セスナ試乗体験！ヴィンテージカーも堪能するパラパラウムの観光スポット

ニュージーランドの首都は、北島の南部にあるウェリントンです。パラパラウムは、首都ウェリントンから45kmほど北東にあるカピティ海岸の中心的な街。とても過ごしやすい典型的なニュージーランド海洋性気候の穏やかなエリアです。約6kmほど沖には、島全体が保護区に指定されているカピティ島があります。パラパラウムを代表する観光スポットといえば、オセアニア地域最大規模を誇るヴィンテージカーの博物館。さらにパラパラウムでは、セスナでの遊覧飛行ではなく、試乗飛行ができるんです！家族でワクワク楽しめる遊び場や、自然の中でのんびりできる公園もご紹介。ウェリントンから公共交通機関で約45分と便利にアクセスできるパラパラウムへ観光に行ってみましょう。

1. サウスワード・ヴィンテージカー・ミュージアム

ヴィンテージカーに興味のある方は必見！パラパラウムには、オセアニア地域で最大級の規模を誇るヴィンテージカー博物館「サウスワード・ヴィンテージカー・ミュージアム」があります。

ニュージーランドのモーター業界に携わっていたサウスワード卿は、1956年からヴィンテージカーの収集を開始。魅力に取りつかれて増加した膨大なコレクションを恒久的に公開すべく、約6万平方メートルの広大な土地に博物館を設立しました。個人が造ったとは思えない規模のサウスワード・ヴィンテージカー・ミュージアムは、1979年から一般公開されています。

数百台にも及ぶ貴重なヴィンテージカーをはじめ、珍しい車やおもしろい車、航空機などを展示。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場するデロリアンDMC-12もありますよ。

この博物館には劇場、ショップ、カフェも併設。車好きな方はもちろん、大人から子供まで誰でも楽しめるサウスワード・ヴィンテージカー・ミュージアムは、雨の日の観光スポットとしても最適です。

2. セスナの試乗体験に挑戦！

パラパラウム・ビーチの近くには、1995年に民営化された「カピティ・コースト空港」があります。ニュージーランド航空がオークランドからの定期便を毎日就航しているほか、LCC（格安航空会社）による国内線も発着。レクリエーション用の飛行場としても利用されています。

パラパラウムへ観光に行くなら、セスナの試乗体験に挑戦してみませんか？カピティ・アエロクラブでは、フライトインストラクターと共にカピティ海岸やカピティ島の上空をセスナで飛行する操縦体験ができるんです！まず試乗の流れなどについて説明を受けたあと、セスナに乗りこみます。

あなたの席は、フライトインストラクターの左。飛行準備が整えば、テイクオフ！
パイロット席からの絶景と操縦体験は、きっと忘れられない思い出になるはずです。

3. ラウマティ・マリンガーデン

「ラウマティ・マリンガーデン」は、家族連れに大人気の公園です。「ラウマティ」はマウリ語で「夏」という言葉。カピティ・コースト空港から2kmほど南のカピティ海岸沿いにあります。

名前のとおりラウマティの公園ですから、夏の一番人気はウォーターパークエリア。小さな子供でも楽しく水と戯れることができるスプラッシュパッドは、飛び出る水と舞い散る水しぶきがエキサイティング！子供たちが大はしゃぎで遊んでいます。

木陰のテーブルセットやバーベキューエリアなども利用できて、ピクニックに最適。日曜日午後には、ミニチュア列車が走ります。遊具がいろいろそろっていて、花壇には色とりどりの花が咲き、駐車場も完備されているのでとても便利。地元の人たちでにぎわっていますが、もちろん観光客でも無料で入場できますよ。

4. クイーン・エリザベス公園

パラパラウム最南部にある「クイーン・エリザベス公園」は、自然を満喫できる観光スポット。砂丘や広大な芝生、内陸部には湿地帯もあるなど、多様な地形が楽しめます。サイクリング、ウォーキング、乗馬など、楽しみ方はいろいろ。バーベキューエリアやオートキャンプ場で過ごしたり、ピクニックもいいですね。

展望台からは海岸線やカピティ島が見渡せ、サンセットが美しい観光スポットとしてもおすすめ。ビーチ沿いを歩いたり、自然の中でゆっくりとくつろげる公園です。

◎まとめ

カピティ島が正面に見えて、広い砂浜のパラパラウム・ビーチ周辺にはカフェやレストランが多く、子供の遊び場やトイレ、駐車場もあります。小さな子どものいる家族連れでも安全に海水浴や日光浴を楽しんだり、バードウォッチングも可能。美しいサンセットが見られるスポットとしても観光しやすいビーチなので、夕方に近くを通るならぜひ立ち寄ってみてください。また、パラパラウムはチーズやアイスクリームなどが美味しいので、乳製品グルメも味わってくださいね。

セスナ試乗体験！ヴィンテージカーも堪能するパラパラウムの観光スポット