広島県竹原市でオススメのホテル｜安芸の小京都を満喫！

広島県の南中部に位置する竹原市。東を三原市、北と西を東広島市に接し南は瀬戸内海に面しています。室町時代より港町として栄え、江戸後期になると塩田と酒造で発展。現在も残る当時の歴史的な街並みは「安芸の小京都」と呼ばれ、多くの観光客が訪れます。そのほか野生のうさぎの島、大久野島も人気の観光地。そんな竹原市でオススメしたいホテルをご紹介しましょう。

竹原市は温泉付きの宿がオススメ！

歴史的な街並みにうさぎの島・大久野島など、見どころも多い竹原市。ここでオススメしたいのが温泉付きの宿泊施設です。天然温泉を楽しめる宿もあるので、たっぷり観光を楽しんだ後はホテルにある質の高い温泉で疲れを癒すことができますね。

1. 休暇村大久野島

うさぎの島とも呼ばれる大久野島にある「休暇村大久野島」。天然ラドン温泉を使用する大浴場が併設された浜辺のリゾートです。

客室は和室・洋室ともに全室南向き。窓からは美しい瀬戸内海と、目の前の芝生広場で野うさぎたちが過ごす姿も眺められるという寛ぎの空間となっています。展望浴場が完備されており瀬戸内海の夕景を眺めながらゆったりと温泉を堪能できますよ。

瀬戸内の旬の素材を使ったこだわりの料理の評判も良いので、お食事付きのプランでの宿泊がおすすめです。

野生のうさぎと触れ合える朝のお散歩会や海ほたる発光観察会など、子供から大人までたのしめるアクティビティも開催されていますよ。

2. ホテル賀茂川荘

四季折々の自然の風情と由緒ある温泉を楽しめる「ホテル賀茂川荘」。山間の静かな環境でのんびりと過ごしたい方にぴったりな温泉付きの宿です。

客室は最上階の特別なロイヤルルーム、日本庭園に面した和室と和洋室があり、洋和室には全米No.1シェアのマットレス「サータ」を採用。日本庭園の中に佇む離れ茶室をリニューアルした客室の利用も可能なので、プライベート空間でより静かなひと時を過ごしたい方におすすめです。

ここの温泉は平安時代には菅原道真公が憩い、江戸時代には参勤交代の諸大名がその疲れを癒すために立ち寄ったという歴史あるスポット。ごく微量の放射能を含む「放射能冷鉱泉」という希少な泉質を持ち、万病の湯として古くから人々を癒してきました。

大浴場に加え五右衛門風呂、ジェット風呂、遠赤外線効果で身体の芯まで温めてくれる信楽焼き露天風呂などが完備され、気分を変えながら天然温泉を存分に満喫できますよ。貸切風呂の用意もあるので家族水入らずで楽しみたい時もいいですね。

3. NIPPONIA HOTEL 竹原製塩町

「NIPPONIA」は土地とその歴史に住まうように泊まることをコンセプトにした複合宿泊施設です。地域に残されたの古民家や建築物をリノベーションし、文化や歴史を再生する取り組みの一環として、古い家屋や建築物を開放しています。

竹原にある「NIPPONIA HOTEL 竹原製塩町」は2019年夏、新たにオープンした施設で、竹原町並み保存地区の中にあります。塩業で栄えた江戸時代の「浜旦那」気分を体験できる宿泊施設で、レストランと宿泊機能を備えています（※ フロント、ホテル、レストランが町の中に点在する形になります）。

客室は「MOSO」のツインまたは一棟貸し、「KIKKO」のツインまたは一棟貸しがあり、ツインなら4名まで、一棟貸しなら2名まで宿泊可能です。

価格的には非常に贅沢なホテルですが、「宿泊の45日前まで」「宿泊の90日前まで」の予約で割引になるキャンペーンがあるので（2019年8月27日現在）、気になる方はこちらも確認しましょう。

◎ 最後に：「安芸の小京都」とも呼ばれる、風情ある街並みは必見

竹原市の町並み保存区域は江戸時代に塩田や酒造りで栄えた豪商のお屋敷が立ち並び、高台には清水寺のような造りが特徴的な西方寺のある「安芸の小京都」。建物には当時の宮大工の知恵や工夫が詰め込まれた素敵なデザインが多く施されており、その繊細さには目を見張るものがあります。保存地域をよく知る地元の方々による観光ガイドも行われているので、そちらを利用するのもオススメですよ。

広島県竹原市でオススメのホテル｜安芸の小京都を満喫！