長浜市でおすすめの観光スポット5選!黒壁や秀吉ゆかりの城を歩く!

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長浜市でおすすめの観光スポット5選!黒壁や秀吉ゆかりの城を歩く!

滋賀県北東部に位置し、岐阜県と福井県に隣接する長浜市。中心街は豊臣秀吉によって、長浜城の城下町として整備され、長浜城廃城後は北国街道や琵琶湖水運の要衝として発展しました。今回はそんな戦国時代の史跡や歴史的な建造物も多い長浜市のおすすめ観光スポットをご紹介します。

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長浜市でおすすめの観光スポット5選!黒壁や秀吉ゆかりの城を歩く!

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1.長浜城歴史博物館

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豊臣秀吉が初めて城持ち大名となって建てられたのが長浜城は、長浜市のランドマークともいえる建物で、江戸時代前期に廃城になり、現在では遺構は彦根城や大通寺に移築され、その跡にはわずかな石垣と井戸だけが残されていました。その後1983年に安土桃山時代の城郭をモデルに「昭和新城」として天守閣が復元され、現在天守閣の内部は歴史博物館として公開されています。

展示室は「ひらけゆく湖北・長浜」をテーマに、宗教・文化や秀吉と長浜に関する資料が多数展示されており、そのほか小堀遠州の美の世界や国友鉄砲、織物などの長浜の文化や歴史がわかりや解説とともに展示されています。

スライド・トライビジョン・ビデオ・イラストを用いて、テーマごとにわかりやすくまとめられているのも嬉しいポイント。また、琵琶湖はじめ美しい景色が広がる湖北を一望できる建物の5階にある展望台では、ナレーションや効果音によって作り出される雰囲気は、戦国時代の長浜がいかに重要な地であったかを実感できますよ。

2.ヤンマーミュージアム

ヤンマーミュージアムは、産業用や農業機械用などのディーゼルエンジンを製造および販売しているヤンマーが、創立100周年を記念して2013年にオープンした体験型ミュージアムです。館内では、ヤンマーの歴史や創業者・山岡孫吉の業績、ものづくりの仕組みなどを展示や映像、シミュレーターなどによって学びながら楽しむことができます。

ショベルカー・プレジャーボートの操作体験やボート操縦シミュレーター、当日先着順で開発試験用の建機シミュレーターなどができる展示室では、本物の重機に触れられ、学べ、楽しめるのが特徴となっています。癒しの空間が広がる、琵琶湖固有の動植物などを観察できるビオトープやエンジンの熱で温められた足湯のあるテラスでは、天気のいい日には芝生やベンチで昼食を楽しむこともできます。

そのほか、ミュージアムショップ&カフェではオリジナルのアイテムやメニューが提供されており、ここでしか手に入らないアイテムもあるのでお土産にもおすすめ。また、週末には事前予約制で木製エンジン組立体験などのものづくり系はじめ、さつまいも掘り体験やパンケーキ作りなど、さまざまなワークショップが開催されているので、ぜひ参加してみてはいかがですか?

3.鶏足寺

鶏足寺は、735年に僧行基によって開基された古寺でしたが、地理的悪条件などから次第に衰退していき、1933年には本堂が焼失してしまいました。その後は廃寺となって、現在では文化財とともに地元の住民手によって管理されています。

そんな鶏足寺は紅葉の名所として名高く、秋には200本のモミジで真っ赤に染まる絶景を見るために、日本各地からたくさんの観光客が訪れて賑わいます。まっすぐに伸びる緩やかな参道の石段や苔むした石垣は落ち葉で真っ赤に染まり、顔を見上げれば赤、橙、黄、緑の葉と空が作り上げる幻想的な風景を堪能できます。

4.長浜鉄道スクエア

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長浜鉄道スクエアは、旧長浜駅舎、長浜鉄道文化館、北陸線電化記念館の3施設から構成される鉄道博物館です。旧長浜駅舎は、現存する日本最古の駅舎で、当時のまま保存されています。鉄道文化館では、北陸線に関する鉄道史料と60mの鉄道模型がはしる線路を展示されており、北陸線電化記念館では、北陸線で活躍した鉄道車両2両が保存されています。

鉄道記念物にも指定されている旧長浜駅は、1882年に北陸線の始発駅として建設されました。当時はまだ江戸時代の雰囲気が残っており、洋風の建物はめずらしく、また駅もそれほど多くなかった時代だったので、一目見ようとたくさんの人が訪れました。施設内では、文明開化で賑わう当時の様子や、当時の面影がそのまま残された駅長室や待合室なども見ることができます。

2000年10月14日の「鉄道の日」に開館された長浜鉄道文化館は、旧長浜駅舎に隣接しており、長浜の鉄道史や鉄道模型が展示されているほか、琵琶湖水運に関する資料、北陸線を走った鉄道の模型車両などが展示されています。また、北陸線電化記念館では、北陸線の歴史的車両「ED70形1号機交流電気機関車」と「D51形793号機蒸気機関車」の車両2両が展示されているほか、交流電化と直流電化の違いや、全国の交流電車などについてパネルなどで子供にもわかりやすいように解説されています。

5.黒壁スクエア

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北国街道と長浜城から東に延びる大手門通りとの交差点は、「札の辻」と呼ばれ、古くから長浜の中心だったこの区域に黒漆喰の和風建築が広がる黒壁スクエアはあります。日本最大のガラス芸術における展示エリアとして知られる黒壁スクエアには年間およそ300万人の観光客が訪れます。

黒壁スクエアには、江戸時代から明治時代および昭和初期にかけての古い町並みをリノベーションした建てられた店舗やカフェが立ち並びます。 町の中心となる黒壁ガラス館は、1900年に建てられた銀行跡が生まれ変わってできた施設で、国内外のガラス製品がたくさん並び、体験教室なども開催されています。

そのほかにも周辺には、ガラス工房やギャラリーをはじめ、カフェ・レストランや体験施設などが町の中に点在しているので、落ち着いた雰囲気の中で町並みとガラスを楽しむことができます。観光だけなく、体験や買い物も楽しむことができるのも嬉しいポイント。長浜随一とも言われる黒壁スクエアは長浜観光では外せないスポットですよ!

◎まとめ

秀吉が開城した長浜城によって整備された城下町は、今では長浜市を代表する観光スポットになっています。ほかにも、現存する日本最古の駅舎や日本有数の紅葉名所など、滋賀と言えば琵琶湖のイメージが強いですが、長浜市だけでもこれだけの魅力的なスポットがあります。ぜひ、これらを参考に長浜市を訪れた際は、観光にグルメ、レジャーを満喫してくださいね!

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