはベンチが設置されているので、座ってゆっくり寛ぐことができますよ。
この大噴水は見るだけでなく、子供たちが水遊びできる場所にもなっています。大噴水と言う名前ですが浅いので、小さな子どもでも安心して遊べますよ。噴水での水遊びもきっと楽しい旅の思い出の一コマになるので、夏に函館公園を訪れるなら立ち寄ってみてください。
2.市立函館博物館
ひっそりと建っているため見落としてしまいがちですが、函館公園にある函館博物館もこの公園の見どころのひとつです。ペリー来航や箱館戦争、函館大火などの歴史資料、国指定重要文化財の『北海道志海苔中世遺構出土銭』、アイヌの美術工芸、考古資料、自然科学資料など、60万点を超える資料を収蔵・展示。函館の歴史に関わる史料をみることで、函館の歴史を詳しく理解することができます。
オススメは、普段入れない函館博物館の裏側を見学できる「バックヤード・ツアー」。参加するには5名以上で2週間前までの電話予約が必要ですが、興味のある方は早めに問い合わせましょう!ほかにも夜間無料開放の「カルチャーナイト」など興味深いイベントも企画されているので、公式サイトの[イベント・学習情報]は要チェックです!
名称:市立函館博物館
公式・関連サイトURL:http://hakohaku.com/
3.日本最古、有形文化財の博物館「旧函館博物館一号・二号」
函館公園には、現存する日本最古の博物館が2棟あります。どちらも、北海道指定の有形文化財。
「旧函館博物館一号」は、明治12年(1879年)に建造された左右対称の洋館です。
明治17年(1884年)に開館した「旧函館博物館二号」は、玄関と窓の上部がアーチ型になっているのが特徴。
これら旧函館博物館は外観しか見ることができませんが、開館記念日限定で一般公開しているんですよ!旧函館博物館一号がオープンしたのは、1879年(明治12)5月25日。そこで、毎年5月25日に近い土曜日に、旧函館博物館一号の内部を特別公開しています。函館観光の日程が合えば、ぜひその機会を逃さないでくださいね。
4.函館公園こどものくに
函館公園の中には子ども達に人気の施設がたくさんありますが、入園無料の「函館公園こどものくに」もそのひとつ。そしてここには、国の『登録有形文化財』に登録される予定のことが決まった日本最古の観覧車があります。
このミニ観覧車は、八角形のホイールに2人乗りゴンドラが8基ついています。昭和25年当初は大沼公園にありましたが、昭和40年に函館公園へ移設されました。ミニ観覧車は思っている以上に楽しめると評判で、なんと2周まわれます!
ミニ観覧車のほか「新幹線はやぶさ号」など、大型遊具のラインナップは10種類以上。そのほとんどに大人だけでも乗ることができます。
「バズーカ砲」「ユンボ DE GO!」「カエルつり」などゲーム感覚で楽しめる珍しい遊具も多いので、子供に戻った気分で体験してみてください。逆に、大型遊具でも年齢や身長制限がほとんどなく小さな子供でも乗れるので、地元の親子連れに大人気です。
名称:函館公園こどものくに
住所:北海道函館市青柳町17−4
入園料:無料
・遊具:切符350円/枚
・得々きっぷ(8枚):2500円
・フリーパス(1日):2800円
公式・関連サイトURL:https://kodomonokuni.sakuraweb.com/
5.ミニ動物園
ビジターセンターの隣に「ミニ動物園」があるので行ってみましょう。
ミニ動物園といっても、ミニチュアホースやポニー、ヤギ、ヤクシカなどの動物、クジャクやオオワシなどの鳥類、ウサギやチンチラなど小動物などいろんな生き物がいます。うれしいことに、ミニ動物園も入場無料です!
6.園内を散策
函館公園は樹々の緑の中に見どころが点在しているので、函館の歴史を感じながら公園内をゆっくりと散策するだけでも楽しめます。洋式の石橋である白川橋は、紅葉のフォトスポットとしておすすめ。
稀代の豪商・高田屋嘉兵衛の庭に植えられていた「高田屋の松」があったり、石川啄木をはじめ多くの碑が園内に建てられているので、スタンプラリーのように探して回っても楽しいですね。
名称:函館公園の見どころ
公式・関連サイトURL:https://www.hakodate-jts-kosya.jp/park/hakodate/scenery/
7.桜の名所、春はお花見!
函館公園の桜は五稜郭と人気を二分するほどで、お花見の時期にはたくさんの人が訪れる桜スポットになっています。
派手ではありませんが、夜桜もステキ。桜のほかにも、バラやムラサキシキブなど四季折々の花で私達を楽しませてくれます。美しく可愛らしい花を見ながらのんびりと散策してください。
◎アクセスと周辺観光
函館公園へのアクセスは、函館市電が便利です。市電【2系統:谷地頭行き】に乗って「青柳町」電停で下車、徒歩数分で到着します。JR函館駅からでも、所要時間約15分ほどで行けますよ。
函館公園から徒歩10分ほどの所に函館山ロープウェイ乗り場があるので、函館山とあわせて観光すると良いでしょう。徒歩5分あまりの場所にある谷地頭温泉は、日帰り入浴にオススメです。
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