桜・紅葉名所「京都御苑」を歩いて観光。通年公開の京都御所と京都迎賓館へ

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京都市街地の中央部に位置する「京都御苑」は、桜や紅葉の名所として京都市民や観光客の憩いの公園。京都御苑の門は24時間開放されているので、早朝でも自由に散歩することができます。この広大なエリアは散策観光にピッタリなだけでなく、江戸時代まで天皇や公家などの屋敷が建っていた京都御所、仙洞御所、京都迎賓館や蛤御門といった観光スポットも見逃せません!今回は京都御苑の特徴や見どころ、アクセス、駐車場情報などをご紹介します。

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桜・紅葉名所「京都御苑」を歩いて観光。通年公開の京都御所と京都迎賓館へ:目次

1.京都御苑、京都御所とは

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今出川通りから丸太町通りまで続く広大な「京都御苑」は、江戸時代まで御所(皇居)や公家などの屋敷が建っていたエリアです。でも実は、御所はもともとこの場所にはありませんでした。794年の平安遷都時は、現在の千本通りである朱雀大路(すざくおおじ)に建てられましたが、火災で移転。現在の場所を仮り住まいとしたまま、1869年(明治2年)に東京へ遷都するまで、この場所に定着しました。その後、京都御苑にあった多くの屋敷は取り壊され、国民庭園として整備され現在に至ります。

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春には桜、秋には紅葉の名所としても知られており、四季折々の風景を楽しみながら自由に散策できるのが京都御苑の魅力。天皇が暮らしていた京都御所や仙洞御所に入場観光し、「蛤御門の変」で知られる蛤御門など、歴史スポットもチェックしてみてください。

2.「京都御所」は事前申し込み不要で、通年一般公開!

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京都御苑の中心から北部分、築地塀に囲まれている場所が「京都御所」です。1331年(元弘元年)から明治に東京の皇居に移られるまで、代々の天皇が住まわれていました。この地でも京都御所の内裏は何度も焼失しており、現存する内裏は1855年(安政2年)に建造された建物です。築地塀には皇后門・清所門・宜秋門(ぎしゅうもん)・建礼門・建春門・朔平門(さくへいもん)という6つの門があります。

2016年7月まで、京都御所を拝観するには事前申し込みが必要でした。しかし今は通年一般公開しているので、参観休止日以外はいつでも自由に拝観できるのがうれしいポイント。西側の清所門で手荷物検査を受けて入場観光してみましょう!

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御車寄(みくるまよせ)から、建礼門、紫宸殿(ししんでん)、小御所(こごしょ)、御常御殿(おつねごてん)など、多くの見どころをゆっくり回れます。

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御池庭や御内庭など、落ち着いた庭は癒されますよ。約50分のガイドツアーも実施しているので、京都御所について詳しく知りたい方は利用するのもおすすめ。開始時間までに参観者休所に行けば、予約なしで参加できます。

※月曜日と年末年始は拝観休止日になっています。それ以外にも、行事などによって参観できない日が決まっているので、公式ページで事前にスケジュールを確認しておきましょう。
▶京都御所 参観について

3.「京都仙洞御所」は予約、または当日枠で拝観しよう

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「仙洞御所(せんとうごしょ)」は、後水尾(ごみずのお)天皇が上皇になった時に造られました。2019年5月1日、令和への改元を機に「京都仙洞御所」と改称。庭園や茶室などが見どころなので、こちらもぜひ拝観してみましょう。

京都仙洞御所を入場観光したい場合には、事前に郵送かインターネットなどで予約をしておくと安心ですが、当日枠も設けられています。急に行けることになった時には、予約していなくても窓口へ行ってみてください。11時頃から先着順に整理券を配布しています。

とにかく広い京都御苑。時間調整をしながら御所など京都御苑内を観光するのがオススメですが、所定の時間に遅れないよう注意してくださいね。

※予約は3か月前から受付開始。参観可能日や開始時間、詳しい予約方法は、公式参観申込ページを確認してください。
※所要時間は約60分。
※月曜日、年末年始のほか、休止日もあります。
▶京都仙洞御所 参観について

4.「京都迎賓館」で伝統建築と庭園美を堪能

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日本建築や京都の伝統技能など和の雰囲気を駆使した「京都迎賓館」は、おもてなしの心で海外の賓客をお迎えするため、2005年(平成17年)4月に開館しました。場所は京都御苑の北東部、ちょうど京都御所の東側にあります。

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京都迎賓館は、日本の伝統建築である入母屋(いりもや)屋根と数寄屋造り(すきやづくり)の建物です。晩餐会が催される「藤の間」「桐の間」、控室や待合いなどに使用される「聚楽の間」「夕映の間」などの部屋も、赤坂迎賓館とは対照的な「和」が特徴。錦鯉のいる池、東西の建物を結ぶ橋は庭園の美しさを際立たせています。

京都迎賓館を見学するには、自由参観とガイドツアーに参加する方法があります。自由参観は予約不要で、西門から入場して自由に見学してください。ガイドツアーを希望する場合は予約しておくのがおすすめ。所要時間は約90分で、西門に集合した後、係員に案内してもらいながら見学します。参観方法によって参観料が多少異なるので、詳細は公式サイトの参観ページでご確認ください。

▶京都迎賓館 参観について

5.四季折々の花と紅葉

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京都御苑は桜と紅葉の名所であるとともに、季節によって様々な花を見ることができます。春のモモやシダレザクラ、夏のサルスベリやナツツバキ。

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秋は紅葉やイチョウの黄葉、冬にはサザンカやロウバイと、四季折々いつ訪れても美しい京都御苑。紅葉は例年11月下旬から12月中旬頃にかけてが見頃で、乾御門、九條池、寺町御門西側などがなどがおすすめスポットです。

6.広大な京都御苑をゆったり散策してみよう

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京都御所や京都仙洞御所などは参観時間以外入ることができませんが、京都御苑は24時間開放。早朝から散歩する人や、子どもと遊ぶ家族連れなど、観光名所でありながら市民の憩いの場として親しまれています。

さらに、テニスコートやゲートボール場、広場もあり、いろいろな楽しみ方ができる点も魅力です。トイレや自動販売機もあるので、京都御苑を自分のペースでゆったりと散策してみてください。

京都御苑の西側に面した烏丸通の地下には、京都市地下鉄の烏丸線が通っています。京都御苑北西角が今出川駅、南西角が丸太町駅と交通の便は抜群!南北1駅分の敷地はとても広く、端から端まで歩くだけで相当な歩数になってしまいます。疲れすぎないよう、地下鉄やバスをうまく利用して楽しく観光しましょう。

7.幕末の歴史を語る「蛤御門」の弾傷

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「蛤御門」は京都御苑の西側、烏丸通りに面している門で、1864年(元治元年)に起きた「蛤御門の変(禁門の変)」で歴史的に有名な場所です。

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京都御苑を訪れたら、幕末の舞台になった蛤御門を観察してみてください。幕府側と長州藩の武力衝突により、現在でも数多くの弾傷が蛤御門に残っています。しかも1、2か所ではなく、何か所も!白っぽくなってくぼんでいるのが弾傷。蛤御門は、当時の激しい戦闘の歴史を現在の人々にも伝えていまね。

8.「葵祭」と「時代祭」のスタート地点

「葵祭」と「時代祭」は祇園祭とともに京都を代表する祭りで、「京都三大祭り」と呼ばれています。葵祭と時代祭の共通点はともに、スタート地点が京都御所というところ。やはり京都御所は京都の中心で、かつ天皇が暮らした重要な場所ということがわかりますね。

◆葵祭

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京都で一番古いお祭りとして知られる葵祭は、賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ/下鴨神社)と賀茂別雷神社上(かもわけいかづちじんじゃ/上賀茂神社)の大祭です。

毎年5月15日、平安貴族の装束をまとった行列は、京都御所の建礼門を出発。下賀茂神社を通り、上賀茂神社まで京都の街を歩きます。

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葵祭の主役は「斎王代(さいおうだい)」。斎王代は毎年、女性が1人選ばれます。行列は前から第1列~第4列となっており、斎王代は行列の一番後ろ。王朝絵巻さながらの行列は、古都・京都の魅力をさらに際立ててくれます。

◆時代祭

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時代祭は京都を代表する秋祭りで、毎年10月に行われている平安神宮の大祭です。葵祭や祇園祭と比べると歴史は浅いものの、市民を主体としているのが特徴。時代祭では各時代の衣装をまとった約2000人の祭列が、2kmほどに渡って歩きます。

時代祭では京都御所の堺町御門を出発し、京都市役所や三条京阪駅など京都の中心部を通り、平安神宮がゴール。祭列は明治維新から江戸、安土桃山、室町、吉野、鎌倉、藤原、延暦の8時代を遡る形で続きます。

京都の伝統工芸技術が生かされた祭具や調度品、衣裳にも注目!平安時代婦人列、室町幕府執政列、徳川城使上洛列、維新志士列、維新勤皇隊列なども見どころです。

9.京都御苑周辺の観光スポット

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京都御苑のすぐ北側には金閣寺の本山である相国寺(しょうこくじ)や同志社大学、鴨川デルタには下賀茂神社、南西には二条城と、京都御苑周辺にも有名観光名所が点在しています。このあたりを観光するだけでも足が棒になってしまいますので、市バス・地下鉄1日券などを利用してうまく巡りましょう。

◎最後に:京都御苑アクセス・駐車場

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京都御苑へのアクセス方法は、地下鉄烏丸線が便利です。京都駅から地下鉄に乗って、丸太町駅か今出川駅で下車しましょう。阪急電鉄なら「烏丸」駅で下車すると、地下鉄「四条」駅から乗車できます。もちろん、京都市内を縦横に走っている市バスでもアクセスOK!

車の場合は、京都御苑の東西2か所の駐車場を利用できます。東側が清和院東駐車場で、西側が中立売西駐車場です。公共交通機関でも車でも楽にアクセスできる京都御苑。ゆったりと散策しながら、京都御所や京都迎賓館なども観光してくださいね。

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