台湾の歴史あるパワースポット「蓮池潭」の見どころをご紹介

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台湾の歴史あるパワースポット「蓮池潭」の見どころをご紹介

台湾観光というと士林夜市や九份がある首都・台北が人気ですが、実は今、台湾南部の都市・高雄が注目を浴びているんですよ。そんな高雄で最も有名な観光スポットが「蓮池潭(れんちたん)」。およそ42ヘクタールにも及ぶ広大な池で、台湾一のパワースポットとしても知られています。池の周辺には、龍虎塔や孔子廟、春秋閣、啓明堂などとにかく見どころがいっぱい!台北や台中からも日帰りできる場所にあるので、パワーをチャージしに訪れてみませんか?ここでは、蓮池潭でぜひ訪れたいおすすめのスポットを厳選してご紹介していきます。

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台湾の歴史あるパワースポット「蓮池潭」の見どころをご紹介

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1. 龍虎塔 ~過去の罪を帳消しにするパワースポット~

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「龍虎塔」は、過去の罪を帳消しにすることができると言われているパワースポット。龍と虎が大きな口を開けているので、必ず龍の口から入って虎の口から出てきましょう。台湾では、十二支の中で龍が最も良い動物とされており、一方で虎は最も凶暴な動物と考えられています。そんな龍の口から入り虎から出ることにより、自身が犯した罪や災いが消え福が来ると言われているのです。

龍の口から尾に向かって通路を進むと、その先にカラフルな7階建ての塔が見えます。中の螺旋階段を利用すれば一番上まで登ることができるので、ぜひ絶景を眺めに訪れてみてください。蓮池潭の全景はもちろんのこと、見どころと言われている各スポットもはっきりと見渡せますよ。

さらに体力に自信がある方は、同じく虎側にある塔へどうぞ。「階段はちょっと…」という方は、塔に登らなくても龍の尾からそのまま虎へ移動することもできるのでご安心くださいね。ちなみに、龍虎塔の入場料は無料です。龍の尾の辺りに箱が設置されており、募金をすると記念のポストカードをもらえます。

2. 孔子廟 ~孔子の人生や思想を学ぶ~

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蓮池潭の北岸に、1684年に建立された台湾最大の「孔子廟」があります。かつては学校としても使用されていましたが、戦争により建物のほとんどが崩壊。1973年に、宋時代の宮殿を模した現在の建物が再建されました。その見た目はまさに豪華絢爛。特に孔子の位牌が祀られた「大成殿」は必見です。

「大成殿」の中は小さな博物館になっており、孔子の人生や思想に関する資料が展示されています。中国語のみ、もしくは中国語と英語の表記のみなのでちょっぴり難しいかもしれませんが、日本語のパンフレットがあるので利用してみましょう。その他にも、孔子の弟子や著名な学者を祀る「東廡」と「西廡」、孔子の祖先を祀る「崇聖祠」など見どころ満載です。

3. 春秋閣 ~写真映えする五里亭が人気~

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「春秋閣」で真っ先に目に入るのが、春閣と秋閣の間にある大きな龍の像。龍の背中に観音様が乗ったこの像は、中国のとある伝説を表現したものです。もちろん、この龍の口から中に入ることも可能。通路の両側には、お釈迦様が説法をしている色とりどりの壁画が描かれており、さらに進むと「甘露水」と呼ばれる不老不死の甘い水が設置されています。

龍の像の先には長い橋が架かっており、さらにその先に中国式東屋「五里亭」があります。蓮池潭に浮かぶように佇む姿はとても美しく、フォトスポットとしてもおすすめ。橋が長く辿り着くまでが大変ですが、訪れてみる価値はあるでしょう。蓮の花が見頃を迎える9月には、池一面を彩る蓮を見ることができますよ。

4. 北極亭玄天上帝神像 ~極彩色の玄武に圧倒される~

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龍虎塔から歩いて10分程のところにある「玄天上帝」は、中国神話に登場する四神の一つ「玄武」を擬人化したもので、北方を守護する水神です。高さはおよそ22mもあり、その大きさは東南アジア最大級。右手には「七星剣(ひちせいけん)」と呼ばれる宝刀を持っており、左足で蛇と亀を踏みつけています。

像の中には廟がありお参りができるほか、周辺には遊具広場やミニステージ、おみくじスポットなどちょっとした観光を楽しめるのが魅力です。

5. 高雄物産館 ~蓮池潭で美味しいお土産をゲット!~

蓮池潭の近くには、高雄の名産品や果物、台湾ならではのお菓子を販売する「高雄物産館」があります。台湾土産の定番「パイナップルケーキ(鳳梨酥)」の中でも特に手作りのものは人気が高く、早々と売切れてしまうほど。本場の美味しいパイナップルケーキを食べてみたい方は、ぜひ手に入れてみましょう。

高雄の名産品であるライチや台湾名物のマンゴーを加工したドライフルーツは、お土産にもぴったり。キウイやいちご、梅などのほかに、オクラやきのこといったドライベジタブルもあります。ドライフルーツは生ものではないので、日本への持ち帰りも問題なし。嵩張らない、リーズナブル、美味しいと、3拍子揃った優秀アイテムとして高い人気を得ています。

6. 龍虎塔のライトアップ ~幻想的な光景に魅せられる~

出典: jack/PIXTA(ピクスタ)

昼間の鮮やかな建物も素敵ですが、夜のライトアップされた建物もまた魅力的ですよ。龍虎塔の華やかなライトアップは、営業時間が終了する18時前後から。営業時間は季節によって異なるので、ホームページで等でチェックしておきましょう。蓮池潭周辺には夜市なども登場し、夜まで観光を満喫できます。

◎ 最後に:蓮池潭のアクセス

【台湾鉄路管理局線(台鉄)「左營」駅から徒歩10分~15分】
翠華路出口を出て目の前の信号を渡ると、蓮池潭の遊歩道が見えてきます。KRT(MRT)紅線「左營」駅や高速鉄道「新左營」駅は違う駅なので注意しましょう。

【KRT(MRT)紅線「生態園區」駅の2番出口から】
バスまたはレンタサイクルでアクセス可能です。バスを利用する場合は「紅31系統」または「紅35系統」に乗車し「蓮池潭」で下車してください。

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