学問の神様として知られる「太宰府天満宮」は、福岡で人気の観光名所です。歴史を感じる数々の建造物はもちろん、参道に並ぶ商店、話題のスターバックス、名物の梅ヶ枝餅など、何度訪れても楽しめる魅力が満載。博多からのアクセスもよく、合格祈願だけでなく、デートや家族とのお出かけにも多くの方が訪れています。
この記事では、菅原道真公を祀る太宰府天満宮の見どころやアクセスなどを解説します!
目次
学問の神様「太宰府天満宮」の見どころ・アクセスを解説【福岡観光】
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太宰府天満宮とは
福岡県太宰府市の「太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)」は、菅原道真公の霊を祀るために創建された神社です。
太宰府は、政争に巻き込まれた道真公が左遷された場所でした。その冤罪を晴らすために建立されたのが太宰府天満宮です。
太宰府天満宮は日本全国の天満宮の中心として発展し、京都の北野天満宮とともに全国の天満宮の総本社とされています。
太宰府天満宮へのアクセス
◆電車でのアクセス
福岡空港や博多駅からのアクセスは、まず市営地下鉄で「天神駅」まで移動します。
「天神駅」の西改札を出て左へ進み、6番出口方面へ。案内表示にしたがって地下通路を進み、「西鉄福岡(天神)駅」と指示された場所で左折し、地上へ上がってください。エスカレーターで2Fへ上がり、案内方面へ90mほど進めば、西鉄電車乗り場の北口に到着します。
西鉄大牟田線に乗り「二日市駅」で太宰府線に乗り換え、「太宰府駅」で下車します。太宰府駅から大宰府天満宮までは、歩いて5分ほど。
所要時間の目安は、博多駅から約50分、福岡空港から約1時間です。
◆車・レンタカーでのアクセス
参道入口まで徒歩7分ほどの場所にある「太宰府駐車センター」を利用できます。
8時~17時まで、普通車約850台駐車可能。駐車料金は500円です。
名称:太宰府天満宮
住所:〒818-0117 福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号 太宰府天満宮社務所
公式・関連サイトURL:https://www.dazaifutenmangu.or.jp/
【開門】春分の日より6:00、秋分の日より6:30
【閉門】4~5月・9~11月:19:00、6~8月:19:30、12~3月:18:30
1.心字池
「心字池」は名前の通り、草書の「心」の字の形をしている池です。境内に入るとすぐに見えてきます。
この心字池には「太鼓橋」と呼ばれるアーチ状の橋が架けられているので、この橋を渡って参拝ルートへ進みましょう。この橋を渡ると身が清められると言われ、心身共に清められた状態で本殿に進むことができます。
2.楼門
太鼓橋を渡って次に見えてくるのが「楼門」です。鮮やかな赤で装飾されたこの門は、太宰府天満宮の中でも一際豪華な建造物。訪れた人々を魅了します。
写真スポットとしても人気の楼門は、太鼓橋側と本殿側で形状が異なっている珍しい楼門です。その違いもぜひ確認してみてください。
3.御本殿
美しい朱塗りの建物が印象的な御本殿は、道真公の霊が鎮まる太宰府天満宮の中心的な建物です。安土桃山時代の特徴である豪壮華麗な建築様式で、国の重要文化財にも指定されています。
正面に6本の柱がある五間社流造、檜皮葺屋根、唐破風造りの向拝、美しい装飾にも注目してご参拝ください。
2024年現在、御本殿は2027年の式年大祭に向けた124年ぶりの大改修が行われています。改修が終わるまでの参拝場所は、御本殿前に建てられた「仮殿」です。飛梅伝説から着想を得てデザインされた期間限定のスタイリッシュな仮殿にも、ぜひお参りしてくださいね。
4.飛梅
伝説にもなっている有名な「飛梅(とびうめ)」は、道真公を慕って都から大宰府へ一夜にして飛んできたと伝わる御神木。御本殿に向かって右手の左近(さこん)の木が「飛梅」です。
樹齢1000年を超えるとされる白梅で、境内の梅の中で最も早く咲き始めるといわれています。
5.宝物殿
「宝物殿」は楼門の隣にある博物館。太宰府天満宮の知識や歴史を学ぶことができます。
菅原道真にまつわる宝物をはじめ、約5万点の文化財を収蔵・展示。太宰府天満宮の成り立ちや天神信仰の歴史にまつわる映像などで、わかりやく理解できるよう工夫されています。太宰府天満宮について詳しく知りたい方はぜひ訪れてみましょう。
名称:太宰府天満宮 宝物殿
住所:〒818-0117 福岡県太宰府市宰府4-7-1
開館時間:9時00分~16時30分(最終入館 16時00分)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)
拝観料:一般500円、大学・高校生200円、中学・小学生100円
6.天開稲荷社
大宰府天満宮の本殿から少し奥に進み、階段を登りながら鳥居をくぐると、「天開稲荷社」があります。この神社は文字のとおり「天に道が開け、運気がどんどん上昇する」と言われています。
参拝方法は少しユニーク。12本ある鈴から自分の干支の鈴を見つけて鳴らします。その後奥にある大きな鈴を鳴らし、いつも通りのお参りをしてください。
さらに、境内の奥の方にも「奥の院」という小さな社があります。九州最古のお稲荷さんとして親しまれ、小さい神社ながらも最強パワースポットとして多くの観光客に人気があります。
7.参道グルメ みんな大好き!「梅ヶ枝餅」
太宰府天満宮の参道には、伝統あるお土産店が数多く並んでいます。参拝後の帰り際に、お土産探しや美味しい物巡りをしてみませんか?
太宰府を代表するグルメ「梅ヶ枝餅」は、梅の刻印が入った焼餅。名前は「梅ヶ枝餅」ですが梅が入っているわけではなく、中身は小豆あんです。1つ買って食べ歩くのも良し、たくさん買ってお土産として持ち帰るのもおすすめです。店頭で実際に作っている工程を見るのも面白いですよ。
8.参道で人気のカフェ 斬新な「スターバックスコーヒー」
太宰府には、SNSで話題の一際目立つ「スタバ」があります。木のアーティスティックなデザインが印象的な太宰府天満宮表参道店の外見は、若者に大人気。太宰府天満宮の名物となっています。
店内も木の香りがふんわり漂い、リラックスしながらコーヒーを堪能できますよ。観光の合間に、オシャレな空間で休憩しましょう!
名称:スターバックスコーヒー 太宰府天満宮表参道店
住所:〒818-0117 福岡県太宰府市宰府3丁目2-43
公式・関連サイトURL:https://store.starbucks.co.jp/detail-1058/
営業時間:8時00分~20時00分
定休日:不定休
9.九州国立博物館
大宰府天満宮の隣にある「九州国立博物館」。東京・奈良・京都に次ぐ4番目の国立博物館として、2005年10月に開館しました。太宰府天満宮と併せて訪れてほしい観光スポットです。宝物殿との共通入場チケットも販売されているので、ぜひ利用しましょう。
季節ごとに展示品が変わる「文化交流展示室」や、アジア文化を学べる「あじっぱ」、窓越しに収蔵庫も見学できる「バックヤードツアー」など、楽しめる要素がいっぱい詰まっています。
夜の外観も見ごたえ抜群!金・土曜日は20時まで開館しているので、美しい外観を見てください。
名称:九州国立博物館
住所:福岡県太宰府市石坂4-7-2
◎「御神牛像」ウシの像にも触れよう!
最後の最後に、おすすめスポットをもう1つ。それは、参道を通ってすぐの場所にあるウシの像です。いつも多くの人が写真を撮るためにこの像の前に並んでいます。
実はこのウシの像、「御神牛像」と呼ばれ、頭をなでると賢くなると言われています。また、けがや病気のある箇所をなでると治るとも言われているため、受験生に限らずぜひなでてくださいね!
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