ケープタウンの世界的な有名観光スポット5選!

ケープタウンの世界的な有名観光スポット5選!

ケープタウンは、ヨハネスブルクに次ぐ南アフリカ共和国の大都市。南アフリカ南西部に位置する3つの首都の1つで、ケープタウンには立法府が置かれています。世界的に有名な喜望峰やテーブル・マウンテンなどの景勝地、喜望峰までレンタカーでドライブするならぜひ走ってほしい観光道路、ケープペンギンが生息するボルダーズ・ビーチ、世界遺産のカーステンボッシュ国立植物園など、ケープタウン観光で外せないおすすめのスポットをご紹介します。

南半球のケープタウンでは11月~3月が夏。ケープタウンには絞るのが難しいほどご紹介したい観光スポットがたくさんあるのですが、なかでも壮大なスケールの大自然を満喫できる観光スポットを厳選しました。

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ケープタウンの世界的な有名観光スポット5選!

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1. 喜望峰

喜望峰

ロマンのある名称で世界的に有名な「喜望峰」は、ケープタウンのみならず南アフリカを代表する観光スポット。ケープタウン南西部に位置するケープ半島の最南西端にある岬です。

1488年にバーソロミュー・ディアスが発見、1497年にヴァスコ・ダ・ガマが喜望峰を経てインドまでの海の道を確立。これによりポルトガルは繁栄を極め、ヨーロッパでの勢力を高めることができました。まさに名前どおり、ポルトガルの「Cape of Good Hope」。そして長い間、アフリカ大陸の最南端と信じられてきたのです。

駐車場から高台へ上がると、壮大な景観が広がっています。ここは喜望峰!南大西洋の海の向こうには、南米大陸や南極があります。

喜望峰

観光のベストシーズンは、乾季にあたる11月~12月ごろ。天気が良ければ、ケープ半島の南側を、喜望峰から東端のケープポイントまで、ディーアス・ビーチや海を見ながらハイキングしてみましょう。

絶景を見ながらアップダウンの少ない道を約1時間ほどで歩けるおすすめのコースで、運が良ければクジラのブロウやブリーチが見られることもあります。アフリカ原産の花や珍しい植物、ケープハイラックスやダチョウ、シマウマ、ヒヒなど野生動物との出会いも楽しみですよ。

2. チャップマンズ・ピーク・ドライブ

チャップマンズ・ピーク・ドライブ

ケープタウンから喜望峰へ、レンタカーで絶景ドライブを楽しみながらアクセスしてみませんか。ケープタウンをレンタカーで出発してハウト・ベイを過ぎると、「チャップマンズ・ピーク・ドライブ」という約10kmの有料道路があります。

チャップマンズ・ピーク・ドライブは、海沿いの断崖に造られたダイナミックな道路。爽快ドライブを楽しみながら、圧倒的な絶景を見られるおすすめのコースです。展望所も点在しているので、立ち寄って素敵な写真をいっぱい撮ってくださいね。

3. ボルダーズ・ビーチ

ボルダーズ・ビーチのペンギン

「ボルダーズ・ビーチ」は、アフリカ大陸で唯一のペンギン生息地。ケープ半島中東部、フォールズ湾に面したサイモンズ・タウンという街の沿岸には、かわいいケープペンギンが上陸するボルダーズ・ビーチがあり、観光客に大人気です。

ボルダーズ・ビーチのペンギン

観光用に設けられている木製の歩道から、体長60cmほどのケープペンギンを間近で見られます。かわいいペンギンパレードも必見!

この街では住民とケープペンギンが共存しています。ボルダーズ・ビーチ周辺に立ち並ぶ住宅の庭や道路の茂みなどに、ペンギンたちは巣を作って暮らしているんですよ。街の散策観光中に道路を渡るケープペンギンの姿などを見かけたら、決してペンギンにふれることなく、そっと見守ってあげてくださいね。

4. テーブル・マウンテン

テーブル・マウンテン(ケープタウン)

山の頂上が約3kmにわたってテーブルのように平らな「テーブル・マウンテン」は、ケープタウンのランドマークでもある観光スポット。頂上の展望台からは、ケープタウンの市街地やライオンズ・ヘッド、ケープ半島まで一望できます。

◆ロープウェイ

テーブル・マウンテン(ケープタウン)

テーブル・マウンテンの頂上へは、丸い回転式の65人乗りロープウェイで昇ることができます。回転しながら昇降するこのロープウェイは、360度のパノラマ絶景を見ながら空中散歩を楽しめる優れもの。天気の良い日には乗車行列ができるほど混み合うので、時間に余裕を持って行くようにしてくださいね。

◆トレッキング

テーブル・マウンテンをトレッキング(ケープタウン)

テーブル・マウンテンの山頂へ行くには、ロープウェイのほか、歩いて登ることもできます。ここは山全域がテーブル・マウンテン国立公園に指定されており、ジャコウネコやシカ、ヒヒなどさまざまな野生動物が生息。シルバーツリー(Silver Trees)や野生ランのディサ(Disa Uniflora)など約1500種の植物が確認されています。

複数のトレッキングコースが整備されているので、体力と時間のある方にはおすすめですよ。滝やケープタウン市街地の景色を楽しみ、動植物を観察しながら登ってみましょう。登山に適した靴を履いていれば、ロープウェイの乗車行列をエスケープするために急きょ登ることも可能です。

◆山頂遊歩道・カフェ

テーブル・マウンテン山頂の展望台

テーブル・マウンテンの頂上には遊歩道が整備されているので、ぜひ歩いてみてください。絶景を見ながらラテやケーキを楽しめるカフェもあります。

5. カーステンボッシュ国立植物園

カーステンボッシュ国立植物園「キャノピー・ウォークウェイ」

世界遺産「ケープ植物区保護地域群」の一角を占めるという珍しい植物園がケープタウンにあります。アフリカで最も美しい公園と評される「カーステンボシュ植物園」は、テーブル・マウンテンの南東山麓に広がる本格的な観光植物園。広大な園内に設けられた遊歩道を歩きながら、南アフリカ特有の多様な植物を観察することができます。

南アフリカ固有の低木は総称して「フィンボス」と呼ばれており、このフィンボスの珍しい植生も世界遺産に登録された理由の1つ。そんな様々なフィンボスが栽培展示されているフィンボスウォーク、巨大なバオバブの木、アロマガーデン、ハーブガーデン、芝生広場、池など、1日では回り切れないほど広い植物園に、また新しい注目スポットがオープンしました。

400本以上の樹木の合間にのびる「キャノピー・ウォークウェイ」は、全長約130mの空中歩行者通路。キャノピー・ウォークウェイからは、植物園全体や山々の眺望が楽しめるほか、バードウォッチングにも最適です。

カーステンボッシュ国立植物園「キングプロテア」

南アフリカの国花「キングプロテア」をはじめ、花の王様といわれるプロテアが約100種そろうプロテアガーデンも必見!プロテアに似たピンクッション、枝いっぱいに筒状の花をつけるエリカなど南アフリカの珍しい花々が咲き誇っています。

花がいっぱい咲くおすすめのシーズンは、南アフリカの春にあたる8~10月ごろ。その季節にケープタウン観光されるなら、ぜひカーステンボシュ植物園へ行ってみてください。

◎ケープタウンの観光スポットまとめ

ケープタウン

日本からケープタウンへの直行便はありませんが、イスタンブールやフランクフルトなどで1度乗り継ぐだけ行くことができます。香港やドーハなどで乗り次いで、ヨハネスブルグを経由する2回乗り継ぎであれば、比較的安価にアクセスすることができます。

ケープタウンは、わざわざ動物園に行かずとも、観光しながら野生動物に出会い、南アフリカ固有の植物を見られる自然いっぱいの観光地。南アフリカ第2の都市、ケープタウンへ観光旅行に出かけて、絶景や動植物とのふれあいを満喫しましょう。

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