■名称:出島
■住所:長崎県長崎市出島町6-1
■営業時間:8:00~21:00(最終入場は20:40)
■定休日:なし(年中無休)
■入場料金:一般 510円 / 高校生 200円 / 小中学生 100円
■公式・関連サイトURL:https://nagasakidejima.jp/
長崎市にある「出島」は、1636年に築造された人工の島。長崎の歴史を知りたい方には特におすすめしたい観光スポットです。鎖国時代の雰囲気がそのまま残っていて、当時について学べるコンテンツが充実しているんですよ。そんな出島は、電車やバスなどで気軽にアクセスできるので、観光プランも練りやすいでしょう。今回は出島の観光ポイントやおすすめの楽しみ方を紹介します。
目次
長崎・鎖国の歴史を学べる「出島」のおすすめ観光スポット!
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1. 出島の歴史
海を埋め立てて造られた人工の島「出島」が完成したのは寛永13年(1636年)です。かつては海を埋め立てて築いた島という意味で「築島(つきしま)」、扇型の形であることから「扇島」とも呼ばれていたんですよ。出島が完成する以前、長崎の町はポルトガル船が入港し、キリスト教会が建てられ、日本各地から商人たちが集まり発展していきました。
その後の鎖国によりポルトガル船の入港が禁止され、長崎の町で貿易を行っていたオランダの商館が出島に移されることになったのです。それ以降、出島は日本とヨーロッパ間の唯一の貿易の地となり、幕末の時代まで日蘭交流の重要な役割を果たしました。貿易を監視するために造られた島でしたが、時代の流れとともにその機能は不要に。一時は出島そのものも姿を消していました。
しかし、2017年に完全復元された出島は現在、鎖国時代の町の様子や人々の暮らしぶりを見学できるスポットとして話題沸騰中!長崎県を観光する上で外せない名所となっています。内部に入ってみると、鎖国時代の長崎に来てしまったかのような空間が待っていますよ。
2. 出島表門橋
海の上に浮かぶ「出島」と長崎の町を繋ぐ橋を「出島表門橋」といいます。「出島表門橋」は明治の時代に取り壊されていましたが、出島の復元プロジェクトの一環として、2017年にかつて橋が架けられていたのと同じ場所に復元されました。現在は出島観光の玄関口となっています。鎖国の時代と同じ場所に架かる橋を渡って出島に入り、当時にタイムスリップしたかのような感覚を味わえる人気のスポットです。
3. 旧出島神学校
「旧出島神学校」は日本に現存する最古のキリスト教(プロテスタント)の神学校です。明治時代の末には病院として利用されていて、現在は出島の資料館として活用されています。可愛らしいレトロな水色の外観は、おすすめの撮影ポイント。そして、中に入ることも可能です。一階には売店や休憩室があります。
4. 旧石倉(考古館)
「石倉」は名前の通り、石で出来た倉のことです。「旧石倉」は幕末当時、日本初のプロイセン(現在のポーランド北部からリトアニアにかけて広がる地域)の商社が入り、坂本竜馬率いる「海援隊」とも取り引きを行っていました。現在は考古館として機能。建物も石造りでそのまま復元されていますよ。一階には出島からの出土品を展示し、二階では出島の修復や復元方法を展示・紹介しています。
5. 拝礼筆者蘭人部屋(蘭学館)
出島表門橋の近くにある「拝礼筆者蘭人部屋」は、かつて出島のオランダ商館駐在の書記長の住まいがあった場所です。現在は出島から入ってきた蘭学を展示・紹介していて、当時の貴重な品々を見学することができますよ。茶色の和風な建物に鮮やかな水色の手すりが目を惹く外観となっています。
6. 二番蔵
出島には一番から三番まで三つの蔵が並んでいて、当時「二番蔵」は、主に輸入品の染料を保管する蔵として使われていました。現在は様々な貿易品が展示・紹介されています。「一番蔵」では出島の復元工事を再現する模型の展示、「三番蔵」では当時輸入品を納めていた蔵の様子を再現する展示がされているので、併せて見学すると当時の様子をより詳しく知ることができます。
7. 旧長崎内外クラブ
黄緑色の柱と窓枠がモダンな印象の「旧長崎内外クラブ」は、長崎名物のトルコライスや長崎ちゃんぽん、ミルクセーキなどがいただけるレストランとなっています。料理・スイーツともにバラエティ豊富に揃っていて、歴史を感じられるお部屋でゆっくりと美味しいお料理を味わえますよ。
■名称:旧長崎内外クラブ
■住所:長崎県長崎市6
■営業時間:10:30~18:00(L.O. 17:30)
■公式・関連サイトURL:https://bit.ly/2Jg2y9X
8. 長崎出島ワーフ
「出島ワーフ」は長崎港周辺のベイエリアにある複合商業施設。出島観光をするなら、併せて立ち寄って欲しいスポットです。海を臨む素敵なロケーションに、様々な飲食店やカフェが並んでいます。テラス席もあるので、天気の良い日に海を眺めながらのお食事はいかがでしょうか?きっと気分も盛り上がるでしょう。
夜には美しくライトアップされるので、デートにもおすすめのスポットです。アクセス方法は路面電車の「出島電停」より徒歩2分、「築町電停」より徒歩4分、「市民病院前電停」より徒歩5分となっています。
■名称:長崎出島ワーフ
■住所:長崎県長崎市出島町1-1-109
■公式・関連サイトURL:http://dejimawharf.com/
◎最後に:おすすめのお土産はこれ!
出島で買ったお土産、なかなか可愛いでしょ? pic.twitter.com/vBYoGiIyPj
— ふきのと (@banke51) April 3, 2018
異国情緒あふれる素敵な街・長崎県はお土産品もハイカラです。カラフルな「ビードロ」は、インテリアとして飾っておくだけでも素敵ですよ。また、教会の多い長崎県らしいお土産として、ステンドグラスのストラップなんかも人気があります。そして、長崎の定番のお土産と言えばカステラですよね。定番なだけに色々な種類のカステラがあり、好みのものを選ぶのも楽しみの一つになりそうです。もちろん、出島にも「出島ドロップス」や「出島ビートロ」などの限定品が揃っていますよ。
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