名称:ヤクスギランド
住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町安房
樹齢数千年の屋久杉が魅力的な鹿児島県「屋久島」は、屋久杉や幻想的な苔むす森が広がる世界自然遺産の島。屋久杉の森を短時間で散策できるコースから、ユニークな景観を楽しめる本格的な山登りまで、多彩なコースから選んで屋久島の大自然を満喫できます。
ヤクザルやウミガメなど希少な野生生物に出会い、亜熱帯から亜寒帯の多様な植物を観察して、ドライブ、アクティビティ、温泉、グルメも楽しむ!そんなワクワク旅を体験できる屋久島の魅力をジャンルに分けてご紹介します。
目次
屋久島の魅力と楽しみ方|屋久島観光でやりたい事・行きたい所を徹底解説!
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1. 屋久杉と苔むす森を、短時間&遊歩道で満喫!
屋久島に行きたい理由ランキングでトップに輝くのは「屋久杉」と「苔むす森」。屋久島のイメージそのものといえるこれらを、所要時間30分ほどで堪能してみませんか?
ご紹介する2か所は、屋久島のトレッキングスポットである「ヤクスギランド」と「白谷雲水峡」の入口周辺。整備された遊歩道を30分ほど歩くだけで、屋久杉と苔むす森の雰囲気を十分に味わえます。
手軽なコースとはいえ、期待は裏切りません!スケジュールに余裕がない方や、体力に自信のない方、年配の方にオススメですよ。
◆ヤクスギランド
ヤクスギランドは、「ランド」という名前がついていますが、決してテーマパークのような人工的なものではなく大自然そのもの。歩きやすいように、屋久杉だらけの苔むした森の中に遊歩道が整備されている、といったイメージです。
このことから、手軽に屋久杉と苔むす森の雰囲気を堪能し、深い森を歩いてみたい方にヤクスギランドは最適!
ヤクスギランドの30分コースと50分コースは、遊歩道が綺麗に整備されています。
※80分以上のコースは登山道になるため装備が必要です。
◆白谷雲水峡
美しい自然療養林の「白谷雲水峡」は、渓流に癒される自然豊かな場所。
「いこいの大岩」と呼ばれる巨岩の独特な景観や、
「飛流落とし」と名付けられた滝など、入り口近くから見どころが続き、マイナスイオンたっぷり。遊歩道を歩きながら、苔むす森を楽しめます。
屋久杉を見るなら、二代大杉までを往復する30分コースがおすすめ。
復路で弥生杉コースを回る場合は、所要時間が1時間程度になります。結構な階段を上がりますが、ゆっくり行けば大丈夫でしょう。
名称:白谷雲水峡
住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦
2. 1000~2000m級の洋上アルプスを登山で楽しむ。
屋久島の中央には、九州最高峰の標高1936m「宮之浦岳」など2000m級の山々が連なっており、「洋上アルプス」と呼ばれています。
屋久島の山々には奇岩がいっぱい!おもしろい景観を眺めながら登山を楽しめます。高盤岳(こうばんだけ)山頂の「トーフ岩」は、高盤岳展望所から眺められます。
案内が整備されているので迷うことはありませんが、本格的な装備と雨対策は必須。屋久島での登山は、ほとんどのコースの所要時間が10時間前後必要です。避難小屋に泊まって縦走すると効率は良いのですが、山小屋ではなく管理人不在の”避難小屋"。寝袋や食料などは、各自で持参する必要があります。登山初心者なら、ガイドツアーを利用する方が安心です。
登山口の入口には、登山届ボックスが設置されています。遊歩道の散策では不要ですが、山を登る場合は必ず「登山届」を提出してくださいね。
名称:屋久島のトレッキング・登山
公式・関連サイトURL:https://yakukan.jp/trekking/
3. 「西部林道」をドライブ|ヤクザル、ヤクシカに出会う。
屋久島をレンタカーでドライブするなら、ぜひ島西部の「西部林道」へ行ってみてください。
屋久島の固有種であるヤクザル(ヤクシマザル)や
"神々の使い"といわれるヤクシカに高確率で出会えますよ!
ヤクシカはすぐに逃げるので写真を撮るのも大変ですが、ヤクザルは逃げません。驚かさないようにそっと近づき、一定の距離を保ちながら写真や動画を撮影してください。
西部林道はほとんどが1本道で、大型バスは通れません。大型バスでヤクザルを見るなら、ヤクスギランドへ行く途中の道路がチャンスです。道端や木の上にいることも多いので車窓からチェックしてみてくださいね。
名称:西部林道
住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町永田
4. 屋久島とウミガメ
「永田浜」は、北太平洋最大のアカウミガメ産卵地。絶滅危惧種のアカウミガメ保護において貴重な場所であることから、ラムサール条約湿地に登録されています。
毎年5月~8月上旬ごろ、ウミガメが永田浜に上陸。産卵シーズンを迎えます。
しかし、ウミガメは非常にデリケート。観光客の増加に伴う産卵率や子ガメの負荷率減少が危惧されているんです。
そのため永田浜では、5月1日~8月31日まで夜間立入禁止、ウミガメ保護柵内は終日立入禁止などの対策を実施。永田浜とウミガメを保護するには、一人ひとりがルールを守ることが大切です。産卵の様子を見たい方は「ウミガメ観察会」に参加しましょう。
名称:永田ウミガメ連絡協議会
住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町永田
公式・関連サイトURL:http://nagata-umigame.com/
5. 亜熱帯から亜寒帯の植物多様性
高い山々がそびえる屋久島では、亜熱帯から亜寒帯に渡る植物多様性を観察できるのも魅力!
沿岸部にはガジュマルなど、亜熱帯の植物が見られます。
紅葉樹林帯、
屋久杉、
固有種のヤクシマシャクナゲなど、多彩な植物相を楽しめますよ。
トレッキングのベストシーズンは3月後半からといわれますが、四季それぞれで気候、雨、開花など屋久島の魅力や特徴は異なります。リピーターなら違った季節に訪れて、いろんな魅力に触れてみるのもいいですね。
6. 温泉も魅力|海岸の温泉、湯船の底から湧く温泉
海岸に湧く温泉や、浴槽の下から湧き出す温泉など、島民に親しまれてきたユニークな名湯があるのも屋久島の魅力です。
干潮時だけ出現する平内海中温泉や、
簡易な仕切りがあるだけの湯泊温泉など、海辺に開放的な温泉が湧いています。
湯船の下から湧き出すのは「尾之間温泉(おのあいだおんせん)」。屋久島いわさきホテルのすぐ近くある公衆浴場で、男女別なのが嬉しいポイント。外には足湯も併設されています。
7. 屋久杉の箸作り体験
宮之浦から白谷雲水峡へ行く途中に、自分の手で屋久杉を削って箸作りを体験できる場所があります。
箸作り体験は、材料代のみ1,080円~とリーズナブル。行く前に体験可能かどうか問い合わせをして、思い出の屋久杉箸を作ってみませんか?
お土産用の箸や箸置きなどを買うこともできますよ。
名称:杉の舎「仙人さんの箸作り」
住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦2567-2
公式・関連サイトURL:https://sen-no-ie.sakura.ne.jp/suginoya.html
8. 屋久島グルメ
屋久島名物「トビウオ」は、から揚げや甘酢漬け、一夜干し、すり身のつけ揚げなどでよく食べられるポピュラーな食材です。
刺身でも食べられる鮮度抜群の「首折れサバ」は絶品!
(画像右が、首折れサバの刺身)
珍しい「カメノテ(亀の手)」に挑戦!
屋久島のれんが屋。ヤクシカの超希少フィレ肉とレバー、ハツ、エゾシカのタタキを堪能。最高!#鹿児島 #屋久島 #ヤクシカ #フィレ #焼肉 #鹿肉 #鹿 #エゾシカ #蝦夷鹿 #レバー #ハツ #れんが屋 pic.twitter.com/XJnGaejzXh
— nandemonedari (@nandemonedari12) May 14, 2016
人と自然の共生と循環、という理念に基づいた食資源として「ヤクシカ」のジビエ料理も味わえます。屋久島の地ビールで乾杯し、屋久島グルメを堪能しましょう!
名称:屋久島グルメ
公式・関連サイトURL:https://yakukan.jp/gourmet/
9. 屋久島のお土産情報
屋久島のお土産といえば、倒木などを利用した屋久杉の箸・箸置き、ストラップ、置物など、屋久杉グッズが定番。
近所に住む大学生の友達が「屋久島に行ってきたよ!」ってこれ持ってきてくれた!
— おおしたさん (@taketakeyosi) December 21, 2020
小学生の頃から知ってる旅好きな子、いろんな話聞けて嬉しかった!
来てくれてありがとね😃#とびうお味噌 pic.twitter.com/b3vURiDFKl
ご飯のお供「とびうお味噌」や、
屋久杉や石を使ったアクセサリー、珍しくてかわいい「ガジュマル苔玉」もおすすめです。
◎屋久島へのアクセス
屋久島へは、飛行機で屋久島空港、高速船・フェリーで安房港・宮之浦港へアクセスできます。
◆飛行機
飛行機は、大阪(伊丹国際空港)・福岡(福岡空港)・鹿児島(鹿児島空港)から直行便があります。
◆船
鹿児島本港から、種子屋久高速船「トッピー&ロケット」・「フェリー屋久島2」が運航。谷山港から種子島を経由、「フェリーはいびすかす」でもアクセスできます。
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