名称:高取城
住所:奈良県高市郡高取町高取
公式・関連サイトURL:http://sightseeing.takatori.info/sightseeingspot/siroato.html
奈良県高市郡高取町にある高取城跡は、日本100名城にも選出されている日本の三大山城のひとつの高取城の跡地です。標高583mの高取山の山上にある高取城跡は、ハイキングスポットとしても有名。廃藩置県の影響を受け、現在では跡地内に建造物はひとつも残っていませんが、櫓や天守などが建っていた石垣は残っていて、目の当たりにすると当時の情景を思い起こさせるでしょう。今回はそんな高取城跡の見どころからアクセス、駐車場まで観光情報をご紹介します。
目次
奈良の山上に築かれた名城跡!日本100名城「高取城跡」の見どころ
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1. 本丸
緑の生い茂る高取山を登ると見えてくるのが高取城の石垣。現在でも城郭の雰囲気を漂わす石垣は壮観です。城跡内を更に登ると高取城本丸に到着します。山の麓から本丸までは高低差が約390mもあり、これは近代城郭では日本一の高さ。一般的に麓から本丸までの高低差が大きいほど攻め落とすのが難しいと考えられているので、日本最強クラスの城と言えるでしょう。
実際、過去にNHKで放送された『あなたも絶対行きたくなる!日本「最強の城」スペシャル』では、日本最強の城に選ばれています。また、本丸から見下ろす山々の自然はとても綺麗なので、ぜひ鑑賞してみてください。ハイキングをした後の絶景は、達成感と気持ちよさを同時に味わうことが出来るでしょう。
2. 天守
本丸に登る前に、一際高い石垣の前を通ります。その城内で最も高い約12mの石垣には、かつて三層の天守がありました。周辺で生い茂った自然と石垣に付着している苔が歴史ある天守跡を醸し出しています。
城下町から見える様子を「巽高取 雪かと見れば 雪でござらぬ 土佐の城」と詠われた高取城ですから、天守閣も美しい白漆喰塗りだったことでしょう。当時の情景を思い浮かべながら天守跡を眺めるのもいいかもしれません。
3. ハイキングコースについて
ここまで高取城跡についてご紹介しましたが、高取城跡へは高取山を登らなければ行くことが出来ません。と言うことで、最寄り駅の壺阪山駅から高取城へのハイキングコースを2パターンご紹介しましょう。
どちらのパターンも壺笠山駅から石畳の道を歩き、石の道しるべまでは同じ。そこから左から行くコースと右から行くコースに分かれます。左のコースから登ると猿石が、右のコースから行くと五百羅漢を見ることができます。もちろん、片方から登って片方から降りることも出来るので安心して登ってください。夜間は街頭あんどの明かりがない道になるので、日暮れの時間を事前に調べて、夕入り前には下山できる計画で時間配分をお忘れなく。
4. 高取城跡への車での行き方、駐車場について
高取城跡は山城のため、車で行くことは出来ません。そのため、ハイキングする必要があります。車で近くまで行く際は、壷阪山駅近くの役場の駐車場が使えます。駅周辺の城下町にもいくつか駐車場がありますよ。
壺阪山駅周辺までの道のりですが、西名阪自動車道郡山インターからは国道24号線を橿原市まで南下し、橿原市内から国道169号線を南下して行くことが出来ます。南阪奈道路葛城インターからは、大和高田バイパスの高架部分を終点まで走った後、国道169号線を南下して行くことができます。
5. 紅葉の見ごろ、イベントなど
自然に囲まれた高取城跡は、紅葉スポットとしても人気があります。例年、木々の葉が色づき始めるのは11月中旬頃。その時季には、もみじやかえでなどの鮮やかな赤色が城跡を彩ります。
また、紅葉の時季と同じ毎年11月23日は「たかとり城まつり」が開催されます。殺陣の実演や居合道のほか、日常では滅多に見ることの出来ない火縄銃の実演も見ることが出来るのでおすすめ。そのほか、甲冑や侍の衣装を身に纏った総勢200人が城下町を練り歩く時代行列は、たかとり城祭りの中でも人気のイベントです。
◎日本100名城のスタンプがある観光案内所について
日本100名城に選出されているお城には、日本100名城のスタンプがあります。高取城にもスタンプはあるのですが、高取城跡にはないので気をつけてください。高取城のスタンプが押せるのは、城下町にある観光案内所「夢創舘」です。営業時間は9:30~16:30までですが、夢創舘の休館や営業時間外でもスタンプが押せるように館外にあるので安心してスタンプを押しに行けますよ。
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