名称:大日本コンストラクションキャンプ(Dai Nippon Construction Camp)
住所:Temakin, Betio, Kiribati
太平洋のちょうど真ん中あたりに位置するキリバス。キリバスと言われてもどんな国なのか、聞いたことはあってもなかなかイメージが湧かないのではないでしょうか?キリバスは33の珊瑚礁から成り立っている島々で、350万平方キロにもわたって散らばっています。そして世界で最も早く日付が変わる国なんですよ。陸地が少なく人口11万人ほどの小さな国ですが、その美しい珊瑚礁はぜひ見てみたいもの。今回は、そんなキリバスの首都が置かれているギルバート諸島の島「タラワ」に注目して、観光スポットを紹介しましょう。
目次
消えゆく美しい珊瑚礁の国キリバス。首都タラワの観光スポットとは?
1. 戦争の歴史
第二次世界大戦中、キリバスのタラワが激戦地だったのは有名な話です。大日本帝国が占領し、タラワを要塞化してアメリカ軍と激しく戦いました。日本軍は玉砕してしまいましたが、その時の要塞跡などが現在まで残っています。要塞跡や砲台など、数々の戦争の遺物をタラワのベシオ島周辺で見ることができます。美しい海に囲まれた環礁の町タラワには似合わないものばかりですが、戦争の歴史を知ることができる貴重な観光スポットでしすよ。
2. キリバスの議事堂
キリバスの議事堂(Parliament Building)はヨットをモチーフにした、白く目立つ建物です。実は日本企業の協力のもと建てられた議事堂であり、そのロケーションは抜群。周りが海に囲まれているので、確かに海に浮かぶヨットに見えますね。中には食堂があり、食事をとることもできます。そして夜にはライトアップされ、タラワの満点の星空の下に浮かび上がるかのような、美しい光景を見ることができますよ。
名称:キリバスの議事堂
住所:Bairiki, Tarawa, Kiribati
公式・関連サイトURL:http://www.parliament.gov.ki/
3. キリバスカルチャーセンター
せっかくタラワまで訪れたのであれば、キリバスを含むパシフィックの人々の文化や歴史を学ぶのはいかがですか?タラワ島のビケニベウにあるカルチャーセンターでは、キリバスの昔の鎧や漁業の様子などが展示されています。観光地のようにしっかりとしたカルチャーセンターではありませんが、興味深い展示物を見ることができますよ。太平洋戦争の遺物などもあり、今では平和そのものといった雰囲気のタラワ島ですが、悲惨な歴史があったという事実を思い出させます。
名称:キリバスカルチャーセンター(Kiribati Cultural Centre)
住所:Bikenibeu, Tarawa, Kiribati
4. 美しい海
キリバスのタラワ島で一番の観光スポットは、なんと言っても美しい海でしょう。キリバスはそのアクセスの不便さから、観光客がとても少ない国です。首都が置かれているタラワの町でさえ宿泊施設などは数軒しかなく、整備された観光客向けのビーチなどもほとんどありません。しかし、整備などしなくてもタラワの海は透明度が抜群の美しさで知る人ぞ知る国なんですよ。ぜひのんびりと散歩しながら、タラワ島の海を堪能してくださいね。
◎まとめ
キリバスは環礁から成り立っている国であり、タラワも島自体が珊瑚です。とても美しい海はまるで楽園の様ですが、温暖化の影響でいずれは消えていく国とも言われています。さらにアクセスが困難で、フィジーからのフライトが一般的ですが航路が不安定で飛ばないこともしばしば。それでも珊瑚礁でできている国には一度は訪れてみたいですよね。これだけの見どころがありながら観光地化されていない素朴な雰囲気は、もしかしたら世界中でもほとんど残されていないのかもしれません。
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