エンパイア・ステート・ビルの展望台からNYの夜景を見下ろそう！

エンパイア・ステート・ビルは、マンハッタン島のミッドタウンにある超高層ビル。世界中から1億人以上の観光客が訪れるニューヨークのランドマーク的な建築物で『アメリカ合衆国国定歴史建造物』に指定されています。先の尖った形に「なんか見たことあるかも！」と感じる人もいると思いますが、映画『キングコング』で「キングコングがよじ登ったビル」といえば、ピンと来るのではないでしょうか。

それでは、エンパイア・ステート・ビルの見どころを紹介します。

1. エンパイアステートビルってどんなビル？

エンパイア・ステート・ビル（Empire State Building）は、ニューヨーク5番街、マンハッタンのほぼ真ん中（ミッドタウンエリア）にある世界的に有名なランドマークタワーです。巷でよく見る「ニューヨークの摩天楼とその夜景」は、ここから眺めたものか、あるいはトップ・オブ・ザ・ロックから眺めたエンパイアビル方面であることが多く、世界的にも人気の観光スポットです。

展望台からの夜景以外にも、ビルの歴史が学べる展示室やアトラクションもあるので、家族や友達と一緒に行くと更に楽しめるはずです。建築様式や設えに興味がある人には、アールデコ調の美しい天井画で有名なロビーもおすすめです。

・階数：102F
・高さ：448.7 m
・竣工：1931年4月11日
・高さランキング：21位 ※2019年6月現在

2. エンパイアステートビルへのアクセス

エンパイア・ステート・ビルは、地下鉄 B/D/F/M/N/Q/R/W 線「34th St.」駅を出て、34th St.または33th St.を東へ進むとあります。駅からは徒歩4分です。超高層ビルなので、上を見上げればすぐに見つかります。

3. 見どころは86階と102階の展望台

エンパイアステートビルの見どころは、なんと言ってもマンハッタンの街が一望できること。86階と102階にそれぞれ展望台があり、86階のメイン展望台はオープンエアの展望台です。

北西にタイムズ・スクエアやセントラル・パーク、西にハドソン川、南から西にかけてブルックリン橋やイーストリバー、自由の女神など、高性能双眼鏡でマンハッタンの名所を眺めることができます。

102階の展望台は映画の舞台としても使われる場所なので、記念にたくさん写真を撮って旅の思い出にしましょう。標高が高い分、地上よりも寒いので、上着を1枚用意して登るといいですよ。102階へ行くエレベーターは、階数の代わりに標高を表示するのが珍しいオーチス社製の手動エレベーターで、よければその違いも楽しんでみてください。

※写真は南側の風景。ワン・ワールド・トレードセンターやSOHO、ウォール街など、上から見下ろすことができます。奥に見える島はスタテン・アイランドです。

4. おすすめは86階から眺める夜景

夜景を楽しむなら86階の展望台がおすすめです。エンパイアステートビル86階のメイン展望台は高320m。屋内部分と屋外部分に分かれていて、屋外の展望デッキは360度周回可能。全方向を遠くまで見渡せます。

5. 展望台のチケット料金と営業時間

エンパイア・ステート・ビルの営業時間は8時～26時。年中無休です。展望台のチケット料金は、大人／子供／シニアで違う設定になっています。

▶ 営業時間：8時～深夜2時（年中無休）
▶ 料金1：86階のみ｜大人29ドル／シニア26ドル／子供23ドル　
▶ 料金2：102階と86階｜大人46ドル／シニア43ドル／子供40ドル
▶ 料金3（列に並ばない時）：50ドル　
▶ 料金4（5歳以下）：すべて無料

普通に並んで登るチケットと、列に並ばず最小の待ち時間で登れるファストパス的なチケットが販売されています。後者は86階メイン展望台のみのチケットで、年齢区分に関係なく50ドルです。割高ですが、週末や夜景が美しくみられる時間帯、混雑のピークタイムに訪れる人は、快適に楽しむためにも一考する価値がありそうです。加えて、102階展望台まで登りたい人はオプションチケットがあるので、購入時に確認してください。

◎ 最後に：日本語によるオーディオガイドもある

エンパイア・ステート・ビルでは日本語対応のマルチメディアツアーも用意されています。建物の歴史や展望台からの眺めについて、詳しい解説が欲しい方はチケット購入時に申し込みましょう。かなり詳しい内容になるので、その後のニューヨーク観光でも役立つ情報が得られます。手配する際は、各旅行会社で夜景観賞ツアーと称したオプショナルツアーを展開しているので、事前に予約しておくと楽に見て回れると思います。ぜひ検討してみてください。

エンパイア・ステート・ビルの展望台からNYの夜景を見下ろそう！