海外旅行では余計な荷物が少ない方がフットワーク軽く快適に過ごせるものです。ある程度日数のある旅行ならたくさんの衣類をトランクに詰め込むより、滞在日数÷2プラスアルファくらいの衣類と洗濯セットの方が荷物をシェイプアップさせられますよ。ここでは渡航先での洗濯の方法と、洗濯で使える便利グッズをご紹介しましょう。
目次
海外旅行先での洗濯方法と役に立つ便利グッズを紹介!
1. 洗濯の方法

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様々なシチュエーションでの洗濯の方法をご紹介していきます。
1. ホテルの部屋で手洗い
洗濯ものが少量であればホテルの部屋で手洗いしてしまう方が手っ取り早いかもしれません。洗面台にお湯または水を貯めて、洗剤とともに押し・揉み洗いします。
洗濯後はよく水気をきり、生乾きにならないように風通しの良い場所に干しましょう。扇風機などがあれば風を当てておくのも効果的です。ホテルにランドリールームがあれば乾燥機だけ利用するのもいいですね。
2. ホテルのランドリールームを利用
宿泊するホテルによってはランドリールームがある場合もあります。小銭やカードで洗濯機と乾燥機が利用でき便利ですよ。洗剤は持参しなくても少量から購入できるタイプの自販機があることもあるので、事前に泊まるホテルの詳細まで分かる場合は荷物を減らすこともできそうですね。
3. ホテルのランドリーサービスに依頼
ランドリーサービスを行っているホテルも多くあります。部屋に備え付けてあるランドリーバッグに洗濯ものを入れてフロントに持っていけば、洗濯を代わりに行ってくれます。ドライクリーニングやズボンプレスなども併せて依頼できる場合もあり、多少お金はかかりますが便利なサービスですね。海外旅行まできて洗濯なんてしたくない、という方にもピッタリです。
4. 街中のコインランドリーを利用
ホテルにはランドリーは無いけれど手洗いは面倒、という方には街中にあるコインランドリーを使うという方法があります。多くの国は日本にあるコインランドリーと基本同じシステムなので割と分かりやすいはずです。
ただし洗濯機や乾燥機の操作板には現地の言葉しか表記されていない場合がほとんどなので、アルファベット以外など完全に分からない言語だと少々厄介。そんな時は洗濯にきている地元の人に操作法を尋ねてみるのが一番確実ですよ。
2. 洗濯での便利グッズ

ここでは洗濯するときにあると便利なグッズをご紹介します。
1. チューブ式ジェル状洗濯洗剤
日本で洗濯洗剤といえば液体か粉末がポピュラーですが、海外旅行に持っていくことを考えるとベストなのがチューブ式のジェル状洗剤でしょう。液体・粉末とも旅行向きの小分けタイプもあり荷物としては持ちやすいのですが、更にチョコっと少量使いたい時など余った分がもったいない。さらに粉末はヨーロッパなどに多い硬水の場合なかなか溶けてくれない場合があるんですよ。チューブ式は使いたい分だけ出すことができ経済的、かつ程よい粘度でよく溶けるので扱いやすいんです。
2. 洗濯ロープと洗濯バサミ
ホテルの部屋で洗濯をすると、干す場所を探すのに苦労する場合もあるかもしれません。洗濯ロープを持っていれば、風通しの良いポジションにうまく洗濯物を干せる可能性も増えます。巻き取り式のタイプが荷物もスッキリしてオススメですよ。洗濯バサミも何個か持参するようにしましょう。
3. 折りたたみ式ハンガー
宿泊している部屋に備え付けのハンガーでは足りない場合、折りたたみ式のハンガーもいくつかあれば便利です。普通の安価な針金ハンガーやプラスチック製のハンガーでもよいですが、トランクに入れることを考えると収納しやすい折りたたみ式がオススメでしょう。
4. エッセンシャルオイル
部屋干しで絶対に避けたいのは、しっかりと乾ききらないで生乾きになって嫌な臭いがしてくること。そこで活躍するのがエッセンシャルオイル(精油)です。エッセンシャルオイルは良い香りがするだけでなく殺菌効果もあるので、生乾きの防止にピッタリなんですよ。
使い方は簡単で、普通に洗濯をしてすすぎの段階で水に数滴垂らすだけ。似たものですがアロマオイルには殺菌効果はないので購入時に間違わないようにしましょう。
5. セームタオル
生乾きの防止に欠かせないのが、しっかりと水をきる事ですよね。そんな時に役に立つのがセームタオル。セームタオルはスポーツ向きに開発された吸水力の高い、速乾性に優れたタオルです。
乾燥機がない環境だと手洗いしたあと、手で絞って脱水をしてもイマイチ水が抜けきれない感じがするものです。そこでこのセームタオルに手で絞った衣類を包んで絞れば、残った水分もタオルがしっかりと吸着してくれるので洗濯物を乾かす時間を短縮することができますよ。
◎まとめ
渡航先での様々な洗濯方法と、そこで使える便利な洗濯グッズをご紹介しました。シチュエーションによって選択肢は色々ですね。2~3日程度の旅行なら必要ありませんが、日数が増えれば増えるほど荷物の軽量化のためにも洗濯は不可欠なことになってきます。自分が訪れる宿泊施設や街の環境等も考慮して、持っていくグッズは選ぶようにしましょう。