中国・義烏市の見どころ3選。世界中から人が集まる雑貨の町！

中国浙江省に位置する義烏市（ぎうし）はご存知でしょうか？あまり聞いたことのない人がほとんどかもしれませんが、実は私たちの生活にとても浸透している都市なんですよ。義烏市には世界的な日用品の卸売市場があります。そのため中国全土から様々な部品や完成品が集まり、世界中のバイヤーがそれを目当てにやってきます。日本の100円ショップの商品も、ほとんどが義烏市を通過しているのだとか！今回はその義烏市に訪れたら行ってみたい観光スポットを紹介しましょう。

1. 義烏国際商貿城

義烏市といえば、なんといっても卸売市場です。町中にお店がありますが、最も大きいのが義烏国際商貿城。約400万平方メートルもの巨大な敷地に7万以上のお店があると言われ、1日約20万人もの人が訪れるという途方もない規模です。

各エリア毎に6つにジャンルが分かれています。1区から5区は5階建て、最も最近に建てられたアパレル専門区は8階建て。一つ一つのフロアも広く、1日ではとても回りきれません。義烏国際商貿城で商品を探すには最低3日、しっかり見て回るなら1週間は必要です。

基本的にはバラ売りはしませんが、サンプルとして小売してくれるお店もありますよ。観光するのにも楽しい卸売市場です。

2. 古月橋

西暦1231年に架けられた古月橋は、中国最古の石造りのアーチ状の橋です。橋には当時の皇帝の碑文が刻まれ、大変歴史深い橋。この古月橋から橋の進化などが研究され、中国における重要文化財として認定されています。

3. 佛堂镇

佛堂镇（フォンタン）は義烏市にある古都です。何百もの建物が残る歴史ある住宅団地は約500年もの歴史を誇り、義烏市でも人気の観光スポット。

町には多くの住宅や学校などが見られますが、注目なのはその彫刻や絵画です。佛堂镇では外観こそ伝統的な恵州スタイルですが、彫刻には木だけではなく石やレンガを使った現地の技術も見られますよ。多くの人が観光に訪れるのも納得の人気スポットです。

◎ まとめ

中国の浙江省義烏市を紹介しました。世界中から人が集まる義烏市では、そのほとんどが観光目的ではなくバイヤーとして訪れます。商品を探すだけで時間がなくなってしまいますが、義烏市には観光スポットもいくつかあります。もちろん今回紹介できなかった場所も他にあり、もし義烏市で時間があれば足を延ばしてみてくださいね。

中国・義烏市の見どころ3選。世界中から人が集まる雑貨の町！