pH9のツルツル美人湯「下呂温泉」を観光と湯めぐり・足湯で満喫しよう!

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pH9のツルツル美人湯「下呂温泉」を観光と湯めぐり・足湯で満喫しよう!

pH9を超えるアルカリ性で、ツルツルまろやかなお湯が魅力の「下呂温泉(げろおんせん)」。美人の湯として有名な下呂温泉は、室町時代から草津温泉、有馬温泉とあわせて「日本三名泉」と称えられる天然温泉です。名古屋の北東約80km、岐阜県の中心やや東寄りに位置する下呂温泉は、名古屋から特急「ワイドビューひだ」で約1時間半、車なら東海北陸自動車道を利用して約2時間でアクセスできる温泉観光地。温泉街を歩きながら温泉寺を観光したり、支流の阿多野谷沿いを散策して温泉情緒を楽しめます。遊んで体験できる下呂温泉合掌村もおすすめ。下呂温泉の素晴らしいお湯を、源泉露天風呂や湯めぐり、足湯で満喫しませんか。

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pH9のツルツル美人湯「下呂温泉」を観光と湯めぐり・足湯で満喫しよう!

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1. 温泉噴泉地(源泉露天風呂)

下呂温泉 温泉噴泉地

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下呂温泉の源泉は飛騨川の河原に湧いていて、露天風呂として無料で浸かれる観光スポットになっています。ただし、画像のとおり丸見えで、囲いや更衣室など何もない露天風呂。誰でも自由に入浴できますが、水着の着用が義務付けられています。

源泉露天風呂は、温泉街を流れる飛騨川に架かる下呂大橋のすぐ近くにあるので、入浴する人もしない人も、ぜひ河原へ下りて立ち寄ってみてください。

2. 温泉寺

下呂温泉の温泉寺は、飛騨川の北側、山の手通りから見上げる石段を上がった先にある臨済宗妙心寺派の禅寺です。温泉寺へと続く長い石段は、173段!ちょっと大変かもしれませんが、高台にある境内からは下呂温泉が一望できるので、頑張って上ってみてください。

温泉寺の本尊は、温泉の湧出を知らせたシラサギ伝説の湯薬師如来。本堂前に祀る湯薬師如来尊像が鎮座するハスからは、今も下呂温泉の霊湯が湧き出ています。奥の部屋まで上がらせていただき写経をすれば、スーッと心が落ち着きますよ。静かで趣がある温泉寺は、下呂温泉でぜひ訪れたい観光スポットのひとつ。紅葉の名所としても知られています。

3. 下呂温泉合掌村

日本の原風景を再現した「下呂温泉合掌村(がっしょうむら)」は、温泉街の東部にある観光施設。白川郷や五箇山から移築された合掌造りの家屋が、自然いっぱいの敷地内に点在する野外博物館です。

村内は、道をはさんで「合掌の里」「歳時記の森」という2つのエリアにわかれています。「合掌の里」は、旧大戸家住宅、民俗資料館になっている旧岩崎家など、国指定重要文化財や国登録文化財の民家が多いエリア。お食事処や売店、足湯、影絵劇場、体験工房などがあります。

「歳時記の森」は益田造りの民家、神社、水車小屋、ローラー滑り台などがある、子供たちも楽しめるエリア。桜やアジサイ、モミジなど四季折々の自然にかこまれて、のんびり過ごすのにピッタリですよ。

4. 湯めぐり

下呂温泉 湯めぐり

出典: Tamago Moffle (CC BY-SA 2.0)

下呂温泉には有名老舗旅館の湯之島館や水明館、自然や温泉街の絶景露天風呂に浸かれる下呂観光ホテルなど、魅力的な宿がたくさんあります。せっかく下呂温泉に行くならばいろんなお風呂に入ってみたい、という方におすすめなのが、湯名人「湯めぐり手形」。湯めぐり手形に加盟している20か所以上の旅館やホテルから、好きな3か所のお風呂に入ることができるおトクな温泉パスポートです。

湯めぐり手形は、加盟旅館・ホテルや下呂温泉総合観光案内所、コンビニなどで購入可能。観光で楽しんだ後は、いろんなお風呂に入って温泉も満喫してみませんか。

湯名人「湯めぐり手形」は1300円で、6か月有効。宿によって曜日や時間など条件が異なりますので、公式ページで確認しておきましょう。手形は木でできていて、下呂観光の記念品にもなる優れものです。

※2018年5月の情報です。

5. 足湯

下呂温泉 足湯

出典: enterFrame / PIXTA(ピクスタ)

もっと気軽に下呂温泉のお湯に浸かるなら、足湯がおすすめ。下呂温泉には無料の足湯が8か所、有料施設内の無料足湯が2か所あります。

下呂温泉に初めてできた「鷺の足湯」、隣接したコーナーで温泉玉子を茹でながら足湯ができる「ゆあみ屋の足湯」、その上の下呂ロイヤルホテル雅亭にある「雅の足湯」「さるぼぼ黄金足湯」など、温泉街の観光の合間に、散策の休憩に利用してくださいね。

◎まとめ

下呂温泉まで特急「ワイドビューひだ」で名古屋から約1時間半、大阪・京都からも1日に往復1本の直通電車が運行されているアクセス便利な名湯、下呂温泉。歴史のある温泉街には、紹介した観光ポイントのほかにも、温泉専門の珍しい博物館「下呂発温泉博物館」、散歩に最適な「湯のまち雨情公園」など立ち寄りたい観光スポットや公衆浴場、足湯がまだまだあります。日本三名泉と称されたツルツルのお湯に浸かって、下呂の温泉情緒や観光を満喫しましょう。

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