◆ 名称:宗像大社 辺津宮
◆ 住所:福岡県宗像市田島2331
◆ 車でお越しの方:九州自動車道 若宮インターから約20分/ 古賀インターから約25分
◆ 公式URL:http://www.munakata-taisha.or.jp
交通安全の神様として信仰されているパワースポット、宗像大社を巡る!
交通安全の神様として信仰されている「宗像(むなかた)大社」は、世界遺産に登録されたことでさらに人気が急上昇。天照大神の三柱・御子神をおまつりする神社で、主祭神の「宗像三女神」がそれぞれの場所でおまつりされています。田心姫神は沖ノ島の「沖津宮(おきつみや)」、湍津姫神は大島の「中津宮(なかつみや)」、市杵島姫神は田島(九州本土)の「辺津宮 (へつみや)」におまつりされ、この三宮を総称して宗像大社と呼ばれています。
目次
交通安全の神様として信仰されているパワースポット、宗像大社を巡る!
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1. 辺津宮は宗像大社の総本社!
宗像三女神の三女・市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)を主祭神としている、宗像大社の総本社・辺津宮。緑の木々が生い茂った広大な境内には、本殿・拝殿をはじめ第二宮や第三宮、高宮祭場や神宝館、祈願殿などがあります。本殿・拝殿は国の重要文化財に登録され、安土桃山時代の神社建築様式を見ているだけでも歴史を感じられますよ。
辺津宮に訪れたらぜひ「三宮参り」をしましょう。三宮とは湍津姫神をまつる第三宮、田心姫神をまつる第二宮、そして市杵島姫神がまつる本殿・拝殿の第一宮の総称。特に田心姫神の沖津宮がある沖ノ島へは、アクセスが限られているためここで参拝することが可能です。
2. 高宮斎場は神秘さを感じれるパワースポット
本殿から高宮参道を抜けると、辺津宮の聖地と言われている「高宮祭場」が見えてきます。高宮祭場は宗像三女神の降臨地と伝えられていて、沖ノ島と並び我が国の祈りの原形を今に伝える全国でも数少ない社殿のない古代祭場です。ここは自然崇拝が行われていたため、現在も建造物はありません。
また、パワースポットとしても有名で、その場の凛とした雰囲気にはスピリチュアルな感性が刺激されるでしょう。秋には秋季大祭を締めくくる神事として、高宮祭場では高宮神奈備祭(たかみやかんなびさい)が行われます。灯りに照らされた夜の高宮祭場では、幻想的な「悠久の舞」が奉納されますよ。
3. 神宝館で宗像三女神の信仰の歴史を学ぶ
世界遺産に登録された宗像大社のことをもっと知りたいなら、主祭神の宗像三女神のことを詳しく知ることになります。境内にある「神宝館」は、宗像三女神の信仰の歴史を学べる博物館。昭和29年から46年までの三次にわたり、神の島とも呼ばれる沖ノ島で行われた古代祭祀遺跡の発掘調査により出土した、貴重な神宝や文化財を収蔵・展示しています。
沖ノ島から発見された10万点もの奉献品の中でも、8万点におよぶ膨大な数の神宝は、どれも各時代の第一級品と認められ全て国宝に指定されました。館内では「三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)」などの多くの鏡をはじめ、気品に満ちた輝きを放つ「金製指輪」や、宗像社領継承の実態や南北朝・室町時代に行われていた神事を明らかにした歴史的書物「宗像大社文書」などが一堂に展示されています。
◆ 名称:宗像大社 神宝館
◆ 住所:(宗像大社境内)
◆ 開館時間:9時~16時30分(最終入館16時)
◆ 休館日:年中無休
◆ 拝観料:一般800円、高・大生500円、小・中生400円
◆ 公式サイトURL:http://www.munakata-taisha.or.jp/html/shinpoukan.html
(※記載の価格は2019年7月現在のものです。詳しくは公式サイトをご覧下さい)
4. 中津宮に訪れるなら大島観光も!
宗像三女神の次女神・湍津姫神(たぎつひめのかみ)を主祭神とする中津宮は、宗像本土より沖合11kmにある「大島」にあります。アクセスは神湊波止場から市営渡船「しおかぜ」、またはフェリー「おおしま」で大島港へ向かいます。中津宮は沖ノ島と共通する古代の祭祀が行われていた場所です。海を隔て辺津宮と向かいあって鎮座しています。 晴れている日なら、沖津宮遥拝所から沖ノ島を拝むことができますよ。
また、中津宮がある大島は観光も可能。サイクリングで周遊してみるのもいいでしょう。大島灯台や風車展望所など絶景が堪能できるスポットが人気です。心地よい風に吹かれながら大島観光をお楽しみください。
◆ 名称:宗像大社 中津宮
◆ 住所:福岡県宗像市大島1811
◆ 渡船時刻表 :http://www.city.munakata.lg.jp/tosen/oosima.php
◆ 公式サイト(地図・アクセス)URL:http://www.munakata-taisha.or.jp/html/access.html
5. 沖津宮があるのは神宿る島!
宗像三女神の長女神・田心姫神(たごりひめかみ)を主祭神とする沖津宮は、宗像市から60kmほどの沖合に浮かぶ絶海の孤島「沖ノ島」の中腹にあります。「神宿る島」と呼ばれる沖ノ島は、島全体が沖津宮の境内地。住人はなく、厳格な掟が今も守られている神聖な島です。また、膨大な数の神への奉献品や祭祀遺跡が見つかったことから「海の正倉院」と称されています。
しかし、沖ノ島は神聖な島ということから、上陸制限もかなり厳しいです。上陸できるのは、年に一度開催される現地大祭の参加者に限られます。それに加え、参加できるのは男性のみ。このことから、多くの参拝客は辺津宮の第二宮、大島にある沖津宮遙拝所で参拝しています。
名称:宗像大社 沖津宮
住所:福岡県宗像市大島沖之島
公式・関連サイトURL:https://www.crossroadfukuoka.jp/event/?mode=detail&id=400000005623&isSpot=1
◎さいごに
宗像大社は「道主貴(みちぬしのむち)」とも言われ、あらゆる道を司る神として厚く信仰されています。全国から人々が祈願に訪れてるほど、交通安全のお守りが大人気です。人形や馬形、舟形の石製の形代(かたしろ)が交通安全のためにお供えされ、現在国宝として保存されています。また、宗像大社は自動車の車内にまつる「交通安全のお守り」の発祥地でもありますよ。訪れる際はぜひ、帰り道の安全のためにも交通安全のお守りを買ってみてください。
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