名建築や文化に浸る！アイオワ州メーソンシティの観光5選

アメリカ中西部アイオワ州の北部にあるメーソンシティ。町を流れるウィネボー川を中心として発展したため、「川の都市」という別名もあります。町の特長は素晴らしい建築物がたくさん見られること。世界的建築家フランク・ロイド・ライトが設計した3つの建物をはじめ、20世紀初頭に流行したプレイリースタイルの建築様式のものが30以上もあります。そんな名建築が溢れる、メーソンシティの観光スポットをご紹介いたします！

1. ストックマンハウス博物館

メーソンシティ市街地東部にあるストックマンハウス博物館。近代建築の三大巨匠の一人、アメリカ人建築家フランク・ロイド・ライトがジョージ博士とエレノア・ストックマンのために設計し、1908年に建てられました。建物当初は別な場所にありましたが現在の場所へ移動し、博物館として修復され国立史跡に登録されています。

建物は白亜の壁にくっきりとした茶色のラインがとても印象的です。南側に入口があり片持ちの屋根が目をひきます。館内には家具や工芸品、東洋の絨毯などが置かれていて重厚感を感じられる空間です。

1時間ほどのガイドツアーでは知識が豊富なガイドの説明が聞けますよ。訪れる時期により予約が必要になりますので事前にHPで確認してください。メーソンシティの観光で匠の技に触れられる必見の観光スポットです。

2. ミュージックマン・スクエア

ミュージックマン・スクエアはメーソンシティ中心部にあり、観光するのにバツグンの立地です。メーソンシティ出身の作曲家メレディス・ウィルソンは、ブロードウェイミュージカル『ミュージック・マン』やチャーリー・チャップリンの映画『独裁者』など、数々の作品を手掛けた作曲家。ミュージックマンスクエアは彼にちなんだアミューズメント施設です。

ミュージックマン・スクエアはメレディス・ウィルソン博物館、『ミュージック・マン』のスタジオレプリカがある1912街路景観、メレディス・ウィルソンが育った家（復元）、美しい天井のマディソン・パーク（Madison Park）など、大人から子供まで楽しめる楽しい観光スポット！メーソンシティで古き良きアメリカを音楽で感じられる施設へ、ぜひ足を運んでみてくださいね。

3. ヒストリックパークインホテル

メーソンシティ中心部にあるヒストリックパークインホテル。この建物も建築家フランク・ロイド・ライトの設計で1910年に完成し、2011年に大規模に修復されました。彼が設計した世界でも数少ないホテルの1つで、現存する貴重な建物です。

ヒストリックパークインホテルはその名の通り滞在施設。博物館ではありませんが、約1時間のガイドツアーで美しい建築をじっくり観光することができます。オリジナルのガラス窓が美しいロビーや、ビリヤードルームなど、ホテル内の14カ所ほどが見学できますよ。メーソンシティの観光で名建築を学んでみてはいかがでしょうか。

4. チャールズ・エイチ・マックニーダー美術館

2016年に開館50周年を迎えたチャールズ・エイチ・マックニーダー美術館。メーソンシティ市街地にあり観光のアクセスにも便利な美術館です。コレクションはアメリカ美術で、絵画、彫刻、陶器、吹きガラスなど多岐にわたります。映画『サウンドオブミュージック』のワンシーンで利用されたマリオネットをはじめ、アメリカの人形師ビル・ベアードのコレクションや資料も見られますよ。

企画展やイベントも開催されています。特にマクニダー芸術祭は賑やかで、子どもの芸術活動の促進、音楽イベントや屋台などが行われます。メーソンシティへ訪れる際は、美術館のHPもチェックしてみてくださいね。

5. キニーパイオニアミュージアム

メーソンシティ空港に隣接するキニーパイオニアミュージアム。古き良きアメリカを肌で感じられる観光施設です。広い敷地に学校や鍛冶屋、ログキャビンなどがあり、メーソンシティが歩んできた日常を垣間見ることができますよ。幌がついた車やオープンカーなど、クラシックカーのコレクションも豊富です。

イベントも開催しているので、観光で日程が合えばぜひお足を運んでみてください。メーソンシティ空港の至近距離にあるため、搭乗するまでの時間を観光にあてるのもおすすめです。

まとめ

メーソンシティの観光スポットをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。メーソンシティには建築家匠フランク・ロイド・ライトや作曲家メレディス・ウィルソン、人形師ビル・ベアードなど、各分野で活躍した著名人に関する観光スポットがたくさんあります。歴史や文化に触れながら、メーソンシティの観光をぜひ楽しんでください！