東山慈照寺「銀閣寺」の特徴・魅力・歴史をわかりやすく解説

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東山慈照寺「銀閣寺」の特徴・魅力・歴史をわかりやすく解説

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東山慈照寺「銀閣寺」の特徴・魅力・歴史をわかりやすく解説

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3.銀閣が京都市街地に背を向けている理由

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銀閣寺の総門をくぐってから中門までの参道は、大刈込の竹垣が特徴。「銀閣寺垣」と呼ばれるクランク状の参道を歩くにつれ、少しずつ俗世から銀閣寺の世界へいざなわれていくような気がする不思議な空間です。

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銀閣を注意深く見てみると、1階の縁側は東を向いています。西側にある京都市街地に背を向けるかのように、反対方向を向いているんです。なぜ東向きに銀閣は建っているのでしょうか。実はそこに、義政の苦悩を垣間見ることができます。

室町幕府第8代将軍だった義政には後継ぎがなかったため、弟の義視(よしみ)を養子とし、将軍職を譲ることになっていました。しかし、息子の義尚(よしひさ)が生まれたことにより、跡継ぎ問題が急浮上!この将軍職を巡る争いが、戦国時代の幕開けとも言われている「応仁の乱」です。京都を戦場に約11年も続いた応仁の乱により、京の都はほとんど焼けてしまいました。さらに正室である日野富子の実家まで介入。すでに将軍としての力が弱かった義政の政治力はますます低下し、乱を止めることができませんでした。

京の都が焼け、政治も上手くいかない義政は、現実逃避するように隠居先として東山山荘を建てました。都に背を向けた銀閣の姿は、義政の「もう京の都を見たくない」という気持ちの表れではないでしょうか。

4.国宝「銀閣/観音殿」

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杮葺(こけらぶき)屋根の「観音殿」は、金閣寺の舎利殿や西芳寺の瑠璃殿を模して造られた2階建ての楼閣建築。北山殿の金閣に呼応して「銀閣」と呼ばれる観音殿は、東に広がる錦鏡池(きんきょうち)や東山方面が正面になるよう建てられています。

下層の「心空殿(しんくうでん)」は書院造。銀閣の中へに入ることはできませんが、錦鏡池に面した広縁に座り、義政公が眺めたであろう景色を想像してみてはいかがでしょう。

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上層の「潮音閣」は禅宗様仏殿で、花頭窓(かとうまど)が特徴的です。

金箔が贅沢に貼られている派手な金閣に対して、銀閣は豪華さという点では欠けているように思えるかもしれません。室町時代後期に栄え、東山文化を代表する建造物である銀閣の魅力は、子供にはなかな理解しがたいのですが、齢を重ねるにつれ実感できるといわれています。

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