北海道・羽幌でおすすめのホテル｜美しい夕日と希少な自然が自慢の町に宿泊

羽幌町は北海道北西部、日本海沿いの札幌と稚内の中間あたりにあります。札幌からは距離にして約200km。夕日がきれいな町として名高く、沖合いには自然豊かな天売島（てうりとう）や焼尻島（やぎしりとう）があり、観光的にも魅力的な町です。観光やビジネスの需要でホテルがたくさんありそうですが、ホテルは意外と少なく、国道232号線沿いをはじめ町の中心部に旅館が数軒点在。今回はその中からおすすめのホテルと焼尻島の宿を1軒ずつを紹介します。

1. はぼろ温泉サンセットプラザ

国道232号沿いの道の駅「ほっと・はぼろ」のメイン施設となる「はぼろ温泉サンセットプラザ」。まるで船のようなユニークな外観が特徴で、ホテル内に足を踏み入れると、明るく開放的なエントランスホールが広がります。

客室は全部で40室。洋室と和室の2タイプがあり、どちらもブラウン系の暖かなデザインでゆったりくつろげますよ。各部屋には専用のバスとトイレを完備しています。

ホテル内にはレストランとラウンジを併設しています。レストランでは羽幌で採れた新鮮な食材を堪能でき、羽幌で有名な甘えびも味わえますよ。またラウンジでは、日本海に浮かぶ夕日を眺めながら美味しいお酒をいただけます。

さらに、大浴場や寝湯、サウナなどを備えた天然温泉があります。露天風呂や温水プール（夏季限定）などもあるので、ゆっくりと入浴を楽しめますよ。

2. 焼尻ゲストハウスやすんでけ

日程に余裕がある方は、羽幌町からフェリーで1時間、高速船なら35分で到着する焼尻島に宿泊するのはいかがでしょうか？

「焼尻ゲストハウスやすんでけ」は、焼尻島に移住したご夫婦が営むアットホームな宿泊施設です。客室は6名までの男女子混合の宿泊部屋、4名までの女性専用相部屋、3名までの個室の3タイプ。各部屋には大阪の老舗寝具店の品を備えていています。

また、宿泊客はタオルやドライヤー、Wi-Fiなどを無料で利用できますよ。ただし、食料品や歯ブラシ、洗濯機は有料となっています。

宿泊する部屋タイプや人数によって価格は変動しますが、基本的には食事込みで5000円前後とリーズナブルな料金で宿泊できます。そのため、一人旅や宿泊費を抑えたい方におすすめです。なお相部屋のある施設という性格上、原則として11歳未満のお子様は利用できませんのでご注意ください。

◎ 最後に：天売島と焼尻島の魅力は希少な野鳥と原生林

羽幌町の沖合に浮かぶ天売島と焼尻島は、暑寒別天売焼尻国定公園（しょかんべつてうりやぎしりこくていこうえん）の一部です。周囲12kmほどの天売島は、海鳥「ウトウ」の世界一の繁殖地。その他にもオロロン鳥やウミスズメなどの希少な海鳥たちが営巣し、バードウォッチングや漁船クルーズといった観光が楽しめます。焼尻島は原生林が有名で島の3分の1が緑に覆われています。ナナカマドやミズナラなど50種類ほどの樹木が植生していて四季折々の花も観賞できます。

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