北米最大のショッピングモールもある!エドモントンの定番観光スポット4選

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北米最大のショッピングモールもある!エドモントンの定番観光スポット4選

カナダ中西部にあるアルバータ州。その中央部にある州都エドモントンは、州内ではカルガリーに次いで第2の都市です。年間を通してさまざまなイベントが開催されていることから、「フェスティバル・シティ」とも呼ばれています。トロントやバンクーバーなどと比べると、エドモントンは観光地としてはあまり有名ではないかもしれません。ですが、歴史を感じられる街並みや映画館や劇場、博物館などがたくさんあり、たくさんのアートにも出会えます。今回は、そんなエドモントンで定番の観光スポットをご紹介します。

目次

北米最大のショッピングモールもある!エドモントンの定番観光スポット4選

1. ウェスト・エドモントン・モール

出典: daveynin

1981年にオープンしたウェスト・エドモントン・モールは、北米最大かつ世界で10番目の規模を誇るショッピングモール!毎年およそ3000万もの人々が訪れ、エドモントンのみならずアルバータ州を代表する観光スポットになっています。施設内には800を超える専門店に100を超える飲食店、2万台分以上の駐車場のほか、北米最大の屋上遊園地や屋内プール、映画館や射撃場など、バラエティー豊かなアミューズメントが揃っています。

ここではファッションやコスメ、アクセサリーにジュエルなど、ありとあらゆるアイテムが手に入りますよ。バンジージャンプやミニゴルフといったスポーツ施設、100種類以上の海洋生物が飼育されている水族館などエンターテインメント施設もたくあんあるので、買い物に興味がない人でも存分に楽しむことができます。また、まるまる1日を過ごすこともあるモールで気になるのが食事。飲食店もバリエーション豊富で、本場のカナダ料理はじめ世界各地の料理の中から好きなものを選べます。

ショッピングが大好きな人はもちろん、そうでない人でも退屈にならないウェスト・エドモントン・モール。友人や家族、一人でも楽しめる、エドモントンでは外せない定番のスポットになっています。モールはとても広く、1日あってもすべて見て回るのは至難の業!訪れる前に気になるお店をピックアップしておくといいでしょう。買い物や遊びで疲れたあとは、人気のスパなどでリフレッシュしてみるのもおすすめですよ!

2. エルク・アイランド国立公園

絶滅の危機にあったエルクと呼ばれるアメリカアカシカを保護する目的で、1906年に設立されたエルク・アイランド国立公園。カナダで最古の野生動物保護区として知られ、エルクの他にもヘラジカやビーバー、バイソンなど多数の陸上動物に加え250種以上の野鳥が生息しています。

公園にはたくさんのハイキングコースが設けられていて、1~2時間ほどで回れるルートから3~4時間ほどかかる本格コースまでさまざま!コースごとに風景も変わるほか、同じ場所でも季節ごとに景色が変わるのも魅力的なポイントです。ほかにも小さな島々があるアストーティン湖ではカヌーを楽しむこともでき、夏にはキャンプ、冬にはクロスカントリースキーとたくさんの観光客が訪れます。

昼間のアクティビティが豊富なエルク・アイランド国立公園ですが、星空を楽しめる人気のスポットとしても有名!天気のいい日には、街の光や音がまったく届かない閑静な環境で、ブランケットを広げれば夜空に輝く無数の星を思う存分鑑賞できますよ。冬にはオーロラに遭遇できる日もあります。

3. フォート・エドモントン公園

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フォート・エドモントン公園はカナダ最大の史跡テーマパークで、64ヘクタールの広大な森林公園の中にあります。アルバータ州およびサスカチュワン州を流れるノース・サスカチュワン川の湾曲部にある国定史跡で、園内では開拓期や毛皮交易の時代をはじめとする1846年・1885年・1905年・1920年の特徴的な4つの時代が再現されています。SLに乗ったり、開拓時代のゲームをしたり、当時の調理法でパンを作ってみたり、ショッピングをしたりと、楽しみ方はさまざま!

1846年の通りでは、レプリカの砦で下車すると、年季の入った木材で築かれた物々しい壁が見られます。そこでは先住民族クリー族の一家の暮らしを垣間見たり、川岸にある部族の野営地でビーズ細工について学んだりすることができます。1885年通りは、農場や薄暗い鍛冶屋、ミリナリーと呼ばれる婦人帽子屋などの店を七面鳥が動き回る愉快なエリア。古い建物の中に入り、キシキシと音が鳴る古い階段を上がると、隠し部屋や畜舎を訪ねることもできますよ。

1905年通りにはテント街が広がっています。これは、エドモントンが都市へと変貌していく中で住宅不足に見舞われてしまったため作られた仮住居。街には消防車や電灯の光、路面電車などがあり、急激に発展していった様子が追体験できます。最後の1920年通りでは、ホテル・セルカークにあるジョンソンズ・カフェでお茶をして、クラシックな雰囲気でゆったりとした時間を過ごしてくださいね!

4. アルバータ州議会議事堂

エドモントン市民に「レッグ」の愛称で親しまれているアルバータ州議会議事は、荘厳な大理石の柱とオークの彫り物が特徴的な議事堂で、1912年に完成しました。建物前にある23ヘクタールの広大な庭園には噴水や美しい花壇が設けられ、夏にはエドモントンの子供たちが水遊びを楽しんでいます。また無料ツアーに参加すれば、豪華な議事堂内を見学できますよ。

建物は、20世紀初期にカナダやアメリカ国内で流行したヨーロッパ古典様式の1つボザール建築。外壁には2種類の石が使われていて、下部はバンクーバー島産の花崗岩、上部と柱はカルガリー近辺やアメリカのオハイオ州から取り寄せた砂岩で造り上げられています。アルバータ州議会議事堂は歴史好きにとくにおすすめの、エドモントンの観光名所の1つです。

◎まとめ

エドモントンは自然豊かで公園が多く、落ち着いた雰囲気の中で観光をすることができます。もちろんダウンダウンには流行りのクラブやバー、レストランなどもたくさんあり、ナイトライフも楽しめます。また、19世紀後半にエドモントン周辺でもわき起こったゴールドラッシュ時代を再現する「キャピタルEX(旧クロンダイク・デー)・フェスティバル」をはじめ、大きなお祭りやイベントがたくさん開催されています。エドモントンを訪れる際は事前にイベントが開催されているかチェックして、ぜひ旅のプランに追加してくださいね!

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