名称:The Potemkin Stairs
住所:Prymorskyi Boulevard, 7, Odesa, Odessa Oblast 65000
オデッサは黒海に面したウクライナ第3の都市。ロシア帝国によって貿易港および軍港として整備され、現在に至るまで重要な地位を保持し続けています。また温暖で日照時間が多いことから、近年はリゾート地としても開発が進んでいて、ウクライナ内外から観光客が集まっています。そんなオデッサには、帝政時代に花開いた宮廷文化にまつわる観光名所や、映画史上欠かすことのできないロケ地など見どころがいっぱい!この記事では、ウクライナの百万都市オデッサの観光スポットを5か所取り上げます。
目次
映画史上最も有名なロケ地があるオデッサの観光スポット5選!
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1. ポチョムキンの階段
1841年に建造された、オデッサのシンボルともいえる観光名所です。正式には「プリモスキーの階段」という名称ですが、1925年のサイレント映画『戦艦ポチョムキン』で使用されたことで世界的に有名になり、「ポチョムキンの階段」と呼ばれるようになりました。
長さ142m、高さ27mのこの階段は、下に行くにつれて幅が広くなり、上から見おろすと実際より短く、下から見あげると長いように錯覚するようになっています。また、途中には9か所の踊り場があり、上から見た時は踊り場だけが見えるように、下から見た時は階段だけが見えるような仕掛けも施されています。
「映画史上最も有名な6分間」といわれる映画のシーンを見たことがなくても、その技巧的かつ雄大な階段は一見の価値アリですよ。見るのはいいけど昇り降りするのは大変…という人は、階段の脇にあるケーブルカーを利用しましょう。
2. オペラ・バレエ劇場
オデッサの代表的な観光スポットの1つオペラ・バレエ劇場は、1887年に4年の歳月をかけて建設されました。ルネッサンス様式とバロック様式が融合した建物で、2階の外壁にはプーシキンやゴーゴリなどオデッサゆかりの文人たちの胸像がはめ込まれています。
また、高らかな正面玄関を飾る神々の彫像もきらびやかで見事!ロシア帝政期の華やかな文化の息吹が感じられます。劇場ホールの絢爛さはさらに群を抜いていますよ。オデッサ観光に訪れたなら、ぜひチケットを入手して観劇してみて下さい。
名称:Odessa National Academic Theater of Opera and Ballet
住所:Chaikovs'koho Ln, 1, Odesa, Odessa Oblast 65000
公式・関連サイトURL:http://www.opera.odessa.ua/en/
3. オデッサ西洋東洋美術館
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— Hostelman.com (@Hostelman) April 16, 2016
当初は1923年に私設美術館としてオープンし、現在ではウクライナでもっとも国外の芸術品が充実しているミュージアムの1つとなっています。その名の通り収蔵品は洋の東西を問わず、なかには日本の浮世絵などもありますよ。
美術館自体も、1858年に建てられた瀟洒な建物で、観光の見どころの1つ。バロックとロココ様式が融合していて、決して大きな建築ではありませんが、ウェッジウッドのカップのようなターコイズブルーの外壁が目を引きます。
名称:Odessa Museum of Western and Eastern Art
住所:9, Pushkinskaya str., Odessa, Odessa Oblast 65026
公式・関連サイトURL:http://www.oweamuseum.odessa.ua/museum_en.htm
4. プーシキン博物館
ロシア近代文学の先駆けとして知られるアレクサンドル・プーシキンは、1823年から1年ほどオデッサに住んでいました。貴族層出身でありながら急進派といわれていたプーシキンは、政府に疎まれて地方での生活を余儀なくされていたのです。
西洋東洋美術館のすぐ近くにあるプーシキン博物館は、当時プーシキンが滞在していたホテルを改装したもの。館内には彼の部屋が再現されていて、自筆の原稿やスケッチなどの資料が展示されています。入り口にはプーシキンの銅像もあるので、観光の記念写真もお忘れなく。
名称:Odessa Pushkin Museum
住所:Pushkins'ka St, 13, Odesa, Odessa Oblast 65000
公式・関連サイトURL:https://bit.ly/2K4pw2P
5. ヴォロンツォフ宮殿
1830年にオデッサの総督だったミハイル・セミョーノヴィチ・ヴォロンツォフのために建てられた邸宅。その古典主義的な佇まいは、11年後に造られたポチョムキンの階段とセットで賞賛され、「南パルミラの黄金時代」と呼ばれる芸術の一時代を築きました。しかし、ロシア革命が起きると赤軍派の拠点となり、1936年からは子供用の課外活動施設(ピオネール宮殿)として利用されました。
こうした歴史的経緯もあり、現在の宮殿はかつての贅美な姿をとどめていません。ですが、観光名所として復元作業が続けられていて、とくに海に臨んで立つコロネード(ギリシャ風の柱廊)が新しい見どころとして注目されています。オデッサの若者が集うデートスポットになっていて、とくに夜はロマンチックな雰囲気に包まれますよ。
名称:Vorontsov Palace
住所:Vorontsovs'kyi Ln, 2D, Odesa, Odessa Oblast 65000
公式・関連サイトURL:http://www.odessatourism.org/en/do/landmarks/vorontsovskij-dvorets
◎まとめ
オデッサの観光スポット5選をご紹介しました。ほかにもオデッサには多くの美術館や博物館があり、ウクライナの文化と学術の拠点となっています。とくに古い映画が好きな人には、ポチョムキンの階段は1度は訪れてみたいロケの聖地といえるでしょう。オデッサを観光する際は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
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