「開国の地」下田で行ってみたいおすすめの観光スポット7選!

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「開国の地」下田で行ってみたいおすすめの観光スポット7選!

ペリーの黒船来航や「開国の地」としても有名な静岡県下田市は、伊豆半島の南部に位置する自然豊かな街です。白い砂浜と真っ青なビーチが広がることから、海水浴シーズンにもなると静岡県内外からたくさんの観光客が訪れています。海を眺めながら楽しめる温泉や歴史ある街並み、美味しい海産物などとにかく見どころ満載!今回は、そんな下田でぜひ訪れたいおすすめの観光スポットを7ヶ所ご紹介していきます。

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「開国の地」下田で行ってみたいおすすめの観光スポット7選!

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1.下田海中水族館

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天然の入り江に浮かぶ「下田海中水族館」は、その入り江を利用したイルカプールが自慢の水族館です。頭上をジャンプするイルカのショーに餌やり、ドルフィンタッチ、さらにはイルカと一緒に泳げるプログラムなど、イルカ好きにはたまらないアクティビティが充実しています。

なんとイルカプールにはペダル式のボートがあり、ボートに乗りながら間近でイルカたちを観察することもできちゃうんですよ。イルカとのふれあいは内容によって年齢制限が異なりますが、小さなお子様でも保護者が付き添えば参加可能なものもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

他にも、ペンギンとの記念撮影や餌やり、アザラシとのふれあい、ドクターフィッシュといった体験コーナーが目白押し!全国的に有名な水族館のような煌びやかな雰囲気はありませんが、動物とじっくりふれあいたい方には穴場スポットとなっています。

2.下田港内めぐり

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ペリー提督率いる黒船が来航したことで知られる下田港。その下田港を黒船に乗って周遊してみませんか?黒船「サスケハナ号」をモチーフに造られた遊覧船に乗れば、まるで幕末時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえること間違いなしでしょう。

船内から見渡せるのは、真っ青な海と下田を代表する数々の観光名所たち。黒船7隻がイカリを下したという「犬走島(いぬばしじま)」や「みさご島」、吉田松陰が黒船に乗り込もうとした「弁天島」、伊豆半島最大の山城・下田城があった「下田公園」など、下田の歴史を物語る重要なスポットが目白押しです。

毎年5月下旬には下田市最大のイベント「黒船祭」が開催され、全国からたくさんの幕末ファンが集まってきます。下田港は花火の打ち上げ会場となっているほか、本物の米軍艦がお目見えするなど大いに盛り上がるそうですよ。

3.白浜大浜海岸

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下田には美しいビーチがたくさんあるのですが、その中でも特に人気のビーチが「白浜大浜海岸」です。
周辺にはコンビニや飲食店、マリングッズのレンタルショップや宿泊施設となんでも揃っているので、若者からファミリーまで幅広い年齢層に好まれています。

真っ白な砂浜に透き通った海は、下田でもトップクラス!8月に入ってもクラゲが出ないため、天気が良ければ9月中旬頃まで海水浴を楽しむことができます。遊泳エリアとサーフィンエリアがちゃんと分かれているので、安心して遊べるのもうれしいですね。

時間に余裕がある方は、白浜神社を挟んで北側にある「白浜中央海岸」に足を延ばしてみるのもおすすめ。ここは「日本の快水浴場百選」に選ばれているほか、白浜海岸で唯一バーベキューを楽しめる海水浴場として知られています。

4.ペリーロード

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下田港に上陸したペリーが、部下300人を引き連れて行進したという「ペリーロード」。日米下田条約が締結された了仙寺(りょうせんじ)へと続く700mの小径には、昔ながらの姿を残したレトロなお店が軒を連ねています。柳の並木と石畳が造り上げる風情ある街並みは、とても美しいですよ。

映画やドラマの撮影にも度々使用されるというペリーロードですが、近年はインスタ映えする1枚を狙って足を運ぶ若者も多いのだとか。小径沿いに並ぶ古民家風の建物は、カフェやレストラン、アンティークショップとして営業しているので、食事やショッピングを楽しんでみてくださいね。

5.龍宮窟

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南伊豆屈指の「ラブパワースポット」として有名な「龍宮窟(りゅうぐうくつ)」は、ちょっと珍しいハート型をした洞窟。その可愛らしい姿は、洞窟のてっぺんにぽっかりと開いた天窓から眺めることができるのですが、龍宮窟が有名なのはハートビューだけじゃないんです。

洞窟に降りていくと、そこに広がるのはため息が出るほど美しい光景。天窓から降りそそぐ光が、洞窟に押し寄せるエメラルドグリーンの海をキラキラと照らす様子は、この上なく神秘的です。小さな岩が多く足場が悪いのが難点ですが、これは見に行く価値がありますよ!

ハートビュースポットへと向かう山道の途中には、龍神様を祀った「龍王社」があり、実はこの龍王社こそがパワースポットだと言われています。素通りせずにしっかり参拝すれば、きっとラブパワーもアップするでしょう。

6.爪木崎

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長方形の柱のような切れ目が無数に入った岩壁。マグマが地層の間に入ってそのまま固まったというこの柱状節理(ちゅうじょうせつり)は、下田にある「爪木崎(つめきさき)」で見ることができます。伊豆半島ジオサイトである爪木崎には、実は「野水仙の群生地」というもう一つの顔があるのです。

爪木崎一面を真っ白に染めるという水仙は、ピーク時には300万本にも及び、あたり一面を甘い香りで包み込みます。毎年見頃を迎える12月から2月にかけては「水仙まつり」が開催されるなど、街をあげて大盛り上がり!星空もきれいだと評判なので、夜に訪れてみるのも良いかもしれませんね。

7.下田公園

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ここ「下田公園」は、下田の全てを見渡せる場所といっても過言ではないでしょう。かつて伊豆半島最大の山城・下田城があった場所だけに、街全体を見下ろすことができるのもその理由の一つですが、下田公園には下田が歩んできた歴史と豊かな自然がぎゅっと凝縮されているのです。

「あじさい祭」で有名な下田公園では、桜やつつじ、紫陽花、藤、紅葉、椿、梅と四季を通して様々な草花が咲き乱れるほか、野リスや野鳥が多数生息。冬には白鳥の姿も見ることができるんですよ。キャンプ場やバーベキュー広場、運動施設も完備されているので、自然を満喫したい方にはおすすめです。

別名「城山公園」と呼ばれる下田公園は、北条水軍の拠点であった下田城(鵜島城)があった場所でもあります。今でも天守台跡や空堀跡は残されているので、園内を散策しながら探してみると良いですよ。

◎まとめ

温暖な気候に恵まれた下田には、自然あふれる観光スポットがたくさんあります。四季折々の自然と美味しい海産物を一年中楽しめるので、季節を選ばず訪れることができるがうれしいですよね。一方で、日本で最も早く開国した場所だけあって、幕末時代にちなんだ歴史スポットも目白押し!「下田開国博物館」で基礎知識を学んでおけば、より一層下田観光を楽しめますよ。

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