バルセロナ出身の画家ジョアン・ミロの魅力あふれる「ミロ美術館」

画像出典:Susan Fitzgerald/Flickr

バルセロナ出身の画家ジョアン・ミロの魅力あふれる「ミロ美術館」

ミロ美術館は、バルセロナの西側に位置する小高い丘「モンジュイック」にある美術館です。バルセロナ出身の画家ジョアン・ミロの幼少期の作品を含め、約1万点以上もの絵画やスケッチ、彫刻、陶芸品などを所蔵しています。20世紀を代表するシュルレアリスト画家であり、ヘミングウェイに大作家ジョイスと通ずるものを感じさせた天才画家ジョアン・ミロ。この記事では、そんなジョアン・ミロが数多くの作品を寄付したミロ美術館について詳しく解説していきます。

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バルセロナ出身の画家ジョアン・ミロの魅力あふれる「ミロ美術館」

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1.ジョアン・ミロとは?

ジョアン・ミロは、20世紀に活躍したバルセロナ出身の画家です。元々美術学校に通っていたミロでしたが、18歳の時にチフスを患い、長い療養生活を送ったことをきっかけに画家を目指すようになりました。
その時に訪れていた美しいモンロッチの風景は、彼に大いなる影響とインスピレーションを与え、特に初期の頃の作品に多く描かれています。

27歳になりパリを訪れたミロは、芸術革命運動「ダダ」に出会い、1920年代半ばになると「シュルレアリスム」に傾倒していきます。シュルレアリスムとは、思想革命運動の一つで「超現実主義」のこと。この時期から、ミロは作品の中で記号やなどをを多く使い始め、100以上もの「夢の絵画」を描きあげました。

1929年に36歳で結婚したミロはスペインに戻り、マヨルカ島のパルマ・デ・マヨルカにアトリエを構えます。絵を描く傍ら彫刻や陶芸、壁画などにも取り組み始めたミロ。第二次世界大戦中に描かれた「星座シリーズ」やミロ美術館のシンボル「財団のタペストリー」など、数多くの作品を残しています。

2.これは見ておきたい!おすすめ作品

ナチスドイツがスペインに迫る中で描かれた『明けの明星(The Morning Star)』は、この頃ミロが手がけていた「星座シリーズ」の中の一作です。薄赤と薄青のグラデーションの背景に、星や月が軽快に散らされています。「星座シリーズ」はミロの絵の中でも特に人気の作品群で、明るく軽やかな画調が特徴です。

ミロの代表作でもある『財団のタペストリー(Tapiz de la fundacion)』は、1979年に製作されました。
壁一面を覆う巨大なこの作品は、星と月と女性をモチーフにデザインされたもの。ミロの晩年の作品の特徴である、明るい色使いが特徴です。

3.モンジュイックの丘から眺める絶景

出典: Lipskiy/Shutterstock

ミロ美術館があるモンジュイックの丘には、モンジュイック城やオリンピックスタジアム、カタルーニャ美術館、マジカ噴水などたくさんの見どころがあります。中でも絶対に外せないのが「モンジュイック展望台」。眼下にバルセロナ市街地が広がり、中央にサグラダ・ファミリアがそびえる光景は一見の価値ありですよ。のんびり芸術鑑賞をしたあとは、外で絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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