帯広で日帰り温泉を楽しもう!おすすめの温泉8選はここ!

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帯広で日帰り温泉を楽しもう!おすすめの温泉8選はここ!

帯広市にある日帰り温泉のほとんどがモール温泉(泥炭からなる植物性の有機物を含んだもの)で、銭湯のような価格で気軽に入ることができるんですよ。同じモール泉でも、温泉施設によって泉質に違いがあり、それぞれに個性があります。今回は、帯広に数ある日帰り温泉施設のなかでも、とくにオススメの8か所についてご紹介します。

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帯広で日帰り温泉を楽しもう!おすすめの温泉8選はここ!

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1. オベリベリ温泉 水光園

「オベリベリ温泉 水光園」は、帯広市街郊外の十勝国道沿いにあります。地元の人が「水光園」と呼ぶこの日帰り温泉は、綺麗なうえに建物が大きく、大人から子供まで1日中楽しめる総合温浴施設です。小さな川に囲まれた場所にあるこの温泉は、男女ともに屋内に内風呂3つ(水風呂、電気風呂、ジャグジー、高熱風呂)、サウナ、蒸し風呂があり、屋外には大きな露天風呂が2つあります。

このうち、露天風呂と内風呂それぞれ1つずつが、源泉100%のかけ流しとなっています。泉質は、まろやかな感触が特徴のモール温泉にしては比較的さらっとしています。それでも肌触りはとても良く、鮮やかな褐色はモール泉としての質の高さを物語っています。ちなみにこの場所は、十勝を開拓した依田勉三が最初に足を踏み入れた土地とされています。

2. アサヒ湯

「アサヒ湯」というこの温泉は知る人ぞ知る帯広の日帰り温泉。ここの泉質のすばらしさは、温泉ツウの間でも定評があります。

アサヒ湯は、帯広駅からでも徒歩10くらいのところにあります。温泉が湧き出るような場所とは思えないような閑静な住宅街の一角。暖簾をくぐって中に入ると、すぐに玄関があり左右に男女別に分かれています。浴室もこじんまりとしていて、水風呂、モール泉風呂のいずれも、大人が5~6人ほど入ると満杯になってしまう大きさです。

湯舟に浸かってじっとすること5分。よく見ると、身体にはびっしりと細かい泡がついていることに気が付きます。実はこの「アサヒ湯」の温泉は、お湯の中に細かい泡が含まれているんです!浴槽の足元からはモール泉がこんこんと湧き出ていて、全身を優しく包み込みます。洗い場にある蛇口から出るお湯も、なんと同じモール泉なんですよ。

泉質は、平均的なモール温泉より少し強い匂いがするのが特徴。特有のまろやかな質感もあり、出た後のお肌はとてもしっとり滑らかになります。アサヒ湯の素晴らしさは、道外からもアサヒ湯の温泉を求めてやってくるお客がいるほどです。

3. 天然温泉 やよい乃湯

平成23年に帯広で開業された、比較的新しい日帰り温泉施設です。「やよい乃湯」の温泉は黄色味を帯びていて、一般に帯広の温泉として引き合いに出される「モール泉」とは異なります。その理由は、地下1,600メートルという深さから湧き出すナトリウム塩化物泉だからです。

建物の中に入ると、まず目の前に現れるのは休憩スペース。お風呂から出た後、ジュースやビールなど、入浴後にゆっくりくつろげます。浴室は、屋内風呂と屋外風呂との2種類。屋内には主浴槽やジェット風呂、電気風呂のほかに、よもぎ蒸し風呂があります。一方の屋外風呂にはつぼ風呂、ひのき風呂、露天風呂があり、さまざまなお風呂を楽しむことができますよ。

近くにはスーパーマーケットや焼肉屋さんもあるので、入浴の後はゆっくりと帯広で買い物や食事をしてもいいでしょう。帯広駅からバスでアクセスする場合は、往復乗車券と入浴料がセットになったお得なバスの往復パックがおすすめです。

4. 白樺温泉

「白樺温泉」は、帯広市内にある老舗の日帰り温泉施設です。場所は、市街地の交通量の多い道路から少し奥まった静かな住宅街の一角。建物に近づくにつれて、どこからともなく温泉の香りが漂ってきます。

浴室の入口手前と奥に2カ所設けられた浴槽はそれぞれ湯温が異なるため、お好みの方を選ぶことができます。ちなみに、洗い場のカランから流れるお湯も源泉を使用しています。

こちらの温泉も、帯広・十勝ではお馴染みのモール泉ですが、一般的な茶褐色ではなく黄緑色をしています。お湯はトロトロとしていてアルカリ成分を豊富に含み、お肌をツヤツヤにしてくれますよ!

「白樺温泉」の近くには、世界で唯一の「ばんえい競馬」が行われている「帯広競馬場」があります。競馬で手に汗をにぎった後に、白樺温泉に立ち寄ってリフレッシュという観光コースもありですね。

5. ローマの福の湯

1981年に帯広に開業した老舗の「ローマの湯」。残念ながら外観からはローマを感じることはできず、むしろ昭和のノスタルジーに浸ることのできる日帰り温泉施設です。

地下1,200メートルから汲み上げているモール泉は、加温や加水は一切せず源泉かけ流しで提供されています。お湯には絶対の自信を持つという管理人さんのお話には、納得せざるを得ません。新しくて色々な仕掛けのある日帰り温泉施設とは趣の違うローマの湯。ぜひこの昔ながらの昭和の雰囲気を感じてみてください。

6. 温泉ホテル ボストン 

帯広市内には温泉をひいているホテルが数多くあります。こうしたホテルの先駆けといえるのが、「温泉ホテル ボストン」です。ホテルの近くには、帯広市内の豚丼の老舗「新橋」や「六花亭本店」、道東唯一のデパート「藤丸百貨店」などがあります。

建物は年季が入っていますが、素晴らしいのはその温泉!モール泉特有のツルツル感が強く、お肌はすべすべのすべりんこになります。日帰り入浴もあるので、気軽に立ち寄れます。

ちなみに、ボストンでは部屋のお風呂の蛇口からもモール泉が出てきます。日帰りに限らず、宿泊をしてモール温泉を堪能するのもいいですね。

7. 君乃湯温泉

帯広市街南部の売買川沿いにある「君乃湯温泉」。泉質はモール泉ではなくナトリウム塩化物泉で、舐めると塩気を感じるかもしれません。大浴場のほか、電気風呂や寝湯を楽しむこともできます。

浴場も湯上りスーペースも、とても明るくて広くて開放的。昭和42年創業の老舗という事で、地元のファンも大勢います。駐車場が広いので、車で乗り付けてのんびりしたい人にはとくにオススメです。

8. 天然の湯 自由ヶ丘温泉

「天然の湯 自由ヶ丘温泉」は、昔から帯広市民に愛されている老舗日帰り温泉施設。名前から推測できるように、帯広郊外の新興住宅地のただ中にあります。

お湯は源泉100%のモール泉!加温は寒さの厳しい冬以外は基本していないので、源泉そのままのお湯を堪能できます。浴室からは裏庭が見え、緑あふれる春夏や紅葉の秋、積もった雪が太陽の光に反射してまぶしい冬と、四季折々の変化を楽しめます。運が良ければ、湯船からリスの姿を見ることもできますよ。

◎まとめ

帯広にはたくさんの日帰り温泉があります。とくに、世界的にも貴重なモール泉かけ流しの日帰り温泉に入浴ができるのが、帯広での日帰り入浴の一番の魅力です。帯広を訪れたら、ぜひお肌に優しい植物性のモール温泉を試してみてください。

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