名称:マンダラ・ハウス
住所:Kaohsiung Road, Blantyre
公式・関連サイトURL:https://societyofmalawi.org/the-mandala-house/
アフリカ南部の内陸国マラウイ。ブランタイヤは南北に細長いマラウイ南部の大都市です。国内最大の人口を擁し、政治の中心である首都リロングウェに対して、商業の中心とみなされています。東西南北への道路が交わることから交通の要衝でもあり、この地域の観光においては拠点となる都市。では、そのブランタイヤ自体を観光するとなるとどのようなところがあるでしょう。この記事では、ブランタイヤのおすすめ観光スポットを5選にまとめてお届けします。
目次
マラウイの商業の中心都市!ブランタイヤの観光の見どころ5選
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1. マンダラ・ハウス
市街中心部の緩やかな丘の上に建つマンダラ・ハウス(Mandala House)は、商都ブランタイヤ象徴ともいえる観光スポット。イギリスに本社を置くアフリカ交易の商社の、現地事務所兼責任者の役宅として1882年に建設されました。
当初は日干しレンガに藁ぶき屋根と、質素で現地風の建物でした。一時は銀行としても使われていたため、館内には金庫の重厚な鉄扉も残されています。近年まで商社の所有でしたが、21世紀に入ってオシャレなカフェレストラン兼グッズショップに変身!爽やかなテラスで緑の多い庭を眺めながら、ブランタイヤで優雅な昼食やティータイムを楽しむのもおすすめですよ。
グッズショップではアフリカの伝統工芸品や風景画などが販売されているので、ここでブランタイヤのお土産を購入するのもアリですね。
2. 聖ミカエル及諸天使教会
ブランタイヤの歴史的建造物観光でもう1つ欠かせないのが、聖ミカエル及諸天使教会(St Michael and All Angels Church)です。イギリス出身のプロテスタント長老派宣教師デイヴィット・クレメント・スコットのもとで1888年に建設が始められ、3年を費やして完成しました。スコットには建築設計のキャリアはなく、工事に携わった地元の人たちにももちろんキリスト教会を作った経験はなかったといわれていて、それでこれだけ本格的な聖堂が建てられたというのだから驚きです。
石ではなくレンガを積んだ教会には、ところどころ細やかなレリーフも施されています。内部も木材とレンガでできていて、シンプルながら落ち着く空間になっています。商業都市として発展目覚ましいブランタイヤにあって、歴史の長さを感じさせる観光名所です。
名称:聖ミカエル及諸天使教会
住所:Chileka Road, Blantyre
公式・関連サイトURL:http://www.stmichaelchurchmw.com/
3. マラウイ国立博物館
ブランタイヤ市街の南東にあるマラウイ国立博物館(Museum of Malawi)は、所在地名をとってチチリ博物館とも呼ばれています。展示は館内と屋外に分かれていて、前者は主に自然史、後者は産業史に関する内容になっています。館内ブースには、マラウイに生息する動植物の標本や隕石衝突痕周辺の鉱物サンプル、人類の先史にまつわる資料などが展示されています。
また屋外展示も人気で、アフリカ内陸の開拓期に活躍したさまざまな種類の蒸気機関車が置かれています。どれも個性的で、ほかでは見られないような形のものばかり!とくに男の子は、大はしゃぎすること間違いなしでしょう。国立とはいえ規模は決して大きくありませんが、充実の内容で満足度の高い観光スポットです。
名称:マラウイ国立博物館
住所:Kasungu Crescent, Blantyre
公式・関連サイトURL:https://ja-jp.facebook.com/MuseumsOfMalawi/
4. タバコオークション
A total of K32 billion has been realised in the first 4 weeks of this year’s tobacco sales.
— Capital FM Malawi (@CapitalFMMw) May 7, 2018
The amount has been confirmed by officials from Auction Holdings Ltd.
They further reveal that the amount is almost double the money realised during the same time in 2017.#CFMNews #Malawi pic.twitter.com/FK7djbmEP3
タバコはマラウイの農業生産額の70%をも占める重要な特産品。ブランタイヤはタバコの集積地および加工業の中心地です。
毎年5月になると、ブランタイヤ西部のリンベ地区にある巨大なオークション会場で、タバコ葉の競りが開催されます。大きな麻袋にいっぱいに詰められたタバコの葉に、仲買人が手際よく値を付けていくようすは、日本の魚市場や青果市場の競りと同じ!あれよあれよという間に麻袋に値札が挿されていきます。
日本の競りと同じく基本的に観光向けのものではないので、自由に見学することはできません。地元の観光ツアーに参加して、遠巻きに雰囲気を味わうようにしましょう。
名称:タバコオークション(Malawi Tobacco Auction)
住所:Limbe Auction Floor, M3, Blantyre
公式・関連サイトURL:https://bit.ly/2MAammT
5. カールスバーグ醸造所
カールスバーグといえば、デンマーク最大のビール会社として日本でもおなじみ。そのカールスバーグがデンマーク国外に初めて醸造所を設けたのが、マラウイなんです。ブランタイヤのマカタ地区にある醸造所では、年間3800万リットルものビールが製造されています。
今では経営母体は変わっていますが、カールスバーグの味とロゴはそのまま。工場はツアーで見学もできます。アフリカの熱い大地で、北欧の有名ブランドビールの工場を観光。もちろんそのあとは、すっきりとしたビールでのどをぐぐっと潤しましょう!
名称:カールスバーグ醸造所(Carlsberg Brewery)
住所:Malimidwe Rd. Makata Industrial Area, Blantyre
公式・関連サイトURL:http://www.carlsberg.mw/
◎まとめ
マラウイ南部の大都市ブランタイヤの観光スポットを5ヶ所ご紹介しました。マラウイでは最も歴史ある街の1つであると同時に、最も活気ある商業都市でもあります。そのため、歴史的建造物や商取引に関する観光がいろいろ楽しめますよ。周囲にはマラウイ湖をはじめとする自然あふれる観光名所も多く、しばらく滞在する拠点が欲しい時などにはもってこいの街といえるでしょう。
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